まつちんの北海道周遊記

北海道内をあちこちドライブで出かけ、風景を中心に書き込んでいきます。たまに小ネタも混ぜますんで、ひまつぶしに見てね。

鹿の子沢(その5)

2009年08月20日 | 網走管内
前回からのつづき

糸ひき滝を見ながら、しばし休憩をとってから、
さらに登りはじめました。
いよいよ道はどこをどういうふうに続いているんだか、
よく分からなくなります。


迷わないように気を付けて登らないといけません。
迷えば、間違いなく遭難してしまいます。



それでも、かろうじて見える道を慎重に進んでいきますと、
中が窪んだ岩が見えてきました。


屏風岩です。
ここでは願い事をかけて、小石を積み上げるんだそうです。


ですが、それを知ったのは後になってから。
当然、願い事もせずに通過してしまいました。



屏風岩を過ぎると、
道は容赦なく険しくなります。


足元も滑りやすく、一歩一歩踏みしめて行かないといけません。
で、登っている途中で気付きました。

これは普通に登山です。
決して、ジーパンにスニーカーで
カメラ片手に来るような所じゃございません。
ですが、せっかくここまで来てしまったのです。
気合を入れて、最後まで登りきることにしました。



やがて、またしても岩が見えてきました。

今度のは不動岩と言うそうです。
斜面に突き刺さっているようですが、
ちょっとやそっとじゃ、びくともしないその様は
まさに「不動」という言葉がしっくりきます。



ここまで登れば、てっぺんの展望台はもうすぐです。

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鹿の子沢(その4)

2009年08月19日 | 網走管内
前回からのつづき

枝をかき分けて、さらに先へと突き進んで行きますと、
またしても岩が見えてきました。



今度のは見上げるほどの巨大な岩です。

雲突岩です。
高さ60メートルもある一枚岩の岩肌は険しく切り立っており、
見ているだけで圧倒されてしまいます。


上を見上げますと、岩がせり出しております。

今にも何かの拍子で落ちてきそうで、怖いです。


さらに進んで行きますと、今度は滝が見えてきました。

糸ひき滝です。
15メートルの高さに対し、幅は7メートルもあり、
細い糸をひくように静かに流れ落ちております。


ここまで登ってくるのに、結構体力を使いましたが、
やさしい滝の音がなごませてくれます。


でも、頂上への道はまだまだ続くのです


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鹿の子沢(その3)

2009年08月18日 | 網走管内
前回からのつづき

三本桂の木を後にし、先を進みますと、
大きな岩が姿を現しました。


忍び岩です。
これは山から落ちてきた石でして、中に洞窟が出来上がりました。
洞窟は20畳ほどのスペースがあって、
仏様の壁画なんかも描かれているそうなのですが、
入り口がこのとおり非常に狭いのです。


私の出っ張ったお腹がつかえてしまいそうなので、
中に入るのは断念いたしました。



角度を変えてみますと、
本当に大きな岩なんだというのが実感出来るかと思います。



ここから道はどんどん険しくなっていき、


さらに進んで行きますと、木の枝なんかで道がふさがっていました。


ここで道はおしまいかと思いましたが、
よく見ますと、その向こうに看板らしきものを発見。


「本当にこの先、進めるのか?」
という感じがしなくもありませんが、
枝をかき分けて、とにかく進むことにしました。




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鹿の子沢(その2)

2009年08月17日 | 網走管内
前回からのつづき

森の中にあるあずまやを過ぎ、
高い高い木を見上げながら、さらに進みました。



小川を越え、その先に目にしたものは、


桂の木です。

これは置戸町のシンボル的存在となっている三本桂の木から
つぎ木増殖した後継樹です。
ここに植えられたのが平成19年と言いますから、
まだまだ若い木なのでしょうが、
もう見上げる位にまで成長しております。



さらに道の奥へと進みまして、


その先にありましたのが本家本元の「三本桂」。

樹齢200~299年。
幹の周りは300cm!


