MOBU'S MUSIC MAZE

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ロヴァ―ト・トレヴィ-ノ指揮 フランス放送フィルハーモニー管弦楽団&合唱団 マルサリス バーンスタイン

2023-12-23 10:25:31 | 音楽夜話(クラシック)
12月22日
 
4:00-6:00 20:00-22:00Flance Musique


プライス:希望の歌
マルサリス:チューバ協奏曲
1UP
2Booglo Americana
3Lament
4In Bird’s Basement
バーンスタイン:チチェスター詩編
同      :「ウエスト・サイド・ストーリー」から
「シンフォニック・ダンス」


フローリアン・シューグラーフ(Tuba)


アレッサンドラ・リツェロ(S)
サラ・ブレトン(A)
ムン・ヨンソン(T)
イム・チェウク(B)
フランス合唱団(リオネル・ソウ合唱指導)
ロヴァ―ト・トレヴィ-ノ指揮
フランス放送フィルハーモニー管弦楽団
2023年12月21日 パり、フランス放送オーディトリアムから生中継


1曲目は合唱曲。


2曲目、チューバ協奏曲は何かと聴きどころあり面白かった。
基本クラシック路線での作曲。特段、ジャズコードを意識した作りではない。
それが功を奏していると思う。3楽章のラメントが終わったら拍手が来た。
終演後も納得の拍手。これは聴きやすい分かり易い作品かも。


バーンスタイン:チチェスター詩編初めて聴く。強烈なエネルギーの第一部。
掴みはOKというか圧倒される。バーンスタインのオリジナル性は
こういうところにあり支持されているのだと思う。
2部は、暗転してソプラノ・ソロと合唱中間部は、対立する様な展開で、
作品の精度を上げ引きこむ。そしてソプラノによる、ピュアな旋律に戻る。
こういう展開は彼の独壇場だろう。
3部の不安な旋律の展開から、安堵の合唱へそのように展開していく
作りも精緻に行われている。それでいて伝わるという技がある。
バーンスタインの実力の凄さはこのようなところにあるのだろうと思う。


「ウエスト・サイド・ストーリー」から「シンフォニック・ダンス」
名作。これは、色々なところで、長い間演奏され周知されているので、
リスナーの耳も周知しているだろう。ノリノリの演奏でトリの曲・演奏
として、コンサートを立派に締めていた。