快晴。11-2℃ 太陽が輝いている!
ま、世間の仕事始めに関係なく、私は深夜まで、相変わらずの日々です。
今日も、
色々と餌を出してみても、もじゃ公だけでなく、クロやら、みーみーぼーも、あれもこれもと、残します。(高齢の3匹は、お迎えが近い。)
嬉々として、残飯処理班をするきーじ。またAmazonで療法食を注文。
きーじだけがトドです。これはこれで、肝リピが怖い。
夕方はいわし雲、もしくは高積雲?が綺麗だった。
うーん、このサイクルから、いい加減突破したいものです。
猫に輸液はまだ簡単ですが、強制給餌の大変さは、これだけは、一度でもやったものでないとわからないと思います。これが、生きる最低限のカロリーを満たすまで、一日中、延々と続くのですから、私にとっては非常なストレスなわけです。
若い時と違い、疲れて、給餌をするための余力を残すために、何も考えない、しない訳です。(また、今は安楽死の決断も胃ろうの決断も出来ません。)
さて、今日の映画。
『マリー・アントワネットに別れをつげて』ウィキ
1789年7月14日、バスティーユが陥落し、王妃マリー・アントワネットとその寵愛を受けるポリニャック夫人の名前も載った286人のギロチンリストがベルサイユに突きつけられる。王妃に心酔する朗読係の少女シドニーは、それでも変わらぬ忠誠を誓うが、王妃からはポリニャック夫人の身代わりになるよう非情な命令を下される。シドニー役は「ミッドナイト・イン・パリ」「ミッション・インポッシブル ゴースト・プロトコル」のレア・セドゥー。マリー・アントワネット役にダイアン・クルーガー、ポリニャック夫人役にビジルニー・ルドワイヤンら豪華女優陣が共演。
マリー・アントワネットの伝記では、シュテファン・ツヴァイクの書いたものが一番有名だと思うのですが、
この映画は、フランスでベストセラー、フェミナ賞となったシャンタル・トマ著「王妃に別れを告げて」を原作に、マリー・アントワネットに朗読係の女性がいたという史実にヒントを得て、
朗読係を務めた少女の視点から、フランス革命時のベルサイユ宮殿で繰り広げられていた歴史の裏側を描いています。今回はバスティーユ陥落からの3日間だけを描いていて、退廃した貴族の行動及び、宮殿内の非常に混乱した様子が解ります。
実際の宮殿で、しかも通常では入場禁止となっている多くの場所でも撮影が許可され、輝かしいベルサイユ宮殿の裏側が、増改築を重ねたボロボロの不潔な迷路であることも見ものです。
また、当時の城の図書館、記録係は興味深い、革命時なのに、かの有名なデザイナー、マダム・ベルタンの行動など、貴族と貴族相手の仕事ってこうなのかと、見どころも一杯。
一般には、マリー・アントワネットとスウェーデンの貴族アクセル・フォン・フェルセン伯爵との浮き名が、宮廷ではもっぱらの噂となった事が有名で、悪い取り巻きがポリニャック公爵夫人だと記憶していましたが、
ここでは、王妃の本音は、フェルセンではなく、ポリニャック夫人への恋心が切なくも美しく描かれているのです
王妃にただならぬ憧れを抱いていた朗読係のお気に入りのシドニーに、王妃はひとりの少女のように頬を赤らめながら、ポリニャック夫人への恋心を語るのです。
恋心に似た、もしかすると、ほぼそれと同様の好意を王妃に抱いていたシドニーは、王妃の気持ちに寄り添うのですが、暴徒が迫りくる状況で、王妃はシドニーにとある提案をするのですが、それは王妃に好意を寄せる彼女にはあまりに残酷すぎた。
1789年7月14日、フランスでは王政に対する民衆の不満が爆発し、革命が勃発した。ポリニャック公爵夫人(伯爵夫人から昇格)ら、それまでマリー・アントワネットから多大な恩恵を受けていた貴族たちは彼女を見捨てた恰好で国外に亡命してしまう。彼女に最後まで誠実だったのは、王妹エリザベートとランバル公妃だけであったとウィキにはあるのですが、
ポリニャック婦人が見捨てたんじゃなくて、王妃アントワネット側が、率先して彼女を逃がすんです、
道中、ポリニャック婦人の首を取られないように、朗読係のシドニーをポリニャック婦人に仕立て、ポリニャック婦人に召使の格好をさせて。
映画「マリーアントワネットに別れを告げて」予告編
もう、恋愛どころではないこの革命時に、この同性愛の片思いぐるぐるの図式が、 何とも頭を抱えます_| ̄|○(貴族達の、特に王妃の政治への疎さがなんとも、ダリアの刺繍見本作れ、どころぢゃあねぇ。)
歴オタは見るべきだと思うけど、おススメかどうかは、微妙ぅううううううう…。(王妃は綺麗です。)
ただ、主人公の、孤児から王妃の朗読係になったシドニーは賢く努力家であり、手芸にも精通、自分の生い立ちも話さないし、朗読以外、イエスマンの静かなキャラですが、、、
映画の中で自我を押し通すときに、「(ペンならぬ)私には言葉(本の朗読で得た知識や語彙のこと)が武器だ」というような事を数回言うんですね。まぁ、革命や暴動には役立たないし、腹も膨れませんが。
教養とか、特技って、そういう自信を、自分につけるんじゃないかな?とふと。
うおおおっ、また給餌の時間だぁああ。