根元から三本の木が28メートルの高さにまでそびえており、
森の主と呼ぶにふさわしい姿です。


何とも言えぬ、威厳すら感じられます。


ここから道は急に登っていきます。

何やら気軽に行っちゃいけないような気がしますが、
とりあえず先へと進むことにしました。




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鹿の子沢(その1)

2009年08月16日 | 網走管内
前回からのつづき

おけと湖から道道211号線をさらに進みまして、
景勝地「鹿の子沢」に立ち寄りました。
鹿の子沢までは道道からそれて、
ダート道を800メートル程進みます。


このとおり、非常に細い道でして、
車がすれ違うことは出来ませんが、
ここを訪れる人はほとんどいないようでして、
それほど気にする事はなさそうです。



やがて、誰もいない駐車場に到着。
そこからすぐの所に見えるのが虹の滝です。


高さ13メートルの滝は季節や角度によって、
その姿を変えるそうで、時折、その名のとおり、
虹を見ることが出来るそうです。


この日、虹を見ることは出来ませんでした・・・

滝を横目に見ながら、階段を登って行きますと、

滝口にたどり着きました。

下のほうはちょっと見えませんね。
下をのぞきこもうとして、あんまり身を乗り出すと、
落っこちてしまいますので、これが限界です


さらに進みますと、森の中にあずまやを発見。

ここで休憩するのも一つですが、
鹿の子沢散策はまだ始まったばかり。
休まずにさらに進む事にしました。



<この日の走行距離>釧路からここまで190キロ(おけと湖から9キロ)


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おけと湖

2009年08月15日 | 網走管内
前回からのつづき

本別からは芽登を経由して、道道88号線を北上しました。
芽登から先の道は木々に囲まれているため、
周りの景色を楽しめるわけでもなく、
交通量が少ないうえに、比較的直線も長く続くので、
運転も単調になりがちです。
という訳でして、眠気との戦いになりがちな道かもしれません。


それでも何とか眠気に打ち勝ち、たどり着いたのがおけと湖。


おけと湖は鹿ノ湖ダムによってせき止められて出来た人造湖です。


周囲13.4キロもあるこの湖では
夏はヤマメやアメマス、
冬は結氷してワカサギ釣りを楽しめるそうです。



対岸の高台にはメモリーハウスが見えました。

この建物は温泉宿泊施設だったようですが、
どうやらしばらくの間休業しているようです。



ところでダムと言えば、ダムの事について音声ガイダンスを
してくれる機械が備え付けられておったりしますが、
大抵はそんなものに興味を示すことなくスルーしてしまいます。


ですが、ここのはひと味違うのです。
何ってたって、案内役の面子が


安田顕、間寛平、笑ハンティングの3組!
そうそうたる陣容じゃありませんか。
何故、この3組なのかと言いますと、この看板によると、

≪安田顕≫
ダム案内板から流れる俳優安田顕さんのアナウンスは平成12年9月28日、
HTB「鈴井の巣」というバラエティ番組で鹿ノ子ダムが取り上げられ、
訪れた際に番組企画の一環として収録したものです。

≪間寛平≫
平成17年6月25日、鹿ノ子ダム水源地域ビジョンの一環である
「おけと物語おもてなしマップ」第1回ワークショップ、
キックオフセミナーの講演に訪れた際に
ご協力をいただき収録したものです。

≪笑ハンティング≫
平成17年11月12日、鹿ノ子ダム水源地域ビジョンの一環である
「おけと物語おもてなしマップ」第6回ワークショップ、
アイディア笑ルームに司会役として訪れた際に
ご協力をいただき収録したものです。



こんな山奥のダム湖でこの3組に出会えるとは思えませんでしたね。


<この日の走行距離>釧路からここまで181キロ(本別から77キロ)


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道の駅「ステラ★ほんべつ」

2009年08月14日 | 十勝管内
8月8日(土)
ここんところ、土・日となると雨がちの天気ばかりで、
出かける事がなかなか出来ませんでしたが、
ようやくこの日は晴れてくれましたので、
置戸方面へと足を伸ばしてみました。



