ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

三日月♂の事 2

2014-09-30 00:18:26 | 猫病気
そのころから急激に貧血でやつれており、「先生、なんかもうだめかもしれないけどー」と電話予約し、
5月20日の受診では常に6㎏の体重が、食事をあれこれ工夫したけども3.95㎏まで減ってしまっていた。
貧血もひどく、無麻酔下臼歯抜歯をしていただき、病院でも輸液をしていただき、
鼻水などには14日間持続抗生剤のコンべニアを打っていただいた。
あとは腎不全の難しさ、この進行段階では末期で、フォルテコールも無駄ではないのかなどのお話もあった。
けれども、この時に触診でまだ片側の腎臓が萎縮していないようだとのことだったので、
三日月とはスローグッドバイになるのではあるまいかとも思い、水素水(私は否定です)の評判など雑談の余裕もあった。
その後も病院からも様子のお電話をいただいたりもあったが、
この時点では抜歯や歯石の除去、コンべニアの効果に期待もしていたのだが。
一向に食欲が湧かずに、今までの腎不全猫以上に急激に貧血もあっという間に進みで、
さらに肝不全も起こすのは困る、それゆえの最低限予防の強制給餌もうまくいかなく、
また私は貧血苦あり、呼吸に全力で酸素を回したい、他の生命活動のスイッチを切りつつある、
つまり、陸でおぼれた状態な猫の口に酸素でなく食物を無理に入れるのは消極的姿勢であるので、とても悩んだ。
この場合、食餌よりは輸血のほうが効果的であるのは知っているが、多頭飼育でも実現は不可能に近く、その輸血の効果も数日である。
しかし猫もこの時点では少しはお腹も減らしており、31日には鼻カテーテルを入れていただいたのだった。
そして時間ごとに増していく息苦しさはあったと思うけど、猫は数日間は消化吸収にも力を使い、くつろいで穏やかに見えた時もあったのだった。
コメント
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