昨日〈8/26〉数日ぶりに地方からマニラへ帰ってきました。夕方小生のゲストと夕食を食べに行きましたが、、、、、普段なら小生宅からそのレストランまで車で15分ぐらいの道のりです。しかし、昨夕はとんでもない事になんと1時間30分もかかりました。この国では、道が混みだすと2車線道路が3~4車線になり割り込み、割り込みそして対向車線も構わず通行します。その為対向車がブロックされ大渋滞が発生するわけです。広いメイン道路の交差点などは信号機など全然役に立ちません。前が渋滞で動けなくなっていても構わず交差点へ入ってきてブロックしてしまうのです。こうなると車の逃げ道がなくなり僅か⒑mの交差点を通過するのに40分もかかりました。これでよく喧嘩しないと不思議に思って居たのですが、各運転者が相手がどんな人物か常に恐怖心を持って居るからです。この国は、許可さえ取れば拳銃を持つことが出来るので誰が持っているか分からないので極力トラブルを起こさないようにして居る訳です。そして許可なし不法所持者も多くいます。本当に物騒な国なのです。小生も妻名義で所持許可、携帯許可を習得しているので夜や長距離ドライブの時は常に車内に所持しています。自分は自分で守らなければならないのです。つい先日も夜酔っ払い同士で些細な事から拳銃での撃ち合いがあり警察官が駆け付けてみれば酔っ払い二人も警察官だったと言うお粗末な事件も発生しております。日本のように安全な国から此方へ遊びに来る方たちはこの様な現実を知っておいて損はないと思われます。 そして本日になって昨日の異常な大渋滞の原因が分かりました。それは丁度ラシュアワー時に、メイン道路の通行を止めて映画の撮影をしていたそうです。これで交通関係、許可を出す市庁関係がワイロで潤う事になります。他人の迷惑は関係ない!!と言うわけです。
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この国、自分が良ければ全て良し。特に権力を持っていると錯覚している役人は、自分がダツーとでも思っているのでしょうか。他人への気遣いは全くありません。なぁ~なぁで映画の撮影許可を出したのでしょう。裏には、自分の力のあるところを自慢したかったのと妾にでも渡す金?が欲しかったのでしょう。とんだ迷惑を被りましたね。運転手さんの判断適切です。小生にはとてもできません。
この国、銃の規制はあってないようなものです。これにプラスして、直ぐにプッツンする御仁が巷に溢れているので用心に用心を重ねておかないと、いつ鉄砲玉が飛んで来るか分かりません。この国に住むと人間が練れてきます。アッハッハーで生活しないと長生きできません。
小生、ムヵーとした時の罵りの言葉は、「このオタンコナス」、「このダラが~」(さる地方の言葉)です。今のところ、かなり日本語の上手なフィリピン人でもこの言葉を理解する人はいないようです。面と向かって言うときは、笑いながらい穏やかに言います。「バカヤロー」「バカ」「このヤロー」は誰でも知っているので禁句です。また、日本語が分かるフィリピン人も増えてきているので、外出時、子供たちと日本語で話すときは、さる地方の方言で話します。まず、理解できるフィリピン人はいません。