その途中、最初に立ち寄りましたのは
道の駅「
ステラ★ほんべつ」。

今年の4月にオープンしたばかりの道の駅です。
この建物は平成18年4月にふるさと銀河線が廃止されるまで、
鉄道の本別駅として使われておりました。



鉄道が廃止されてから、3年程しかたっていませんが、
今ではその痕跡がわずかに残っている程度でして、
当時の鉄道を知っている方でしたら、
その変貌ぶりに驚かれるのではないでしょうか。


ホームも取り壊され、レールもほんのちょろっとしかありません。


ところで本別町は豆の産地です。
道の駅内の売店では地元で採れた色んな種類の豆が販売されております。
その前では豆をモチーフにしたマスコットキャラクターが
微笑んでおりました。


その名も「元気くん」と言うそうです。
本別町のカントリーサインも確かこいつでしたな。

<この日の走行距離>釧路からここまで104キロ


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博多ラーメン ふくちゃん

2009年08月13日 | 釧路のこと
昭和にある「博多ラーメン ふくちゃん」へ行ってきました。

いただいたのは博多野菜ラーメン(750円)。

メンマ、紅しょうが、乾燥わかめはお好きなだけ入れられます。
本場博多とは勝負出来ないかもしれませんが、
すっきりとした味わいのあるスープは
今まで道内でいただいたとんこつ系ラーメンの中で、
ここが一番自分の好みにあうと思います。
久々にスープを飲み干してしまいました。



お店の住所は釧路市昭和中央4丁目3-5。
ジャスコの近くです。



↓お店について詳しくはこちらで
道東e味サーチのページ(博多ラーメン ふくちゃん)


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道の駅「南ふらの」

2009年08月12日 | 上川管内
前回からのつづき

三段滝公園から富良野へと向かい、
そこから国道38号線を釧路に向けて進みました。


途中、道の駅「南ふらの」に立ち寄りました。


ここでお昼ご飯をいただく事にしました。
いただいたのは「なんぷエゾカツカレー」(950円)。


カツはその名のとおり、エゾ鹿肉を使用しております。
エゾ鹿って独特のくせがあって、好みが分かれる所だと思いますが、
このカツはそんなくせがほとんど感じられません。
おいしくいただきました。



道の駅のそばではちょうどラベンダーの花が咲いておりました。

晴天のもと咲く薄紫色の花々は鮮やかで、
いかにも北海道らしい風景が広がっておりました。


紫と緑のコントラストが見事です。
こんな風景を眺めているとさわやかな気持ちになりますね。



<この日の走行距離>札幌からここまで192キロ(三段滝公園から68キロ)




ここからは真っ直ぐ釧路へと帰りました。
これにて2泊3日の旅、終了!



<この日の総走行距離>410キロ
<3日間の走行距離>1179キロ



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三段滝

2009年08月11日 | 空知管内
前回からのつづき

シューパロ湖から国道452号線をさらに進みまして、
次に立ち寄りましたのが三段滝公園。



駐車場から滝のビューポイントまでは歩いてほんの数分で着きます。
「マムシに注意」などという物騒な立て看板にややびびりながらも、
程なくして滝が見えてきました。



三段滝は文字どおり芦別川が三段の階段状に流れている滝です。
この滝の流れは普段から豪快なのだそうですが、
この日は前日までの大雨のせいか、
川が氾濫しているんじゃないかと思わんばかりの勢いでした。



その流れは迫力あるごう音をたてており、
水しぶきがこちらに結構かかってきます。


私のカメラは防水性ではありませんので、
カメラを構えていても心配になってしまう程です。
さっと出して、さっと撮って、さっとしまう。
そんな感じでした。



ちなみに、昭和初期には鮭の大群がこの滝を飛び越えて、
上流へと向かったという話が伝えられておりますから驚きです。


この日の滝の勢いではいくら何でも無理でしょうが・・・

<この日の走行距離>札幌からここまで124キロ(シューパロ湖から50キロ)


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