昨年12月7日に金星周回軌道に入り、
軌道修正や試験観測を行ってきた探査機“あかつき”。
今月中旬からの定常観測の開始を前に、
追加の軌道修正が実施されたんですねー
これにより観測期間を2倍以上延びるようですよ。
追加の軌道修正
“あかつき”は12月20日に軌道を修正し、ほぼ予定通りの軌道に入っていました。
その後、機器を順次立ち上げて試験観測を実施。
ミッション達成における最低限の目標になる、
“ミニマムサクセス”に相当する観測が行われていました。
“あかつき”の場合の“ミニマムサクセス”は、
雲が東西方向に1周する1週間にわたって、
金星周回軌道上からいずれかのカメラによって画像を連続的に取得し、
全体的な雲の構造をとらえることになります。
そして今後目指すのは、
金星大気の3次元的な運動の解明や雷放電の確認、温度構造の観測といった、
打ち上げ前に予定していた“フルサクセス”。
この研究計画を進めるため、
4月中旬から定常観測へ移行することになっているんですねー
“あかつき”が定常観測前に行った追加の軌道修正により、
観測できる期間が約800日から約2000日と大幅に延びるそうです。
軌道修正の結果は後日。 成功していればいいですね。
軌道修正や試験観測を行ってきた探査機“あかつき”。
今月中旬からの定常観測の開始を前に、
追加の軌道修正が実施されたんですねー
これにより観測期間を2倍以上延びるようですよ。
追加の軌道修正
“あかつき”は12月20日に軌道を修正し、ほぼ予定通りの軌道に入っていました。
その後、機器を順次立ち上げて試験観測を実施。
ミッション達成における最低限の目標になる、
“ミニマムサクセス”に相当する観測が行われていました。
“あかつき”の場合の“ミニマムサクセス”は、
雲が東西方向に1周する1週間にわたって、
金星周回軌道上からいずれかのカメラによって画像を連続的に取得し、
全体的な雲の構造をとらえることになります。
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4つのカメラによる金星疑似カラー画像(昨年12月撮影)。 |
そして今後目指すのは、
金星大気の3次元的な運動の解明や雷放電の確認、温度構造の観測といった、
打ち上げ前に予定していた“フルサクセス”。
この研究計画を進めるため、
4月中旬から定常観測へ移行することになっているんですねー
“あかつき”が定常観測前に行った追加の軌道修正により、
観測できる期間が約800日から約2000日と大幅に延びるそうです。
軌道修正の結果は後日。 成功していればいいですね。