日本もお盆休みで都心部はガラガラでしょうね。今回はフィリピンのパーティーについてです。此方では何かにつけてパーティーが開かれます。〈特に中流階層以上〉まず、子供の洗礼式、毎年の誕生日、18歳の誕生日〈これは盛大に行われます〉結婚式、葬儀、何かにつけてパーティーが開かれます。ここで問題になるのが招待客の数です。例えば子供の誕生日パーティーなどは1人の子供を招待すると最低両親、兄弟、女中、等々で最低5人は計算しないと恥をかく事になります。幼稚園の花組20名これを招待すると20名×5名として100名が来る訳です。一人でも招待から漏れると1年間は〈裏でぶつぶつ言われます〉その為全員に招待状を渡すわけです。当然、先生、園長そうなると120名は覚悟しないとなりません。当然、食べ物も120名分用意するわけです。如何ですか?日本人の感覚では信じられない事だと思います。日本人で此方の女性と結婚すればこのコースから外れる事は出来ないのです。また、葬儀などでも同じです。家が広い方たちは自宅に棺を置き最低でも1週間は葬儀です。最近は日本と同じように葬儀会場が彼方此方で営業を始めました。その葬儀の会場で参列者達は、食事、飲み物等が提供されます。すると会場の彼方此方でカードで博打が始まります。当然、冷房完備、顎足付きですから居ごちが良い訳です。それと博打ですから笑ったり、嘆いたり煩いのです。喪主は「帰ってくれ」とは言えないのです。如何ですか、、、、?
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葬式での博打は、てら銭をを喪主に上納するそうです。お金のない人は、棺さえ買えないので、そうやって近所の人が援助すると聞いています。
中国では、葬式の際、故人を偲ぶため、大勢の人を集めるのが故人への功徳と聞いております。その影響ではないでしょうか。日本でも地方へ行けば、今でも、隣組が弔問者への炊き出しをします。酒も出します(但し勧めてはいけないそうです。)。よって、多くの人が来てくださることが、故人・喪主にとって名誉なのでしょう。日本も地方へ行けば、フィリピンと同じです。
フィリピン社会、何かにつけてスペイン・アメリカの影響をいう人がいますが、中国人の影響が大ではないでしょうか。家族に成功者が出ると、その人に頼って生きていく生活など、まさに中国と全く同じですね。賄賂、こね、裏口○○など中国文化?の輸入ではないでしょうか。
出そろった感がありますので一寸目目線を変えてみました。その3~続けたいと思っております。また、お立ち寄りください。
相手は約束時間に遅れて現れ、言い訳をしますが、こちらが遅れでもしたら、メンツをつぶされたととり、裏では烈火のごとく怒り、相当悪口を言われることを覚悟しておかなければなりません。
フィリピン人は謝罪しません。すれば責任を取らされるので、最後の最後までしらを切ります。自分の正当性を最後まで主張(言い訳)します。よって、この国は、何かあれば、即訴訟沙汰になります。弁護士を雇う金のないものは、「忘れろ!」で一件落着です。
フィリピンでは、「相手を最後まで追い詰めるな、人前では怒るな」が鉄則のようです。こちらが法的・倫理的に正しくても、相手がメンツを潰されたと思ったら、後日、鉄砲玉が何処からともなく飛んできます。ゆえに、チョットした地位にある人は、ボディーガードを数人連れています。
フィリピン人の行動様式は、スペイン・アメリカよりも中国の影響ではないか、と考える日々です。