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ホシホウジャクの曲芸飛行とサオトメバナ 宮代町

2010年10月01日 20時16分06秒 | 宮代ニュース
一昨日植物、昨日鳥と紹介してきたので、本日は昆虫を紹介しよう。秋の昆虫と言えば、コオロギなど鳴く虫や、ナツアカネやアキアカネのトンボ類が定番だが、本日は、ホシホウジャク。



とまっているときは目立たない姿だが、飛ぶと鮮やかで、すぐ、目に付く。



とまるところはいくらでもあるのに、かたくなに、ホバリングしながら食事をする変な奴だから余計に目に付く。



食事は落ち着いて味わうものというのは、人間的考えで、この虫にしてみると、この姿が一番食事に向いている、生き延びられる姿ということだろう。



ことほど左様に、人間いや私の常識は昆虫の常識ではない。



だが、人間というものは自分の常識で、自然界をコントロールしたがる。



自然界の万分の一も分かっていないくせに、自然というものはこういうものだ、こうあらなければいけないなどど、コントロールしたがる。



その、最たるものが自然保護というもので、所詮は、人間の価値尺度をむりやり自然界に当てはめて、余計なおせっかいで、自然のルールを破壊しているとしか思われない。何もしないで、自然のなすがままに見ていることは自然保護という活動ではないから・・・(動かないと金も出ないし認識もされない)。



自然を相手にすることで、金儲けしたいとか、知識をひけらかしたいとか、名誉を得たいとか素直に言えば、まだ、さもありなんと思うのだが、「自然保護」とあたかも、自然の立場にあるような顔を見せながら、その実、自然を利用し、切り売りしているとしか思われない行動には納得がいかない。



話が、変な方に飛んだが、戻そう。



実は、カメラを向けらのは、ホシホウジャクではなく、ホシホウジャクが食事をしているヘクソカズラ。ちょっと、可哀想な名前なので、別名のヤイトバナやサオトメバナという別名を使わせてもらった方が良いか知れないが・・(それも人間界の勝手とヘクソカズラは笑うかもしれない)。



10月に入ったこの時期に、これだけ大量の蕾をつけているのにビックリして、カメラを向けていたらホシホウジャクがやってきたのでそちらにカメラを向けるのを切り替えたわけだが・・・・。



それにしても、これは、本当にサオトメバナ? ということで、図鑑を広げたら、ハマサオトメカズラというのがあるらしいが、海岸に生えるという。ここは、埼玉県宮代町。海はなし。
ともかく、10月に入ったというのにこの蕾、温暖化で済ませてしまえば簡単だが・・・・・。これはどういうことと疑問に思ってカメラを向けた次第。

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