宇宙のはなしと、ときどきツーリング

モバライダー mobarider

来年にはPSPサイズのパソコンが出るかも?

2007年04月27日 | ~2010年 モバイル ・PC
先週北京で開催されたIDF(インテル・デベロッパー・フォーラム)なんですが、モバイル関連の気になる情報が出ててきました。

インテルによると2007年は、チップのサイズを小さくするそうです(もう2007年ですが…)。
このため平均消費電力を低くでき、バッテリー駆動時間の延びが期待できるそうです。
ただ熱設計消費電力(TDP)がそれ程削減出来ないため、システムの小型化は難しいとのこと。

参考展示は富士通が行っています。
(国内発売の正式発表はまだありません。)

ただ、国内メーカーでもう一社製品を検討しているという噂があるようです。
ソニーなら製品化の可能性は高そうですね。



そして2008年は、消費電力を減らすのがテーマだそうです。
なんせ、2006年と比べて熱設計消費電力と平均消費電力は4分の1、
待機時消費電力は5分の1になるとのこと!

システムは小型化、バッテリー駆動時間は大幅に延びるかもです。
実際には液晶、HDD、メモリなども進化して省電力となるので、バッテリー駆動時間はもっと延びる可能性がありますね。


台湾のCOMPALが参考展示しています。
なんとソニーのPSPと同じサイズだそうです。
(実際には厚みが少しあるようですが…)



まぁー、小さくなるのは嬉しいのですが
消費電力の削減を行うと、どうしても性能の低下(妥協?)が気になりますねー

これに対してインテルでは、クロック周波数が2GHzという超低電圧版CPUでは考えられないアプローチをとるようです。

今より小さなモバイルマシンに2GHzのCPUが… 本当に可能なのか疑問ですよね。

かな~り怪しいのですが、一応、SpeedStepテクノロジ(クロック周波数や電圧などを動的に変更)や、C6ステート(待機時消費電力を劇的に削減)などの追加により、トータルで省電力を実現するそうです。

とりあえず、これからも小さなPCが出るのは嬉しいことです。
メーカーには販売価格の削減もお願いしたいですね。