晴れ、時々曇り。10-4℃
昨夜も遅くまで、猫と付き合う、
しかしお腹に充填したにもかかわらず、明け方三時頃まで鳴いている。
私も眠れないであれこれ考える、困っている。
今朝。
一月前と違い、死の直前の歯ぎしりの様なこめかみからの音が消えている、
多分、今の方が安定している、以前よりは調子が良いのではないかと思う、だか、一口くらいしか自力では食べられないのは変わらない。
とにかく良く鳴く、そして、お腹を減らしている、餓鬼のように。
この飢えを気の毒に思う。触れた物が全て金になるレオニダス王ではないけれど、目の前に食べ物があっても、決して自力では満腹にならないのは、可哀想だと思う。
さて、三日坊主という言葉があるが、
三日位は、折角なので、両面フライパンの話題を引っ張らせていただくwww
我が家の冷蔵庫には、茹でた野菜、ブロッコリーなどの蕾や、セロリやニンジンのステックなどは常備、
で、飽きると、フライパンにサッと油を敷いて炒め物に、グラタンに、クリームシチューに、ミネストローネになど変化していく。
今日こそ、両面フライパンで焼く。野菜を少し小さく切って、冷蔵庫掃除に、干からびたハムも入れる。
つなぎは、卵3個、唐揚げ粉、小麦粉をほんの少し投入。
具材が大きすぎたのと、つなぎが少な過ぎるのとwやはり糖質制限食は難しい!
2枚焼いたけど、切るときに崩れるんです。だからチーズをのせて、チン。(皿は骨董市w)
で、バイオリン教本の練習動画を観ながらパクリ、ナニコレ美味しい!
残りを置きっぱなしでも水も出ません。
ただし、この料理なら、型に同じ材料入れて、コンベクションオーブンで焼いた方が綺麗に型崩れしないだろう、そちらに軍配が上がるとも。
結局、両面フライパンはゴロゴロした具材でなく、細かい具材で、薄いパンケーキ、お好み焼きを焼くのに向いていると思いました。引っ繰り返すのは快感です、楽しいです。
猫達を日向ぼっこさせる、ふみふみするきーじ君。
バイオリンの練習もするのですが、手がこわばり、痛くて、楽器を構えてから、感覚を取り戻すまでが、しばらくが地獄です。手首の痛みは夜中もです。
また、才能が有るわけでもない、ヘッセの「車輪の下」のハンスのように、無理ながり勉で、この場合は、好きだからこそ何とか成り立っていたわけで、
小説の中のハンスが友人に誘われドロップアウトし勉強をやらなくなっても、ネズミの貯蔵していた食物が冬にネズミを救うがごとく、ホンの暫らくは勉強についていけたようなもので、
人より練習し、予習をしていたからこそ、何とかなっていたのですが、その予習部分を今現在、食い潰している状態と言えます。
ピンボケですが、ようやくとれたメジロ。
三時でもう夕暮れ。
気温が低くなってきた。
きーじ、なんて、デブなんだぁああああ!
潜っているもじゃ公に、夕方の強制給餌。
給餌後、何かの刺激になったのか?、更に鳴くので自力で食事をとってもらう、三口くらい自力で飲めた。
今日は疲れて、返却しようと思っていたビデオを途中で観てボーッと。
『怪物はささやく』本予告
https://gaga.ne.jp/kaibutsu/ 公式ページ
怪物はささやくウィキ
驚くべき怪物の作り方/映画『怪物はささやく』メイキング映像
大人と子供の狭間にいる13歳の少年コナーは、悪夢を見ている。目覚めても悪夢は終わらない。八方ふさがりの窮地にいるからだ。最愛のママはガンに冒され、日に日に弱っている。パパは外国で新しい家庭を築いているし、おばあちゃんとは反りが合わず、どうしても好きになれない。学校では浮いた存在で、いじめっ子の標的。そんなコナーの心に宿った闇は、12時7分になると現れる、巨木の怪物を生み出していた。怪物はコナーに、3つの物語を聞かせるから、4つめはお前が真実を語れ、と迫ってくる。その真実とは?
ゴシックホラー調のダークファンタジーに叙情を乗せて「永遠のこどもたち」を撮ったJ・A・バヨナが、「パンズ・ラビリンス」のプロデューサーらと送り出す本作だが、グロテスクな描写はほとんどない。いたいけな少年にとっての過酷な現実、怪物との交流、そして怪物が語る物語世界を行き来する映画が見せるのは、ママの快復を必死で信じ、願いながらも葛藤する、少年の心そのものなのだ。とくに、寓意に満ちた物語世界を映し出す水彩アニメーションは秀逸! 物語はコナーに、善悪では割り切れない人間の本質、真実の意外な姿を悟らせる。
※https://eiga.com/movie/86167/critic/より一部抜粋
これね、読書感想文の課題図書だったらしいのですが、原作は人気が高いのですが、とにかく主人公はじめ、周りの大人達も含め、全員の閉塞感が凄いのです。
で、最初子供だましだと思ったのですが、どの立場から観ても良いのです。エンディングは原作とは少し違うようです。
お母さんをやがて亡くすであろう主人公の立場、出来れば息子と100年生きたかったという画家を諦めたシングルマザーの母の立場、娘を自分より先に亡くす上に、孫と上手くいかない祖母の立場、別れた父親の立場、全ての立場からです。
また、アニメーションがお国が違えばで、大人のアニメで、ガブリエル・バンサンを彷彿、また、テキスタイルのようでもあります。
そして、ここに出てくるイチイの木の精を、親子はイチイの大木自体をいやしの木、最後の希望、救い主に見立てていますが、私は、母のわずらう進行がんの最後の希望の抗がん剤の材料、タキソテールの暗示でもあると深読みします。
このイチイの木の精の語る物語は、2つは何が悪で、何が善なのか、一瞬、混乱します、3つ目に至っては救いが無い、少年は母の手を放してしまう暗示。決してイチイの木の精は少年の思うような味方にはなってくれないのも見ものです。
最後の希望だった抗がん剤、それが効かないとなると、の、ラストは。
4つ目の物語は少年の口からひと言です、実に平凡な、心からの願いの一言のみ、
私は、少年の恐れていた現実、現実に向き合えず『ママは絶対に死なない』に目を向けろ、現実を受け入れて強く生きろなのだと解釈したし、母の死後、孫に祖母の用意した部屋と、机には、原作にないママの手作りの童話、その内容は、そのラストのママの描いた小さな人物にも、この物語の救いがあります。
少女時代に観たかったと思う映画でした。
【おまけ】
ところで、DVDの最初に流れる美しいパッパルベルのカノン、同時に「リッピングは違法です」の漫画、
そして「サラリーマン山崎シゲル」とか何者なのか?毎度、もう気になって~~w
『サラリーマン山崎シゲル』を書いている「田中光」さんのブログ。