ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

ささやかな会話

2019-11-30 21:57:22 | 受けて立つ

 快晴。13-4℃ 透明度の高い、美しい青空が広がってた。

今日で11月も終わりだ、そして従弟の誕生日だったな。

来月は私の誕生日だ、こうして皆で老いていく。

昨夜は遅くまで、明日やる教本の動画を観て勉強し、また寝床ではリンパ球、免疫細胞と膠原病、橋本病やシェーングレン、リウマチについて調べて、「今回は寛解出来ないな」と覚悟を決めた。

ふん、だが良い、思考の方をどんどん変えていく。

そして、いくら布団に戻しても、ふらふらと階下を遊びまわっているきーじを無視して(多分、お互いに無視してwww)寝た。

 

猫は相変わらず、食欲はあっても食べられない。強制給餌の毎日は続く。

ふと、思い出した、イチロー選手が引退会見で述べていたお話の中で、試合前に食べたおにぎりが2800個だった事を…。

大雑把に言うと、私には投薬ですら苦痛な猫の口に、、、

40口/一回 ×3/一日 ×40日=4800口の強制給餌をし、シリンジに餌を詰め込む回数も同じで、その他にシリンジを毎回同じ数だけ洗い、駄目な奴は交換し、シリンジに入れる餌をすり鉢で擦る事一回×3/一日 ×40日=120回、輸液は40回である。これからも、せわしない毎日は続くわけで。

実際、どういう選択をすればいいのかなんて、私にもわからない、ただ最後まで面倒を見る!!、それだけだ。

愛犬の殺処分を選択する飼い主たちの言い分 

https://toyokeizai.net/articles/-/305875

 

さて、今日はレッスン日、新しい教本から、Amazonの中古で最初の1から全部のバックナンバーを揃えてしまった、前の持ち主の痕跡も消しゴムで消した。私は教科書はめちゃくちゃ汚すので、中古で良いのだ。

練習しなくては。

昨夜は小脳形成不全のきーじが、火の気のない一階に何度も転がっては降りてゆき、連れ戻しても繰り返す、言う事を聞かないので放置したら、明け方、長い時間をかけて階段を上り、私の布団に転がり込んできた。

今日も一日、日向ぼっこ。

うん?

なんか似てね?

 

時間だ!、母と大昔買った、愛鳥の凡太と同じ色の薄い水色のセーターを着る、そして定番の紺のダウンジャケットの出番の季節だ。

私はあらゆる青と、緑が大好き。

お隣のお爺さんのお家の解体で 、我が家の門前まで産廃のトラックが列をなす、壊された家は痛々しく見たくはない。

その間をくぐって教室へ向かう。

あれれ?間違い探しのようだが、、、最後の1つのプランターが違う?

「このプランターだけ、葉ボタン2個が盗られているではないの?(夜盗虫より酷いヽ(`Д´)ノプンプン)」 と、思っている私に、道を尋ねるお爺さんがお一人、

その後から来た、ママチャリに乗らず、歩道にて引っ張っているご婦人が私に話しかけて来た。

ご婦人「あのぅ、バイオリンを習われているのですか?素敵ですねえ。」

結局、教室近くまで二人並んで歩いて、色々と、お喋りをした。私の音楽歴とブランク、自分の事を簡単に、彼女のバイオリンに関する質問も、出来るだけ解り易く答えた。

色々と向こうの事情も伺って、お喋りしているうちに、持論も言った、

「死ぬ時にチャレンジしなかった事を、後悔したくないじゃないですか、習いたかった、習わせてくれなかった、機会が無かったも。それなら、やればいいんですよ、人生は一度きりなんです!」

また、こうも言った、

「自分の力ではどうしようもできない運命や、雑多な事で思いわずらうなら、いっそ楽譜(か何か)を読んで悩んでいても同じです。その方が精神衛生上、はるかに良くないですか?」と。

ご婦人はシングル、ようは一人住まいで、ブランクを経て、昔習ったピアノだけは現在始めているという。「同じ考えの人に出会えて、今日は非常に幸せな日です。」と仰った。

そして「貴女は、まだ若いからいいわねー。」と仰る。

私は「ええ?何言っちゃってんですかー、私はアラカンなんですよ!」と、実年齢を述べ、帽子を取った。ご婦人は「ええええ、実年齢マイナス20歳の歳に見える」と言って立ち止まった。(決してしわしわで若くなんかない、ただ昔からパスポートも、実年齢で外人に驚かれる事は有った。今どきの身長、体重だからだと思う)

私こそ、アシスト自転車でない自転車の彼女が80歳と仰ると、「ええええ、マイナス20歳以上お若く見えますよっ、頑張ってください!」と。(マジ、化粧無しで60位に、お若く見えました!)

その後も雑談はしたが、やがて分かれ道に差し掛かる、彼女は今日喋ったのは私だけだというし、(私もあれ、今日喋ったのは彼女だけじゃんwww、ま、今から師匠がいるかぁあwwwwと気がつくが、)手を振って「お元気で」と、お別れした。

(何時も記事を拝見しているオールドレディー様のように、風光明媚な風景の中で散歩し、歌で喉は鍛えたいが、ここの街中で階名で歌っていたら、ブツブツ言う変な人に見えてしまうし_| ̄|○)

 

到着。

到着して、色々先生とお話しした、政治に関係なく素直に天皇陛下のバイオリン、ビオラの腕や姿勢は、見事な基本でお美しい事や、さっき町で出会ったピアノを再び弾き出して、バイオリンに興味を持っているご婦人の事なども。

先生は「みゃー大工さんはとてもお若く見えます、何よりも新しい教本も途中から入るのでなく、また最初からやってくれるのを、私はとても、とても嬉しく思っています。」と。

私は「へ?だって弾けても、それは汚いし、下手じゃないですか?みんなだって、そうなんじゃないですか?私は、自分に納得しないから、この教本も最初からはじめます。」

新しい教本は、ついてしまった悪い癖を直しながら、三分の一以上終了した。(若いどころか肩がガチガチだぜぃw楽器を下げるか、肩を上げるかどっちか決めかねる位に。もう、リウマチの上に、それが無くても、多分身体が固まっているのだ。婆ゆえに。)

やり直してよかった、沢山あるフォルテやピアニッシモの弾き方を、ついでに色々聞いた。先生は大変嬉しそうに「スルポンティチェロ(sul ponticello)、スルタスト(sul tasto)」のお話をしてくれたところで時間が終了、待っていろよ、ヤナーチェク! (👈どの口と、この腕が言うかぁああwww)

 

 

ジレンマを抜け出し、再び、新しい力が沸き上がってきた。

ゴミゴミした街中でも、美しい夕暮れだった…。

 

帰宅して、インコに暖房を入れてやる、猫はお腹を減らしている。

さぁ、もうひと踏ん張り!

私が今日町で出会った、ご婦人の歳になるまで、私も頑張るのです!教本なんてその時には総ナメのハズ(👈どの口と、この腕が言うかぁああwww)

 

 

 

【おまけ】

フルートで「サザエさん一家」を演奏してみた【ぱんだWO】  

コメント (3)
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