ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

試行錯誤なあれこれ

2013-10-08 11:59:18 | 公益財団法人どうぶつ基金

まず公益財団法人どうぶつ基金様から頂いたチケットの件ですが、(お互いに同じ猫を追いまわし警戒させたり、病院に銘々で勝手に重複の内容の電話をうっかり掛けないように、)長年TNRをされている猫の大先輩に手弁当で搬送、予約等のリーダーシップを取ってもらっており、
これで県北西部の心痛めている現場の猫ちゃんを知りつつ、もう手いっぱいでむざむざ無策であった猫が気になる住民も、
猫の方も数匹でも現状から待遇が改善されるといいなと願っております。
たとえハチドリの一滴であっても、そのひとしずくに当選した猫さんはとても幸運です。
沢山チケットいただいても、その数の分、現在予約が一杯で、うまく取れてない事が残念でありますが。

今回の私の持ち場の近隣写真です。

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この事件はかなり前です。

一昔前から野良猫を巡ってこのようなトラブルがあるので、ずっと心を痛めてきました。
私に出来る事といえば自分の庭に来た猫は完全室内飼育で最後まで看取る、家全体がトラップゲージのような工夫もしてきました。
TNRといってもある程度の個人の持ち物でない、公共の建物、山林とか、個人宅が犠牲にならないとか、持ち主に干渉されない場所がないとR出来ずらいです。
逆に出来やすいところがRが呼び水になり、さらに捨て場になっても困ります。
市の人工海岸は猫だらけです。

ここに通院等で出歩くと、近隣の飲食店街に猫が必死にすみついており、おそらく病気、事故以外は減少する事がないであろうケースを見掛ける事があります。
不幸な命の連鎖を止めようと町内のおばあちゃんも数年前まで夜中出向いていましたが、
その方はわざわざ人にお金をあげて県の安い獣医さんに不妊オペなど頼んでいましたが、(←私はそれなら普通の値段なので、自力で行けるご近所の獣医さんに行く方がと散々アドバイスしたんですがっ、)ご高齢でこの2年間お姿が見えません。
また、お話を伺えば、うかがったで、不幸な猫を飼ってくれと連れてきます。
沢山餌やりもしていたのでそこからはじかれた猫、我が家のふじこ、カラス対決、やいやい、海鮮丼、etc、半数はそこからです。

どうにも、こうにも、猫だけでなく、自分の病気すら結構どん詰まりな日々に、リーダーの行動力で、数匹であっても猫のバースコントロールが出来るかもしれない。
何人かはこの地で敗北しましたが、撤退したあと、また新しい若い方が中心の頼もしい組織が出来たようで、少し希望の光も見えてきました。
捨てる人は勿論敵です。
が、野良猫ブリーダーみたいな優しい形も、TNRをはじめてみれば猫好きなのに手強い敵、味方、もろ刃の剣といえますか。
掃除と不妊・去勢オペもセットであり、自分に声をかけてくださったネットの全国の猫に熱いお友達、先輩方はそうしていらっしゃるし、
餌以外の課題がだいたいクリアーできていないので、その出来ていない部分の後始末をしていらっしゃる。
餌も気まぐれでないように様子をみてあげ、具合の悪い猫は保護したり。
人間に腹を立てながらも、もうそこの部分は不幸な猫のために超越されている。
猫の不幸は、猫自体が犬のようにつなぎがたい、出入り自由が多いので、まずそこから餌は与えても自覚がない、これは私の飼い猫じゃないと言えてしまう事、
産んだ理由が捕まらないから、いずれどこか行くからなど、悲劇から言い訳で逃げやすいのが問題なのと、
ようやく浸透してきた地域猫という言葉の、ごくごく一部だけが、だらしない飼い方の人に都合よく使われていると思う時すらある。

飼い主のいない不幸な猫がゼロは、(そして、猫好きと自称するならば、逃げずに飼い猫のバースコントロールをする義務は必ず生じると思う)
それが猫好き、猫嫌いにとって共通の理想な社会だと思うけど、
まず一種類の動物にそこまで責任を全うする心構えでなく、
優しい気持ちで、せめて今自分にできる事、お腹をぺこぺこな生き物に気軽に餌をやることからはじまるんだろうなぁ。
その時は虐待などは思い至らない。

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さて現実は、この問題地域の少し先の飲食店のあたりに、現在うろちょろと不幸な命が発生してきております
是非是非さくらねこになっていただきたいにゃつ等がいますので、身柄の捕獲からさくらねこに無事変身のあかつきにはきちんとご報告いたします。
さくらねこ応募までの私の心の葛藤でした。

◆我が家の小脳形成不全であろうきーじ、きじらっていの件。

芸能人の杉本彩さんという絶世の美女さんのお宅の、愛護センターから来た黒猫のさくらちゃんが同じ病気で亡くなられたそうですが、
その車椅子に乗っているお写真を拝見し、また海外の動画では積極的に歩く訓練をしているので、犬の補助機能ベストを購入したのですが、まぁそう上手くはいっていないです。

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ほとんど他の猫の様に食べた後は、だらんと寝ていたいわけですのですぐに横になってしまいます。
お腹が空いたときは這ってきてサンダルに爪を立ててぶら下がってきます。
トイレは積極的に入るけど、用足しのあともがいて汚れるので、私がなるべくそこから引き揚げます。

朝晩の給餌の手助けが減り、トイレの失敗が軽減できれば、
彼も好きな時に食べれるし、便が付いて汚いまま転がっている事もないと思うので何とかしてあげたいのですが、うーん。

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杉本彩さんは美魔女ですがっ、

吾輩はクレーンでおもちゃを吊るゲーム機になった気分です。

コメント
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