ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

遠距離介護3の結果と、見逃した後悔。

2010-09-13 10:32:13 | 片付けられない@猫以外
ブログの方は放置、ミクシィのほうのつぶやきで近況を「ぼやいて」おりました。
アルツハイマーでも日常問題なかった父親は7月後半から、急激に人格が崩れ始め、
結局、事故防止のために母親の入院の間は自己負担で、とりあえず2ヵ月グループホームに預かっていただいています。
二十日間は不眠不休でお世話をしたのですが、交替が無く、寝ないのは私のリンパ腺がはれてズボンが入らなくなったり、体力的に無理な上、
娘の言う事は「父親をバカにして」とまず聞きません。
嫌だ嫌だと泣き叫ぶ父親を預ける書類にサインをする時、母は悲しみのあまり手が震え、ペンが握れませんでした。
また、一日何回も脱走し、職員の方も大変な思いをされています。
拘束はせず、父親に付き合う職員さんには本当に感謝したりないです。
母親の尿管癌のほうは、7日8時半から5時間に及ぶオペ、左腎、尿管全摘出、膀胱一部摘出をし、モルヒネ、硬膜下麻酔の切れた5日目から痛みに苦しみ、病院食はオペ後は食べれません。
私のがんの時と同じく、腹腔内の廃液をドレーンで抜けていた時は良かったのですが、
ドレーンもとったあとの、とりきれなかった廃液が膿んでおり、発熱と痛みをさらににおこしています。自分もそれでかなり苦労したので、早く消えてなくなる事を願うのみ。
時間と抗生剤、ボルタレン座薬しかないです。
病理の結果はまだ聞かされていませんが、患者さんが溢れ、待機も多く、慌ただしいので、がんセンターと違い、質問事態出来ない雰囲気の病院です。
しかし、残された両親の人生の最後の計画もあり、病理は聞こうと勇気を奮い起こしております。
さて、私が200kmの遠距離介護、泊まり込みのときに、
腎臓病のらっぴー、肝臓病のでかっ!ぷり夫は、家に置き去りになってしまう結果となりました。そして、昨日でかっ!ぷり夫を努力不足で亡くしてしまい、後悔の嵐です。
以下は、でかぷ死亡後、その傍らでミクシィに書いた文章です。
でかぷにいただいた素晴らしいコメントはハンドルネームは略させて公開させていただきますが、不都合がありましたら、削除いたします。

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後悔しかないです。
2010年09月13日01:15
つぶやきだと流れるので覚書として、
まとまりの無い文章ですみません。

「でかっ!ぷり夫=でかぷ」が、先程9月12日午後11時20分に亡くなりました。
10日朝に、開かないうちから待機してご無理をいって入院、
12日の朝も、待ちわびて動物病院で様子を、でかぷに思いっきり詫び、
その足で尿管癌、左腎、尿道全摘、膀胱一部摘出のオペ5日目、発熱と痛みでのたうちまわっている母親の病院に行き、
その帰り、8時にお世話になっている動物病院の前の道を気になり通り、諦めていたのに偶然戸締りしているので、もう一度勇気を出して見せて貰うと、
低体温、意識混濁でももがいて、私のところに来ようと反応し、
尿がでず、鼻腔のカテーテルから送られた食事も残留しているので、連れて帰ったワケです。
家に到着してからは、苦しい容態でしたが、猫がとてもホッとした様子を見せ、それからは私がちょっとでも離れるとバスケットの中で、歩こうと宙を掻くので、隣にいました。
冷たい体、手に汗をかいていて苦しい呼吸でも、ずっと私がいるか気にしており、10時55分頃に目の焦点が合わなくなり、その後眼を思いっきり開け、瞳孔も開いて、(おそらく彼には真っ暗な世界であろうに)前足で敷物をもみもみし、11時18分から20分の間にいきました。
その後、静脈に留置した管、鼻腔カテーテルを抜き、
以前抜歯した歯を持たせ、庭は工事後花も無く、残ったキャットニップの花をもたせ、首に私の髪の毛を1本結んでいます。
亡くなるなんて思いもしなかったので、箱さえ用意してませんでした。

