午前中、雨と落雷あり、その後、快晴。30-24℃
暑かった、明日は33℃の予報ですw 10月にですよ、もう。
昨日の新聞で、びっくりが2点。
サクサクと。ラジオ体操は「第3」まであって、その「第3」こそが、とても体に良いらしい。探せ、探すんだ!
ついでに、チーバ版でアイアンマン発見。
86歳、トライアスロンに挑戦!「これほど夢中になったものはなく、毎日が充実している。今が青春だ」
>これほど夢中に、そういう物が一つでもあると人は幸せだと思う。私は、私は、この年齢まで生きられたなら、まだまだ一杯練習出来るんだ、と。
さっきから ずっと同じページ ぼんやり眺めている
(略)
心は いつからか 君で一杯になっている
(小田和正「まっ白」)
本当に練習が辛くないのだ、楽しいのだ、そして歌詞のように、いつも練習を想っている。
今月は13日と20日に待ち望んだコンサートがある、幸せ過ぎる。特に20日の一般市民のコンサートは、あの感動からもう一年経った、あの憧れの人達に近づきたい、私も、少しは成長したのだろうか…。
さて、今日も鳥の引っ越しです。
シロボタンインコの凡太♂ 大好きな色です。
コザクラインコ、シーグリーンの林檎♂
ラブバードって本当に雌雄関係なく、仲がいいんです。元は集団で暮らしています。
一羽飼育だと、とても飼い主に慣れますが、やはり鳥の心情は寂しいんですよね、だから鳥の幸せを思って仲間と入れます。まぁ、今後はもう飼わない予定なので、いずれ一羽になることもあると思いますが。
この大きさの籠に2羽ずつ、鳥の大きさに対して、とにかく大きくて掃除が大変、冬の暖房も大変ですが、良く動く鳥ゆえ、幸せそうなんですよね。
マメルリハのてぃふぁにー♀ 個体的にもとても小さい、そして性格は臆病、売れ残っていました。
マメルリハのぐりーんぴーちゅ♀は、すっぽんの様に噛みついてきたので、そのまま捕獲。この鳥も良く動きます。ブランコが大好き。
昨日のソデジロインコの旧ちゃん、新ちゃん両方♂は落ち着いてきました。あまり機敏に動かない、床にも絶対に降りない、いつも天井付近にいる鳥です。だから高さを減らせた。
インコですが、オウムや人間のように、手を使います。
向かって右が旧ちゃん、左が新ちゃん。
新ちゃんは、昨夜見回りに行ったら「おはよ、おはよ。」と騒いでいましたw
毛引きが嫌なので、大量のおもちゃを入れています、それらを昨日と同じく熱湯で洗い、空の籠も何度も拭き掃除、鳥の為に洗剤を使えないので、本当に大変、リウマチの右手が動かなくなって、疲れました。
壊れた一番大きな鳥かごを分解します。
私の趣味は、日曜大工と昔は自転車に乗る事でした、これは先月、バイクと自動車整備が趣味の従弟から貰ったもの、この他にも、家中が工具箱だらけです。(因みに、スナップオンの工具高くね?)
女性であろうが、出来る事はやる、それは私のスタンスでした。今はもう、身体が動かん。みゃー大工の大工の部分が、近頃しないので、もう消えてしまいましたが、私は化粧道具には興味が無いが、工具が大好きです。うぃーん。
もう底が亀裂が入って、駄目です、金網は丈夫なのですが。どこか、部品どりします。
鳥の移動は終わりましたが、まだまだ終わりません。今日はここまでにしておきましょう。
明日はレッスン日、今日はバイオリンも弾いていない、心から練習しなくては!と渇望があるのです。バイオリンが人参になって、家事に対しての重い腰を上げさせているのでした…。
サンルームからは、もう月が昇っているのが見えた、
ゴミゴミした街だけど、ここで頑張るしかない。
自分で美しい思い出と景色を作るのだ。
夜、バイオリンを練習していたら、窓から、三日月に寄り添う金星が見えた。
庭に出て撮影。光害でたいして撮れない。
見上げると、自分が練習している、部屋の明かりが見えた。
そして、サンルームの窓には、三日月が逆さまに、映っている。
お待たせしました!(待っていなくてもw)
昨日の記事の続きです、とにかく小分けで行きます。
【モモちゃんとあかね 椋鳩十】②
「美しい猫だなあ。」
思わず私は呟きました。
日本語がわかったのかどうかわかりません。けれど、私が猫を美しいと思っている事がわかったのでしょう。
水兵は猫を指さして、笑ってみせました。
私は手まねで、これはお前の猫か、と尋ねました。
水兵はそうだ、というようにうなずいてみせ、遠く、遠く、海の彼方から連れて来た猫だと、彼もまた、手まねで私に話すのでした。
やがて水兵は立ち上がると、私に挨拶して歩き出しました、が、なんと思ったか、ひっかえしてきて、その白い子猫を、私の膝の上に、ちょこんと乗せ、
「この猫、貴方の赤ちゃんに、あげようと思う。」という意味のことを、手まねで示すのでした。
そうして、若い水兵は、そのまま振り向きにもせずに行ってしまいました。
オランダの水兵から、この猫を貰ったのは、ももの花の咲く頃でした。それでモモという名をつけました。
あかねに牛乳を飲ませる時には、いつもお皿に牛乳を入れて、あかねと一緒に牛乳を飲ませました。
あかねにウェハースをやる時には、モモにもウェハースをやりました。
白い子猫は、ウェハースをぽりぽりとかじるのでした。
こうしてモモは、あかねと一緒に、子猫の頃から暮らしたのです。
こんな具合にして、十三年も一緒に生活したので、モモはすっかりあかねに懐いてしまったのでしょう。
夜になると、さっさとあかねの床の中に入っていくのです。そして、あかねと一緒に寝るのです。が、その寝方がまた、大変人間臭いのです。
あかねの手枕でなければ寝ないのです。
あかねがわざと胸の上に手を組んでいると、モモはあかねの指をくわえて、ぐいぐい引っ張るのです。
「いたたた……」
と言って、腕を伸ばすと、
「ニャア…。」
とても甘えた声を出して、あかねの腕に頭を乗せ、手枕にして寝るのです、人間のように、身体も足も、ぴーんと伸ばして眠るのです。
掛け布団の上に、頭をちょこんと出し、あかねと頭を並べて、朝まで眠るのです。
他の猫があかねの寝床に入り込もうなら、大変です。
ぱっと目を覚まして、ひげを横にぴっと広げ、まっかい口を引き裂くように広げて、唸り声をたてるのです。
その時の顔の恐ろしさといったら……。常日頃の、美しく上品な様子は、どこかに消し飛んでしまいました。
野生の猛獣の怒った顔、そういう顔そっくりになってしまいます。私達でもぞっとするような、すごい顔になるのです。
他の六匹の猫達は、仕方がないというように、あかねの布団を取り囲んで、畳の上に眠るのです。
白い花びらに囲まれて眠るように、あかねは猫達に囲まれて眠るのでした。
つづく。