「人間はいつかは死ぬのだから今日の一日が大切である」と瀬戸内寂聴さんがTVで言っていた。説法もお笑いやジョーク入りで人気があるようだが、今一、どうも、ドウモである。
「今日の一日を大切に」などと、言うは易く行うは難し・・・・であろう。
何をどうして大切にするのか、解っているようで解らないのである。その前にそんな意欲はコレッポッチのもない。
この歳になると、唯、漠然と朝起きて何かを食って . . . 本文を読む
ここ十数年くらい前から男性定年退職者などが料理に手を出すようになった。
「男子厨房に入ろう」「男の食事学」などユニークな名前を付けてバンダナ、エプロン姿で調理に勤しんでいる姿は微笑ましい限りである。
老人クラブでの料理教室に参加したことがあるが、後片付けも手際よく、盛りに使う皿以外の鍋釜は既に洗っていて日干しをしていてその手際良さには驚く。
定年した日に妻から「暇になったのだから朝食くら . . . 本文を読む
喫煙車、正確に言えば喫煙車両か・・・
先日、新幹線を利用した。大阪で「ひかり」から「こだま」に乗り換えた。22番線から20番線まで3分しかなかったが駆け込みで間に合った。
息せき切って飛び乗った車両が喫煙車であったのだ。乗客は半分くらいで女性が煙を燻らしていたので初めて気が付いた。そのうち、後ろの座席、横の座席からもタバコに火を付けたのである。車内を見廻すと、アチコチで狼煙のように煙が上が . . . 本文を読む
叔父の訃報に接し告別のため帰郷した。
序でに、予てから見ておきたいと思っていた「瞼の原風景」に足を延ばした。
小学校時代の夏休み等は毎日のように魚釣りや泳ぎをした川幅10m位の川で「蛇淵」と呼ばれていた直角に近く曲がっていて蛇が何かを飲み込んだように腹の膨れた状態になっている個所が(私の推測)・・・今は当時の姿は殆んど無く・・・それでも往時を僅かながら偲ばれる。暫し佇むのである。
中学 . . . 本文を読む