桜橋の袂に草木に隠れた国木田独歩の
文学の碑がある。
そこから上流に少し歩くと独歩橋があり
本来はここに碑があるべきはずだが
小さな橋だからか
バス通りのこの大きな桜橋に碑を
建てたのであろう。
この碑には『武蔵野』の第6章の一節が
書かれている。
境とは駅名の略称であり、
この辺りの地名でもある。
独歩は9月7日にここへ来ている。茶屋のおばあさんに桜の頃に来ないで、
何でこんな時季に?東京の人は呑気だと!ここは桜の名所なのだと!
私も独歩と同じように上流に向かって歩いてみた。
上水の南側には山野草がフェンスに守られて残っているが
独歩が通った頃は桜花は咲かなくも、
もっと色々な山野草が咲いていたと思う。
★ツルボ★ 優しい淡いピンクの花があちこちに咲いていて昆虫を呼んでいた。 |
★ヤブミョウガ★
白い花から青い実へ
夏から秋へバトンタッチ・・・。
上を見ると紅葉にも負けない緑の★モミジ★が日に映えて綺麗!
マウスオンで・・・プロベラを付けてそろそろ飛ぶ準備か!
大木のほとんどの葉が虫食いなのかレースのように青空に透けていた。
何度も通った見慣れた道だけど・・・
ブログの投稿がなければ見過ごしていた。
読んだ事もない『武蔵野』まで調べて
分からない草花の名前も調べるし
ついつい夜更かしするけれど
認知症予備軍の私には
ブログって悪くない!
どっぽりと独歩の世界に入り込んだことでしょう。
私もブログのお陰で頭が退化するのを食い止めています。これはかなり高齢まで続けられそうです。
我が家の紅葉のたけとんぼも飛び立ちそうです。
そのころの武蔵野を歩いてみたいですね。
叶わぬこととなった今は、「武蔵野」を読み今の武蔵野を歩いてみようかと思いました。
国木田独歩の《武蔵野》は昔揃えた日本文学全集に
有りましたが読んでいません。JR総武線の武は
武蔵野の武と思いますがこちらから一本で行けるのに
三鷹より先には余り足を運んだことが有りません。
駅から奥に入ると良い所とは知っています。
武蔵野や色んな草花の源など調べることは知識が
増えてとっても良いことだと思います。
日記読んで 楽しくなりました.
又 遊びに 来ます.
おまけ編
そういえば 昔 武蔵野の神代寺と言うところに
行きました 神からの清い水が出たと言う事で
工場たてた見学に行きました...
神代寺.誤字だったらごめんなさい.
大岡昇平の武蔵野夫人のモデルになった国分寺崖線を辿る散歩道もお勧めコースです。
冬になると都内から中央線で吉祥寺駅辺りまで来ると急に空気が良くなり冷えてきます。
市では緑と花の課が有って緑の保全に力を入れています。
その傍には神代植物園があります。どちらもジンダイと呼びます。
そこから北へ4kmにcocoaの家があります。
武蔵野市ばかりではなくかなりの広範囲を武蔵野と呼びます。
こんばんは!
昭和36年に武蔵美大の学生だった時に吉祥寺に住んでいたという人に帯広で会い国木田独歩の武蔵野の話がでて帰ってきたところcocoaさんのブログを拝見し嬉しくなりました。
会社からさして遠くは無く、友達も結構住んでいる一郭でありながら、ここ数年足が遠のいています。
以前も幾度か色々な所を紹介頂いて、行こう行こうと思いながら行けずにいます。
また行ってみたくなりました。
国木田独歩の武蔵野は、僕も中学か高校時代に読んだ記憶があります。
風景は大きく変わったとは言え、まだまだ自然が多く残るこの一帯、文学の一行一行を思い出しながらあるくのも素敵ですね。
僕もこの地ではありませんが、ちょっと北上した狭山丘陵など、まだまだ武蔵野の面影が残る雑木林を歩いたりするとこの小説を思い出します。