雪の予報だったが、一日中曇り。9-3℃
冬が来たと、とても寒く感じる。
昨夜もノルマを果たして寝た。
今日。
猫は大騒ぎしている、強制給餌。
TSUTAYAにDVDを返却しなくてはいけない、慌てて観る。
きーじ君は大喜びで膝の上にいる。
喉も鼻も変、これって新型○○なのかぁあああ?
さて、
今日観て、大変面白かった音楽映画2つ、音楽興味無しでも楽しめます。ウィキに行けるのであらすじはそこで。
①映画『ブラス!』
炭鉱夫たちによるブラスバンド、「グライムソープ・コリアリー・バンド」の実話を基に映画化した感動作。鉱山閉鎖の危機に揺れるイギリス北部の小さな炭鉱町。伝統的なブラスバンドのメンバーたちも、いつ失業するかわからない自分たちのことで精一杯。そんな中、指揮者のダニーだけが全英選手権への出場を目指して張り切っていたが……。
映画の炭鉱の町並みの風景が、映画『リトル・ダンサー』にそっくり、鉄鉱業の不況であえぐ閉塞感が、映画『フル・モンティ』にそっくり!
炭鉱閉鎖の危機の街で、炭鉱は閉鎖されるのか?、炭鉱夫達のブラスバンドはどうなるのか?、の、お話です。
冒頭から町は沈んでいます、最後まで炭鉱閉鎖に反対する派なのか、閉鎖に賛成してなるべく多くの保証金を貰う派なのかで、二分しています。
そこに、かって、ここのブラスバンドの団員だった、祖父のブリューゲルホルンを抱えて戻ってきた美女がいます、この町の出身であり、最初は人々の心に新鮮な活気と、やがて、彼女が敵か味方か解らない波紋を与えていきます。
Brassed Off - Concierto d'Aranjuez 720p HD
日々の生活に喘ぐ人々にとっての芸術とはなんぞや?、救いになるのか、若しくはお金の無駄なのか、
町の何組かの家族を通して、親子関係、夫婦関係、友達関係を映し出してゆきながら、芸術の真価を問いてゆきます。
William Tell Overture from "Brassed Off"
予告編は見つかりませんでしたが、この曲で優勝します。見てよかった映画です。
見どころは沢山ですが、指揮者が塵肺で倒れ、団員たちが余命僅かな指揮者に指揮棒を贈ったり、その窓の外で泣きながら「ダニー・ボーイ」を吹く団員達の姿は素晴らしい。
この指揮者と、団員の息子の不器用な親子関係は見ものです。さらに、この不器用な息子と、貧困にあえぐ妻、子供たちの2代に続く親子関係も見ものです。
また、どちらかというと音楽優先の(生活と芸術を、それぞれ別の次元と分けていた)指揮者の思いが、やがて町の人々の思いに重なり、町民は「生活は破綻したが、音楽は希望だ」に変わり、
町の人々の思いが、やがて、指揮者を「人間の生活あってこその音楽」という考えにさせるという、最後のラストのどんでん返しが素晴らしい。
曲も「アランフェス協奏曲」、「ウィリアムテル序曲」、「威風堂々」どれもなじみがあり、観れば吹奏楽がきっと好きになります。
全俺が感動した!
②映画『ピッチ・パーフェクト』続編は「『ピッチ・パーフェクト2』はおススメです。
作品はミッキー・ラプキン著『Pitch Perfect: The Quest for Collegiate A Cappella Glory』を題材にした2012年公開作品『ピッチ・パーフェクト』続編は「ピッチ・パーフェクト2」「ピッチ・パーフェクト ラストステージ」。
とにかく観ていても、聴いていても楽しい、ドラマgleeの大学生版か。大ヒットしたらしいが、これは、するでしょうー!
楽器を使わないアカペラの楽しさが十分に伝わってきます。そして、沢山のラップを効果的に使った音楽。現代はリズム重視で、メロディ重視でないことが良くわかります。
また、青春映画としても、ギャグコメディーとしても、大変楽しめる作りになっています。ギャグもとにかく細けー。
誰にでも心を閉ざしている主人公、映画を薦められて、
結末の前に飽きちゃうの。
ベイダーは父親…
因みに、このボーイフレンドのルームメイトが、SWオタクで部屋がもうグッズで凄い。
「ベイダー」はドイツ語で父、つまりダース・ファーザーよw
それとか、
けだし、名言。
観ていてお洒落をしたくなる、踊りたくなる映画です。声って最高の楽器だと思わせます。また女の子の友情や、いつまでも学生で居たくて留年やら、社会に出る不安やら、本当に切ない、何処かが『セント・エルモス・ファイアー』を思わせる。
映画『ピッチ・パーフェクト』日本版予告
「ピッチ・パーフェクト2 」予告編
到底技術ではかなわない相手に立ち向かう、最後に観客の心を揺さぶったのは?
※まだ未見。
『ピッチ・パーフェクト ラストステージ』予告編
さぁて、
頑張らねば。
それにしても、私は、ほぼテレビを見ない習慣なのですが、DVD三本連続はキツイ。いゃあ、内容を無選択で、一日だらだらテレビの子守は、私は無理だなぁと感じた。
この映画が素晴らしくても、とにかく長時間テレビ画面を観ているのは辛い。テレビのつけっぱなしも、私は一番駄目。
何故、一日読んでも平気な読書とかと違うのだろう?と思う。体力を奪われた…。