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【2023年ベスト】ジャズ アルバム BEST 50その1「Aaron Parks Little Big/Live In Berlin」

2024-01-03 15:16:51 | 音楽夜話(ジャズ)
【2023年ベスト】ジャズ アルバム BEST 50その1「Aaron Parks Little Big/Live In Berlin」






2023年にリリースされた “ジャズ系” 作品の中から50作をセレクト構成・文/土佐有明
https://www.arban-mag.com/article/78791


ARBANというサイトで取り上げられた、2023年のジャズ・アルバム。


普段は5-60年代のモダンジャズを聴くことが多く、
それ以降のジャズやアーティストなど、なかなか定着して聴いていない。
情報も仕入れられるようでそうでないこともあり、どうしたら、
最近のジャズを仕入れられるか、今回、50枚のベストアルバムを紹介する
サイトがあったのでそれを参考に聴いていくことにする。
1日1枚聴けないから、どれくらいの期間の修行になるかわからないけど、
楽しみながら聴いてみたいと思う。




Aaron Parks Little Big/Live In Berlin




1.
Rising Mind 05:20
2.
My Mistake 06:26
3.
Solace 08:46
4.
Right in Front of Me 02:01
5.
Sports 09:59
6.
Here 06:17
7.
Kid 09:42
8.
Siren 11:30


Greg Tuohey - guitar
Aaron Parks - piano and keyboard
David Ginyard, Jr - bass
Jongkuk Kim - drums
Recorded at Zig Zag Jazz Club, Berlin, on May 17th 2023
2023年12月1日リリース


1曲目の掴みはいいと思う。2曲目はギターが吠える。
3曲目は頭から無調の現代音楽みたいなつかみで、その後は
旋律がかみ合わされる。4曲目はベースソロから。

5曲目のメロディーは初期のキースのソロを思い出すような
イメージがあって良かった。
LITTLE BIGはブルックリン系ジャズバンドとか。
その意味ではゆるくもあるが、ロックとも違い、ジャズの
音や香りのする音楽。引き込まれる。6メセニーみたいなギター
がいい。7いろいろ詰まっていて面白い。8クラシック調の旋律から
立ち上がってくるのがいい。グループとしてはまとまっており、
彼の才能も聴きとれた。41歳まだまだこれから。エヴァンスでなく
キースというところが、今どきだ。ブラッド・メルドーなどは
1970年生まれだけれど、それより若手の肩を並べるアーティスト
だという。いるところにはいるものだな。

1983年うまれ(41歳)10歳からピアノを学ぶ。13歳で大学早期入学、
16歳でマンハッタン音楽院に編入。18歳でテレンス・
ブランチャードのバンドに加入。
早熟の天才肌。1999年アルバム制作開始。カート・ローゼン
ウィンケル(g)とツアー。今どき。



ヤクブ・フルシャ指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ブルックナー交響曲第4番

2024-01-03 15:09:54 | 音楽夜話(クラシック)
1/3


4:00-6:30 20:00-22:30 RBB


ノイヴォルト:ヒッポグリフのためのキーフレーム(初演)
ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」


アンドリュー・ワッツ (CT)
テルツ少年合唱団
ヤクブ・フルシャ指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
2021年9月12日 ベルリン、フィルハーモニー


一曲目は現代曲。CT 少年合唱団 オーケストラによる。
最初は無調の雰囲気で終盤は、調性感のある解決で終わる。
さまざまなジャンル、楽器、声のコラージュ。


スーパー・オケのベルリン・フィルでのブルックナーは久しぶりかも
しれない。心配なく聴けてしまうのは、数少ないオケの一つ。
いなたいとか鄙びたとかいう雰囲気はないけれど、合奏力が
力を見せる。金管も輝き、木管も充実した響き、ホルンの鳴りが
気持ち良い。弦はある意味私などはいうことない。
隙なく音楽を埋めていく。
今回は音を置きに行ったりするようなことも聴かれ落ち着いて
なかなか雰囲気がある演奏だった。