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H-2Bロケット 3号機打ち上げ (小さな衛星をのせて…)

2012年06月26日 | 宇宙 space
7月21日(土)に鹿児島県の種子島宇宙センターから、
無人補給機“こうのとり”3号機が打ち上げられます。

国産大型ロケット“H-2B”の3号機に搭載されるのですが、
今回は小型人工衛星5基とベトナムの人工衛星“F1”が一緒なんですねー

小型衛星は、
RAIKO(和歌山、東北大)、FITSAT-1(福岡工業大)、WE WISH(明星電気)の国産3基と、
NASA提供の2基。

地球の撮影や高速データ通信実験などに使われ、
大きさは1辺10センチのサイコロ型、RAIKOだけ2つ分の大きさになります。

5基はH-2Bで船内貨物として国際宇宙ステーション(ISS)に送られます。

そして、9月に星出彰彦宇宙飛行士が、
日本実験棟“きぼう”のロボットアームを操作して、宇宙空間に放出するんですねー

衛星は高度350~400キロの軌道を周回することになります。

またベトナムの“F1”は、
2008年から設計・製作を行っていた小型人工衛星。

ベトナム初の独自開発で、
衛星写真の撮影機能を持っていて山火事の監視などに活用予定です。

この衛星も1辺が10センチ、重量は1キロほどしかありません。

海外受注 って思ったんですが、
実は日本の人工衛星打ち上げ計画支援(ODA)によるものでした…

今回の“こうのとり”には、
小型人工衛星を“きぼう”から宇宙空間へ放出する装置が積まれています。

この装置を利用して5基の小型衛星と“F1”は、宇宙に放たれることになります。

国産大型ロッケットが運ぶ、6つの小さな人工衛星…
無事に軌道に乗ればいいですねー


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