まつちんの北海道周遊記

北海道内をあちこちドライブで出かけ、風景を中心に書き込んでいきます。たまに小ネタも混ぜますんで、ひまつぶしに見てね。

三菱大夕張鉄道車輌保有地

2009年08月09日 | 空知管内
7月20日(月)
3日目(最終日)のスタートです。
前日まで激しく降っていた雨も止み、
わずかに晴れ間の射し込む中、札幌を出発しました。



始めに訪れましたのは夕張市郊外にある三菱大夕張鉄道車輌保有地。


大夕張鉄道は1911年(明治44年)に炭鉱専用鉄道として
清水沢駅-二股駅(のちの南大夕張駅)間7.6キロが開業したのが始まりです。
以後、大夕張炭山駅への延伸や地方鉄道への変更などを経て、
炭鉱の石炭輸送、森林からの木材輸送、
さらには地域の足として重要な役割を果たします。


しかしながら、1970年代から80年代にかけて沿線炭鉱の
閉山や合理化が相次いで進められてしまいます。
1987年(昭和62年)にはこの鉄道も全線が廃止となってしまいました。





この鉄道車輌保有地はかつて南大夕張駅があった所だそうでして、
駅舎解体後は残された車輌がそのまま放置されている状態でしたが、
現在では保存会の方々が保線車輌と客車・貨車の保存活動を行っています。


2001年には「空知の炭鉱関連施設と生活文化」として北海道遺産に指定されました。

ここでかつて炭鉱があった時代を懐かしむというのもいいかもしれませんね。


<この日の走行距離>札幌からここまで72キロ


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(北海道部門90位あたりにおりましたが、今日はどうでしょう?)