宮代NOW(出来事編)

埼玉県宮代町及び周辺のもろもろ情報

学生の企画・手作りの宮代まちおこしショップが25日オープン

2012年08月25日 22時56分01秒 | 宮代ニュース
埼玉県宮代町にキャンパスのある日本工業大学の学生が企画・立案し運営を行なう宮代まちおこしショップ・「ミヤシロまちプロジェクト」店が25日、東武動物公園駅前の空き店舗を活用してオープンした。学生による、学生主体の町おこし専門ショップは全国的にも極めて珍しく、その今後が注目される。


今回、起業した業務は宮代町施設案内タッチパネルサービス「みやナビ+(プラス)」と


町民や宮代町を訪れた人が語らい交流するベンチを受注・製作・販売・設置する「学生とまちを結ぶ間(あわい)のベンチ」業務の二つ。


学生らしい、既成概念にとらわれない、自由な発想を大切にしながら、宮代町が進める「第4次総合計画」の「宮代型観光推進事業」に合致する、斬新で新しいビジネスとして展開が可能な業務を実施するもの。


日本工業大学は起業を志す学生を支援すると共に起業家精神を醸成しその資質を養うことを目的に2006年度から、同校学生等を対象とした「ビジネスプランコンテスト」を毎年実施している。


宮代町では、こうした学生たちのアイデアと起業家精神をまちづくりに生かし、宮代町を若者の感性にあふれた魅力的で若者の訪れたい・住みたい街とするため、2010年度から、同コンテストに「町長賞」を新設し、学生起業家の支援方針を打ち出している。

 

今回、起業した「みやナビ+(プラス)」は昨年度の宮代町長賞に選ばれた『駅前の空き店舗を利用した飲食店等案内サービス』を具体化したもので


店舗に設置された、タッチパネルを操作すると


宮代町のグルメ情報や観光情報


公共施設案内やイベント情報などが即座に得られるというもの



また、『学生とまちを結ぶ“間(あわい)のベンチ”』は、何気ないところに何気ない語らいと交流が出来るベンチを置いて、心と心の触れ合いを大切にする宮代町のイメージアップにつなげていこうという企画。


こうしたベンチの受注から設置までを行なうほか、学生と町民、観光客と町民など様々な交流の場作りを行なったり、子どもたちに「ミニものづくり体験」や「ワークショップ」を実施して、間(あわい)の環境づくりを進めたい考え。

「演劇のない演劇祭」?!  第11回平原演劇祭第1部開催

2012年08月06日 11時41分14秒 | 宮代ニュース
宮代町の夏のイベント「平原演劇祭」が5日、宮代町郷土資料館内の旧加藤家住宅で行なわれた。


「平原演劇祭」は宮代町在住の劇作家・高野竜氏が主宰。今年で11回目を迎えた。


今年のテーマは「演劇のない演劇祭」 という奇妙なもの。さらに、「加藤家築「ほぼ」200年祭」のサブタイトル。


舞台では様々な試みが行なわれ、「そこに演劇はあるのか、ないのか。ひいては演劇とは何のことを指すのか。そういうことを考えながら、そして、どんな場合でももっと向こうにある風景のことを考えながら、ある種の神事のように(でもアホアホに)執り行いたい」(高野氏)という舞台。


最初の演目?は劇団12による「超冒頭・しじみSF・全編は来年まで待ってねvvはあと←」


加藤家の雨戸が閉じられ、座敷の電球が唯一の照明という中で行なわれ


遅れてきた人は外の夏の強い日差しから、暗い座敷に放り込まれて、目がなれず 一気に異空間へ


次の演目?は、ヨクナパトーファによる「RPZL予告編」「LAHORE」(映画)


続いての演目?は、みやしろ演劇パーティによる「やまねのネンネ」(足仮面)


足仮面とはなじみのない演目だが、韓国の足で演じる仮面人形劇「パルタル」(無形文化遺産)。


その詳細については「ユネスコ・アジア文化センター」の「アジア太平洋諸国の無形文化遺産データベー」の「パルタル」(こちら)をご覧ください。




引き続いては、即興実験学校による「即興劇」(インプロ)


