宇宙のはなしと、ときどきツーリング

モバライダー mobarider

燃やすのは せつないような…

2008年10月24日 | 宇宙 space
欧州宇宙機関打ち上げた無人補給宇宙船(ATV)の“ジュールベルヌ”

約7ヶ月の任務を終え、流れ星になりました。



“ジュールベルヌ”が大気圏に再突入したのが9月29日、
高度75キロでバラバラに… 破片は燃えながらニュージーランドの東に落下したそうです。



打ち上げは今年の3月9日、フランス領ギアナのクールー“ギアナ宇宙センター”からでした。

全長10メートルの“ジュールベルヌ”は、4月3日には国際宇宙ステーション“ISS”に自動でドッキング。
7.5トンの物資や水、空気を滞在する宇宙飛行士3名に届けるとともに、大気の抵抗により高度が下がっていたISSを持ち上げました。

初打ち上げで予想を超えた実績を残せたのは立派ですね。
最後は綺麗な光を残したそうですよ。

欧州宇宙機関では今後4機の無人補給機の打ち上げを計画、次回は2010年の予定です(スペースシャトルの退役予定の年ですね)。

ちなみに、組み立てと打ち上げには1機あたり約450億円の費用が必要だそうです。