宮代NOW(出来事編)

埼玉県宮代町及び周辺のもろもろ情報

杉戸町と宮代町が共催で日光道中5番目の宿「杉戸宿」を徹底解説

2012年10月22日 17時43分12秒 | 宮代ニュース
宮代町教育委員会と杉戸町教育委員会は共同で日光(奥州)道中5番目の宿場「杉戸宿」の歴史と最新研究成果を盛り込み徹底分析した「まるわかり杉戸宿」展・講座を10月20日からスタートした。12月24日まで。


「まるわかり杉戸宿」は(1)「杉戸宿~杉戸宿と百間領の村々」展(2)郷土史講座(杉戸宿を中心に)(3)記念講演会「参勤交代– 政治史的視点から–」(4)歴史ウォーク(杉戸宿周辺を歩く)ーの4つのイベントで構成されており、それぞれの視点から「杉戸宿」に迫る内容となっている。こうした事業を二つの町(教育委員会)が共同で実施するのは極めて珍しい。

4つのイベントは次のとおり

【宮代町郷土資料館の特別展】
特別展「杉戸宿~杉戸宿と百間領の村々」
「日光(奥州)道中の、江戸から数えて5番目の宿場が「杉戸宿」。近隣の宿場に比べると、規模は小さく、新しい宿場であったが、決して寂しい宿場町であったという訳ではなく、江戸時代後期の史料によると、本陣1軒、脇本陣2軒、旅籠が56軒で、問屋場に常備する人足は25人、馬は25頭だった。杉戸宿にも、東北地方の大大名が参勤交代で宿泊したほか、渡辺崋山(江戸時代後期の画家)などの著名人も宿泊した記録が残っている。また、飯盛女で賑わうなど近在の村々の遊興地といった一面もあり、他の宿場町と比較して遜色がなかったと推測される」。
こうした、杉戸宿の状況を各種資料や絵地図などを展示しながら説明している。
期間:10月20日~12月24日(10/22、29、11/5、12、19、26、27、12/3、10、17休館)
場所:宮代町郷土資料館(宮代町西原289 電話0480-34-8882)
入館:無料(常設展とも)

【郷土史講座】
○第1 回「近世宿駅制度と街道」
日:11 月10 日(土)14 時〜 16 時
講:交通史学会 波田野富信氏
○第2 回「日光道中杉戸宿」
日:11 月24 日(土)14 時〜 16 時
講:春日部市郷土資料館長 実松幸男氏
○第3 回「助郷 杉戸宿と百間領」
日:12 月1 日(土)14 時〜 16 時
講:元宮代町史編集委員 林貴史氏

場:宮代町郷土資料館会議室  
定:30 名
費:300 円(1 回の参加でも3 回の参加でも300 円です)
申問: 10 月5日( 金) 8時30 分から宮代町郷土資料館 34-8882

【記念講演会】
○「参勤交代– 政治史的視点から–」
日:11 月17 日( 土)13 時30 分~ 15 時
場:カルスタすぎと多目的ホール
講:東京大学大学院情報学環教授 山本博文氏
定:200 人  
費:無料
申問:10 月5日( 金) 8時30 分から杉戸町社会教育課 33-1111 内線483

【特別展関連 歴史ウォーク】
○第1 回「杉戸宿御伝馬道を行く」
日:10 月27 日(土)13 時30 分
東武動物公園駅西口集合
○第2 回 「杉戸宿を歩く」
日:12 月8 日(土)13 時30 分
東武動物公園駅東口集合

定:30 人
費:各回100 円(保険代)
申問 :10 月5日( 金) から宮代町郷土資料館34-8882

鎮守でもう一つの「ハロウィン」?! 宮代町・蓮谷稲荷神社で「お日待ち」が復活

2012年10月21日 19時28分28秒 | 宮代ニュース
宮代町の蓮谷稲荷神社で21日、豊作に感謝する伝統行事「お日待ち」が約10年ぶりに復活、灯篭立が行なわれたほか、子どもたちには遊び場やお菓子などがふるまわれ、鎮守の広場でもう一つの「ハロウィン」を楽しんだ。


お日待ちとは、「近隣の仲間が集まって特定の日に徹夜してこもり明かし、日の出を拝む行事。正月・5月・9月などに行われ、しだいに酒宴を伴うようになった」(デジタル大辞泉)行事で全国各地で行なわれていた(現在も続けられているところは多くない)。


埼玉県宮代町の蓮谷稲荷神社では毎年10月18日の夜行なわれ、「お日待ち灯籠立て」として、10年ほど前までは、蓮谷稲荷神社の氏子(15軒)の前に、若者たちが灯篭を立てて飾り、日暮れからその灯篭に火を入れ、その灯りのなかを、それら灯篭を見ながら蓮谷稲荷神社に向かい、豊作のお礼と無病息災・家内安全等のお参りをした。


この行事を続けていく若者がいなくなったことから10年ほど前から途絶えていた。


これを復活したのは、蓮谷稲荷神社など宮代町を花いっぱいにしようと


「はなみやしろ」活動を展開している宮代町商工会青年部。


「はなみやしろ」活動と共に、3.11の東日本大震災をを契機として地域コミュニティの大切さや地域のつながりが痛感されている中で、「お日待ち」を復活させ地域の連帯を強めようと動き出したもの。


