MOBU'S MUSIC MAZE

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ジェームズ・エーネス(Vn) ジェームズ・コンロン指揮 ローザンヌ室内管弦楽団 2023年11月22日 メンデルスゾーン モーツァルト

2023-12-01 11:36:28 | 音楽夜話(クラシック)
4:00-6:30 20:00-22:30 ESPACE2スイス国立フランス語放送


メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」Op26
同       :ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op64


ソリスト・アンコール
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV 1003より第3曲アンダンテ


ショスタコーヴィチ(バルシャイ編): 室内交響曲Op110a
モーツァルト:交響曲第34番ハ長調K338


ジェームズ・エーネス(Vn)
ジェームズ・コンロン指揮 ローザンヌ室内管弦楽団
2023年11月22日ローザンヌ、サル・メトロポール


今回の聴取の目玉は、メンデルスゾーンとモーツァルト。
室内管弦楽団の鳴り。ジェームズ・エーネス(Vn)は
1976年カナダ生まれ。一寸熱い感じのヴァイオリンを弾く。
使用楽器はストラディヴァリウス。
曲目に合わせているのかもしれないけれど、熱さがある。
終演後も会場はかなり湧いていて、アンコールのバッハで
沈めた。聴いていてその熱さが伝わるのがなんとも
わかりやすくていいと思った。


ショスタコーヴィチは、いまだにむずかしいというか
聴くのに考えてしまう。いいところもあるけれど、
そうでない世界に引っ張られることもある。難しい。
「考えるな、感じろ」のブルース・リーでは
ないけれど、それができれば苦労はないかも
しれないけれど凡人なので、そうはいかない。
彼のリスナーにはなれないかも。


落としどころはモーツァルトかも。起承転結の結。
34番はあまり聴いたことがないかも。
「ザルツブルクの趣味に従って、メヌエットを欠いた
3つの楽章からなる」(Wiki)とある。
聴いてみよう。


溌溂とした曲で、ショスタコーヴィチの靄付いたところを
払拭してくれた。こういう構成のコンサートも意図的に
アリなのかもしれない。コンロンはアメリカ生まれの指揮者だ
けれど、ヨーロッパでの活動が主らしい。


頭脳警察 パンタ氏のギター・・・。

2023-12-01 11:32:33 | アコースティック・ギター・トリップ
頭脳警察 パンタ氏のギター・・・。


今年、逝去された頭脳警察のパンタ氏。その後、ご本人の楽器庫から
ギターが盗まれ転売された。買い主はわかったものの、いわくつきの
ものだけに、買取店の買取~販売から買い手まで巻き込んで、ネットの
記事になっていた。


買取店は売り手の楽器が盗品でないか、盗難届が出ていないかチェックする
はずだし、売り手の身分証明も確認する。届と買い取りにタイムラグが
あって間に合わないこともあるだろう。
犯人は楽器を金に換えることが目的だったのか、遺品を狙い金に換えて
しまったのは犯罪とはいえ後味が悪い。


買い取ってそれは第3者に買われてしまった。法律的には買い取ったものに
対しての返還請求はできるとのことだけれど、買った側は「出会った運命の
ギターだから返せない」という。問題がややこしくなった。


遺族としては大切なものだけに返還を望むし、きっと、買い取った
価格プラス・アルファーがあればそれもという感じで、考えてるのかも
しれないが、「出会った運命のギター」買い手にどのような運命が
まっているのかわからないけれど、いい形で終息してほしいと思う。