ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

ぽっかり空いた穴

2015-07-31 07:41:40 | 日常
快晴。
殺人的暑さが続く。

ふと無き後、残った猫全員に丁寧にブラッシングして(ふじこ以外に)喜ばれたり、
鳥の部屋を掃除したり。
凡太可愛いのぅ。







ふとの危篤の日から、ふとの場所を誰も使わなかったのにクロが使う。



翌日も。



今日は2匹。



こうやって空いている場所を、他の猫が埋めていく。

でも、本音を言うと、ふとがいたから猫の事は頑張れた。
猫をベタベタいじるタイプではないので、来ない猫を無理無理触ったりない。
鳥もしかり。向こうから来るまで待つ。
別に健やかならそれでいい。来なくてもいい。
あと、慣れている子も、慣れていない子も処遇は同じ。

でも、お気に入りとか依怙贔屓してではないが、
ふとは腹筋をしていると毎回お腹に飛び乗ったり、
寝そべって新聞を読んでいると、他の猫は新聞の上に載って邪魔なのに、背中に亀の様に飛び乗った。
また子供の頃から青年期はトイレ掃除していると、屈んでいる背中にぴょんと、子供のおんぶのように張り付いた。
やること、なすことが全てにおいてユーモラスで、人に物怖じしなくて、かつ、いつも程よい距離でしつこくない。
人間に対する信頼も篤く、親の母ちゃんや姉妹のアカメの用心深さと違い、人にまっすぐ疑いもなく挨拶にくる。
慣れた子も、慣れていない子もどんなに治療しても一匹、2匹と欠けていく、
勿論どの子もその子なりに可愛い、居なくなれば、まして最期が大変で大往生でないので、がっくりする。

その度に心に穴が開いても「でも、まだふとがいる」と頑張れた。
外出して、「猫が待っているから帰ろう」の猫はいつも代表としてふとの顔が浮かんだ。
そのふとがいない事が、かなり堪えている。
なんなんじゃー、この空の巣症候群?
もう時間薬しかないだろう、当分ミジンコあたりを飼育するしかねぇ。

猫のお友達が今夜は満月だと教えて下さる。
街の照明が明るすぎるが、うつむいたウサギの耳の感じがくっきり。



全国のウサギ愛に満ちた飼い主は萌えると思う。
コメント
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