近在の子どもたちに、灯篭を造ってもらったり、アジサイの挿し木を行なってもらったり


 「お日待ち灯籠立て」は10月18日に行なわれていたが、それに近い、日曜日にということで、21日開催された。


子どのたちが作った灯篭が境内に灯され


幻想的な情景をかもす


子どもたちは、お餅やお菓子をもらって、はしゃぐ


蓮谷稲荷神社氏子の加藤さん挨拶に立って「お日待ち」の説明と開催に至った経緯を説明。


宮代町のヒーロー「ハナレンジャー」も登場して


雑草軍団を蹴散らし
 

無事に全灯篭に点灯


子どもたちと握手したり、記念撮影に応じたり


闇に包まれ、灯篭の灯りがいっそう際立つ中で


復活第1回の「お日待ち」は幕となった。


ハロウィン開幕 明日21日まで

2012年10月20日 17時38分28秒 | 宮代ニュース
宮代の秋を彩る「ハロウィン」が今年も、新しい村をメイン会場に20日開幕した。仮装した子どもや大人たちが新しい村を駆け回り楽しい秋の一日を満喫していた。この「ハロウィン」は明日21日も新しい村や笠原小学校などで行なわれる。


仮装した子どもたちが新しい村をパレード。


東武動物公園のジェットコースター「レジーナ」(女王)もその仮装の一団にびっくり。


一団の中には、庄司・宮代町長も魔王の扮装で参加。


パレードを終えた子どもたちにはご褒美が・・・。


続いては、蓮田市の「はすだ広報大使」にゃんたぶぅのコンサート


元気の良いステージに


空にもお客様が


これに応えて、ステージも一段の熱気


これには、一度通り過ぎた空のお客さんもUターンして戻ってきて鑑賞。


埼玉を紹介する歌などを披露


コンサートの後は、皆でフォークダンス。


にゃんたぶぅも参加して


「コバトン音頭」等を踊る


もちろん、コバトンも参加して


「ハロウィン」は明日も午前10時から新しい村・笠原小学校などで行なわれる。


10/21(日)の予定
・ハロウィン仮装パレード・ちびっ子パフォーマンス・ゆるキャラグリーティング・空飛ぶ魔女コンテストのほか・魔女の屋台村・魔女カフェ・かぼちゃの重さあて・森の材料を使った衣装作り・竹のアートスタンプラリーなど

「第21回埼葛人権を考えるつどい」開催

2012年10月18日 20時27分11秒 | 宮代ニュース
宮代町など埼葛地区12市町による「第21回埼葛人権を考えるつどい」が18日、春日部市民文化会館で行なわれ、大勢の人が訪れた。



宮代町、春日部市、杉戸町、松伏町、三郷市、八潮市、越谷市、吉川市、久喜市、幸手市、蓮田市、白岡市、埼葛12市町は、連携して人権教育・啓発活動を実施しており、特に10月は重点的に人権啓発活動を実施している。


その一環として、毎年この時期には「埼葛人権を考えるつどい」を開催。人権への考えと、その大切さへの思いを新たにするイベントとなっている。



今回のテーマは「道」。




埼葛12市町の全小中学生が人権の思いを寄せたメッセージ飾り「夢希望…埼葛10万人の願い」や、被災地の復興を願う思いを託した折鶴「届けはばたけ埼葛の鶴」をつくり、これを展示したほか、



出店団体による展示即売


各種展示


舞台では、発表などが行なわれた。


各種展示・発表には宮代町の各種団体も積極的に参加。


舞台では、宮代町フォークダンス連盟が華麗な踊りを披露するなど


会場から大きな拍手を受けていた。



いぶし銀の演奏に600名超が聞きほれる 宮代町市民楽団・「グリーンフルトネーズ」30周年記念コンサート

2012年10月14日 20時45分06秒 | 宮代ニュース
1983(昭和58)年11月6日に宮代町最大規模の住宅団地・宮代台で誕生した市民楽団「グリーンフルトネーズ」が魅惑の三十路に突入、14日、宮代町コミュニティセンター進修館で30周年記念コンサートを開催した。会場は立ち見も出る600名余で超満員、観客はそのすばらしい演奏に酔いしれた。


「グリーンフルトネーズ」は、「音と人の和と輪」を求めて、演奏活動を続けて30年。宮代町の各種イベントや音楽を通じたボランティア活動等、宮代町の音楽界をリードする活動を行なっている。


こうしたことから、そのファンも多く、14日は30周年記念コンサートということで、そうしたファンが友達を誘って鑑賞。会場を一杯にした。


舞台では、フルトネーズと活動を共にすることも多い、宮代町の女性コーラスグループ「コールブーケ」が、コーラスのブーケで30周年に華を添えた。


なお、コンサートの模様は当HP(宮代NOW)のフォトアルバムにアップしましたので、関心のある方はこちらもごらんいただけると幸甚です。