脚本も、設定も、役も何も決まっていない中で、その場で出てきたアイデアを受け容れ合い、ふくらましながら、物語をつくっていく。


2001年9月に設立の「即興実験学校」の埼玉分校が今年5月に久喜市東鷲宮にオープン


毎月第2水曜日、シンフォニーレジデンス多目的室でワークショップ(大人¥500、小人¥100(未就園児は無料))を開催するほか各種のイベントなどで、即興演劇を紹介している。

5日の舞台でも、設定や配役をその場で決めながら、観客を巻き込んで、様々な即興演劇を紹介


最初は戸惑いがちの観客も、次第に舞台に・・・。


「演劇とは何」という感じの舞台が展開し


笑いと笑顔の舞台が展開される。


続いては、松本萌さんによる「舞踏」







最後の演目は、演劇前夜による「生態を変える記」(朗読)




なお、「平原演劇祭」は3部構成で開催されるが、第2部は宮代町を飛び出して、8月26日午後2時から、東京都府中市是政5-6-6ライオンズプラザ府中是政駅前マンション1階の「豆茶房でこ」で行なわれる。1000円(ワンドリンク付) 。


福島県富岡町長も参加 埼玉県杉戸町「古利根川流灯まつり」

2012年08月05日 22時26分53秒 | 宮代ニュース
「二年ごしの実現となった」。5日行なわれた埼玉県杉戸町で行なわれた「古利根川流灯まつり」に招かれ挨拶に立った福島県富岡町の遠藤町長は、その思いを語った。


杉戸町と富岡町が友好都市提携を行ったのは、一昨年。その調印式では次年度の「富岡町の夜ノ森桜まつり」、杉戸町の「古利根川流灯まつり」に双方が参加し、友好を深めることが話し合われた。


しかし、桜まつりを前にしての、東日本大震災、そして福島原発の事故。富岡町民は今なお、避難生活を余儀なくされている。昨年の「古利根川流灯まつり」はその思いをくんで鎮魂と復興支援として特別態勢のまつりとなり、当然のことながら、富岡町長らの出席もかなわなかった。


今年「助け合い、励ましあうことが真の友好関係である」(杉戸町長)とその思いを伝えるために遠藤富岡町長を「古利根川流灯まつり」に招き、共に進む連帯と絆の気持ちを表した。


今年の「古利根川流灯まつり」は災害・事故を乗り越える姿勢を示すため形も元に戻し、七夕飾りで華を添えたほか


スカイツリーの100分の1モデルも登場した。


まつりは犠牲者に黙祷をささげて開始。


会場には姉妹都市のオーストラリア・バッセルトンの「絆」灯篭や富岡町からの「ありがとう」灯篭等も展示された。


川面には、宮代町など近隣市町の流灯も係留され、光が入れられた。


5日は、流灯と共に花火も打ち上げられ、大勢の人が川岸を埋めた。





なお「埼玉県には620名。内、杉戸町近隣には約130名の富岡町民が避難生活を送っている。改めて、受け入れを行なっていただいている関連市町および住民の皆様に心からお礼を申し上げます」と遠藤・富岡町長。


スカイツリーやハナレンジャーも登場 第7回宮代かかしまつり開幕

2012年08月01日 18時07分24秒 | 宮代ニュース
宮代町の田に稔りの季節の到来を告げる「宮代かかしまつり」が1日、新しい村のほっつけ(堀上)田の畔で始まった。


今年は78体の案山子が設置された。


展示期間は8月26日まで


案山子の足元の稲を見ると一部では出穂・開花し、稔りの季節を迎えている。


今年の案山子の特徴のひとつは


スカイツリーの登場


案山子として何処までにらみを利かせられるかは不明だが、その堂々とした姿は鳥たちには脅威かも・・・・。


日々、宮代町の雑草軍団と戦いを繰り広げ、宮代町を花いっぱいの明るい街にしようと頑張る、ハナレンジャー案山子も登場


そのほか「婚活」?


「みやしろで暮らすんジャー」とか
ソラカラちゃんなど多彩。



同かかしまつりは26日まで行なわれ、来場者の投票等で各賞が決定される。