人が大好きでシッコたれで、洗濯物などをぽよーん、ぽよーんと鳴いて獲物として運んできて、足元に落とし、
本当は猫じゃらしが大好きで、(でも私が遊んであげなくて)
とても陽気で素直な性格の猫でした。
私は今回の両親の入院、入所とともに、でかぷの体調が悪いので一度入院させていたのですが、
その時は血液検査がガタガタでも、減量さえすれば十分長生きできそうだったのですが、退院の7月31日以降、その後の管理が上手くできず、口内炎から食欲が落ち、あっという間に肝りピドーシスになってしまったわけです。
口の周りが黒いなど、少しの異変を感じた時は、ちょうど母のオペと重なり、またチッコテロをしていないことにホッとして、それが異常だと気に留めない位、疲れていました。
かまってと鳴かれても、倒れこんで寝ていたり、ラッピー爺さんの輸液をようやくしても、でかぷのチェックはしていませんでした。
「太っているので、ラッピーの餌とってはダメ」みたいな気持ちでした。
一日でも早めたい入院の機会は、また母親からの呼び出しで流れ、
猫もそうなら、自分の病気の通院ももはや取りやめになっていました。
というより、色々、家庭内の理不尽さに自分の人生を放棄な感じでした。
この暑い中、(あちこち窓を開けてあっても)暑さの中、留守番させ、触れない子ではない、治療が出来る子を、救えるものも救えなかった後悔で一杯です。

でかぷは、接触した人は皆驚く、本当に素晴らしい性格の猫でした。 

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コメント

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J様 2010年09月13日 02:09
でかぷ君は、みゃー様を守りたかったんじゃないかなって気がしてます…。

こんな状況で無理、とおっしゃるかもしれませんが
どうか彼猫のためにも、最低限どーにか倒れない程度には
お心やすらかでいてください。眠ってください。食べてください。

お母様に もうちょっと強い鎮痛剤が出ればいいのにね…。
み様 2010年09月13日 04:13
でかぷ君の性格の良さは、写真からも滲み出ていましたよ…。
一度うっかりお外に冒険に出てしまった時は、本当に心配しましたっけ。
そんな思いをよそに、何故か高級フードの匂いのおまけつきの帰還でしたよね(泣笑)

でかぷ君、おうちに戻りたかったんでしょう。
病院が閉まり切っていなかったのは彼の想いの強さであったのかもしれません。
最後のその眼には、みゃー大工さんのお顔がしっかり焼き付いていたと思いますよ。

後悔なさらないで下さい、と言っても無理なのは承知しています。
でも…それでも…如何ともし難い状況だったのは確かなのですから…。
う様 2010年09月13日 06:19
私もでかぷ君の脱走劇をよく覚えています。
みんなの心配をよそに痩せもせず雷雨とともにの帰還でしたね。

でかぷ君はみゃー大工さんに会いたくて待っていたんですね。
大好きなみゃー大工さんに看取られることができて良かった。
でかぷ君、お疲れ様でした。
これからはみゃー大工さんのそばで
みゃー大工さんと仲間達を守ってくださいね。

みゃー大工さんのお気持ちを思うとなんて言ったらいいのか。
たとえそれが困難な状況だとしても
みゃー大工さんご自身のお身体を大切にしてほしいです。
し様 2010年09月13日 07:03
でかぷ、大好きなおうちから旅立てて良かった。
ちゃむねやぎんちゃん、ねこきちさんたちにも会えたかな。
河原からへらちんもきっと会いに来てるね。
でかぷ、へらちんと仲良くしてくれてたもんね。

逝ってしまった子を思うと、みんなみんな申し訳なさと後悔でいっぱい。
だけどでかぷは、ただただみゃー大工さんのことが大好きな子だったのよ。
だから傍に戻れて嬉しくてホッとしたと思うよ。
お疲れさま、でかぷ。一度会いたかったな。
<input type="checkbox" name="comment_id" /> みゃー大工 2010年09月13日 09:58
皆様、本当にありがとうございます。
たとえ小さな異変でも、見逃さず、獣医さんに騒いで神経質だと思われても、
それもまた、新たな知識として+にする、
どんどん猫の介護の達人になってくださいね。
私は異変に気づきながらも、気丈にも元気に見せてたでかぷをおいて、うっかり、ふとを受診させてしまった。
色々なサインを出しており、今までの十分家庭内でも出来うるケアで、彼を軽度にしておくことも出来、(それで今までの危機は乗り越え)
しかし、通うこと自体が疲労、急激に気が狂った父親の件で悩み、100万人に一人の母親のガンで疲れてしまい、そこを検索し続け、彼に対して頭も体も本当に動かなかったのです。
昨日も母親に「人間より猫かよ」
いつもお世話になる獣医さんのスタッフさんへの死亡の報告に、
「仕方ありませんよ、人間優先ですよ」
いえいえ、どっちも中途半端なのです。

今までの猫はできるだけの努力をし、恥じていませんが、
でかぷには申し訳ない、自分は手抜きをわかっており、後悔だけです。
皆様、あたたかいコメントありがとうざいます。
一日はいますが、明日の夕方7時には姿も消し、
次のでかぷは自由に、幸せなものになって欲しいです。
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コメント (2)
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