マロンの庭 

愛犬マロンとの思い出の庭

国木田独歩も歩いた散歩道

2006年09月08日 23時02分27秒 | 近所
玉川上水に架かる桜橋あたりまで散歩した。
桜橋の袂に草木に隠れた国木田独歩の
文学の碑がある。
そこから上流に少し歩くと独歩橋があり
本来はここに碑があるべきはずだが
小さな橋だからか
バス通りのこの大きな桜橋に碑を
建てたのであろう。
この碑には『武蔵野』の第6章の一節が
書かれている。
境とは駅名の略称であり、
この辺りの地名でもある。

独歩は9月7日にここへ来ている。茶屋のおばあさんに桜の頃に来ないで、
何でこんな時季に?東京の人は呑気だと!ここは桜の名所なのだと!


私も独歩と同じように上流に向かって歩いてみた。
上水の南側には山野草がフェンスに守られて残っているが
独歩が通った頃は桜花は咲かなくも、
もっと色々な山野草が咲いていたと思う。
★ツルボ★
優しい淡いピンクの花があちこちに咲いていて昆虫を呼んでいた。

★ヤブミョウガ★
白い花から青い実へ
夏から秋へバトンタッチ・・・。


上を見ると紅葉にも負けない緑の★モミジ★が日に映えて綺麗!
マウスオンで・・・プロベラを付けてそろそろ飛ぶ準備か!

大木のほとんどの葉が虫食いなのかレースのように青空に透けていた。

何度も通った見慣れた道だけど・・・
ブログの投稿がなければ見過ごしていた。
読んだ事もない『武蔵野』まで調べて
分からない草花の名前も調べるし
ついつい夜更かしするけれど
認知症予備軍の私には
ブログって悪くない!