MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

綾戸智恵「ジャズバーまいど」

2023-12-22 10:56:51 | 音楽夜話(ジャズ)
綾戸智恵「ジャズバーまいど」


時代が時代なら同級生で机を同じにしていたかもしれない・・・。
綾戸智恵さん。以前どこぞのジャズ喫茶か、
カフェ・バーで、彼女の1stか2ndアルバムが
かかっていて、耳を惹いた。
その後名前がわかるまで、アルバム・タイトルが分かるまで結構時間
かかったけれど、関西の方で歌っている人だという事がわかり、
ジャズ・シンガーなんだか微妙なラインで、ファンの
言い合いがあった時期もあったが、「綾戸智恵」というジャンルに
落ち着いた。

ピアノの弾き語りをやっていたこともあってか、昔取った杵つかでは
ないが、譜面台に歌詞カードを置いて、暗譜で弾いてしまうという、
いかにもシンガーだなという貫禄を示しながら、「まいど!」と
聞く耳を惹き付ける。


ピアノ伴奏も自分の歌のキーに合わせて、伴奏を考えるので、
コード進行がやっかいなJAZZでは余計に難しいだろうに。
それをきっと暗譜しているのは以前そうとう弾きこんだのだろうなと思う。


歌の方は、変わらぬ智恵節で、引き込み方がうまい。
トークも関西の叔母ちゃんの敷居の低さで、押しもあり引きもある。
声質は思ったほどくどく無く、雰囲気とそのオーラにやられてしまう。
エンタメ充分なのだ。


ピアノ伴奏の歌だけの空間。
お互いがリラックスした中での音楽体験はそうない。
そういう場を提供している彼女はある種の社会貢献を
しているともいえるのではないかとも思う。




綾戸智恵 おうちからMerry Christmas!
https://www.youtube.com/watch?v=vOF9MpZ0iAc



12月21日うまれのジャズマン パコ・デ・ルシア

2023-12-22 08:13:23 | 音楽夜話(ジャズ)
12月21日うまれのジャズマン パコ・デ・ルシア


パコ・デ・ルシアといえば、フラメンコだけれど、
この1枚でJAZZの仲間入りをしてしまった。
衝撃的な1枚。彼は、アドリブができず、
彼らに教えを請うたという話がある。
フラメンコにはアドリブという概念がないということだった。
でもそんなことは考えられないような演奏。
金・土曜日のサンフランシスコは燃えていた。


John McLaughlin, Paco DeLucia, Al DiMeola Friday Night in San Francisco 1980
https://www.youtube.com/watch?v=oGbLEco2Ezc


Saturday Night in San Francisco (Expanded Edition拡大版) (Live)
Al Di Meola,John McLaughlin,Paco de Lucía
https://www.youtube.com/watch?v=ErittKu73m4&list=OLAK5uy_k2dVtk8yBFPaUvywMspZEOgv7i1rqUn6Y&index=1


2023年今年逝去されたクラシック音楽家より ピアニスト編

2023-12-22 08:07:04 | 音楽夜話(クラシック)
今年逝去されたクラシック音楽家より ピアニスト編
年末になったので気にしてみたところ召されたかたが
らっしゃったのでその一部を。

メナヘム・プレスラー:ピアノ(99)
FMで以前良く流れていた。名前もよく見た。
本当に御高齢だったんだ。プレスラーと言えば、
ボザール・トリオ。定番だった気がする。
Mozart: Complete Philips Recordings
https://www.youtube.com/watch?v=lhIVb6e-sD0&list=OLAK5uy_nZ0XGYZatAW0wWdNJE_vNhIY8TCBLyljI


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アンドレ・ワッツ:ピアノ(77)
この方も以前FMできいていたことがある。
リスト弾きだったという事はしらなかったけれど、
人気のあった人だと思う。
André Watts Live in Tokyo
https://www.youtube.com/watch?v=NKQKpTsxg-8&list=OLAK5uy_lQ67-JRbyWnwRHKzLAaocBxHdhergzzSQ


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イエネー・ヤンドー:ピアノ(71)
この方はブログにも書いたけれど、
ナクソス・レーベルのピアノの中核に
いたと思われる。アルバム数も多かった。
実力派。


Piano Sonata No. 14 in C-Sharp Minor, Op. 27 No. 2 "Moonlight": I. Adagio sostenuto
https://www.youtube.com/watch?v=lk5h3WnJk0Y&t=20s


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アナトール・ウゴルスキ:ピアノ(80)
ロシアのピアニスト。なにかエピソードが
あったと思うのだけれど、思い出せない。
亡命したり、難民キャンプにいたところを
見つけられ、グラモフォンから再デビュー
したりと、ある意味波乱万丈な人生を
送られていたのかもしれない。
1995年 A.ウゴルスキー ムソルグスキー「展覧会の絵」
https://www.youtube.com/watch?v=Mt39s2o4-yk


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イングリッド・ヘブラー:ピアノ(93)


以前、FMでよく流れていた。モーツァルトの
コンチェルトがすてきだった。


モーツァルト ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K.488
ヘブラー / ロヴィツキ/ ロンドン交響楽団
https://www.youtube.com/watch?v=TWuUf3aEfe4&t=8s