6月7日の受診で、治ったことのない涙目、ミミダレ、口臭、そして新たな眼のふちのほくろのような膨らみについて質問してみた。
先生は、まぶたのほくろがガンだったとした場合の、まぶたのオペの仕方をさらさらと紙に書いてくださった。
それはまぶたに出来たほくろを中心にして二等辺三角形を描き、その三角形を切除、その後、餃子のタックを取るように両端を縫い合わせるというもの。
「すごい技」と感心、でも麻酔や、術後エリザベスカラーつけたり(つけてもまぶたをいじりそう)、病猫は大変だろうから、そうじゃないといい。
みじめは本当に人が好きなので、ごろごろごろごろ、聴診器もその音ばかりで、
「ご機嫌ですねー」と一同で笑ってしまう。
そして、目のふちなのにその場で大人しく針吸引検査をさせてくれて、プレパラートに内容物をうけれた。
その後、次の予約をし、帰宅し、
夕方先生から、「ガンらしきものは出ない」とのお電話があった。
口臭、歯石、ミミダレはもう限界だったので19日に入院して処置していただく。
18日夜9時以降は食べてはいけないのだが、まぁ、全員付き合うわけで、お腹を空かせた猫たちがわらわらわら。。。
その中でも、当人が一番お腹を空かせていた。頑張れ。
病院に到着後、やはり検査でつぶしたほくろのような所がやや膨らんでいたので、そこをレーザーで焼いてもらう事になった。
年寄といわれる12歳、最後のワクチンもしてもらう。
麻酔前の血液検査ではどこも悪くないので、まだまだ頑張れるかな?
猫は30本歯があり、みじめは11本残り、犬歯さえぐらぐらだったそうで全抜歯になってしまった。その後、縫合してもらった。
(なお、数に数えれない奇形のありえない歯?があって、それ1本はいじらなかったそう。)
19日から一日入院、本人の食べ方次第で退院である。
病院では大事を取ってやわらかい食べ物「a/d缶がえ~で~」がお約束なのだが、
翌6月20日、病院から電話があった。
先生「みじめちゃんがー、ウェットは嫌いのようで、ドライフードをばりばりやってます!退院です。祝。」
私「今までを反省し、今更ですが、今後歯石を付けたくなかったからに違いねぇです。」
抗生剤、痛み止め、点耳薬とともに帰ってきたけれど、痛み止めは使う間もなく、ドライをバリバリやっている。
レーザーのほくろは擦過症みたいな感じ。
現在、涙、ミミダレが小康状態、多少金かけた分、美人になったという事でめでたし。
まだまだ、メンテナンス要するにゃつら一杯、
余談だが飼い主の奥歯7番詰め物も20数年ぶりに取れた、
そして保険外で治療しても、みじめ程かからなかった。
猫、猫、猫で、飼い主ぼろぼろ、猫ばかり美人化している気がするわあ。
ぶよぶよの腹筋を鍛えるみーみーぼー。
「美は一日にしてならずよっ!」