金木犀

2016-09-26 04:57:28 | 日記

毎年稲刈りの季節になると金木犀の香りが庭中漂う。亡き父が森林組合の緑化祭りで購入して庭の片隅に植栽していた。30年以上も前の事でそれから何回も移植で場所移動して来た。樹高が高くなると側の花木の開花に影響するので夏期剪定時に毎年芯を止めて樹勢を弱めている。

それでも樹齢が経つので大分幹は太くなり小さい花がいっぱい咲き始めている。プンプンと良い香りで暫くぶりで天気回復して秋晴れになって来た。茶の間のアルミサッシを開けて網戸だけにしていると家中に金木犀の香りでいっぱい。庭に植えてある花木や花物がいっぱいあり初夏のヤマユリの開花等で天然の香水で季節感を味わう。

急いでバインダーで杭掛け自然乾燥の稲刈りを始めなければ成らない。雨続きの天気だったので2~3日の気温の回復では圃場が乾かない。バインダーでの刈り取りは出来ても杭掛けするに稲束を稲杭に運ぶ作業が柔らかい圃場は大変で難儀する。何時もは軽トラックが圃場の中まで入って車に積んで杭掛けするので楽に出来る。

今年は一輪車でも柔らかい圃場で輪が抜かり大変なようだ。天気が回復するのを待ち望んでいたがなかなか晴れマークが続かない週間天気予報。ラ・フランスの収穫前にリンゴの収穫、稲刈り作業もあり焦っているこの頃。


葉摘み

2016-09-25 05:46:38 | 日記

やっと秋本来の気候になり中性種の昂林の玉回しは終わりふじリンゴに移動する。今年の秋果物は生育が早くリンゴ、ラ・フランスの収穫時期が早まるようだ。情報では昨年も早い収穫時期だったラ・フランス今年はまだ早めるようだ。ラ・フランスの収穫期に入る前にリンゴの昂林の収穫を終わして置かないと受け入れ最終日までもぐ事が出来なくなる。余所の果物とは違い収穫後は冷蔵庫に入れて一斉に扉を閉めて予冷するので期日を守らなければならない。

リンゴとは違い色つきは関係無く形は凸凹だが果実は重く収穫籠の紐が肩に食込んで痛く大変な作業。休日を利用して何処のラ・フランス栽培農家は家族全員、余所から頼んで総出で収穫作業をやっている。丁度サクランボ収穫時期に農道にずらり様々な車種が駐車して収穫しているのと同じで忙しい。

サクランボの時期は日の出は早く日暮れが遅く働く時間は長くハウス内は高温で大変。ラフランスの収穫は着色具合は関係無く片端から全部もぐので楽な作業だが気温は下がり厚着に朝露はなかなか乾かず長靴での作業。果実は重く収穫作業は高齢者には向かない果物だが葉摘みの必要が無いので一時期流行栽培面積は増えた。

数年前胴枯れ病、輪紋病が異常発生してなかなか対策には農薬等の妙案が無く面積は減って来た。JAや行政の指導もあり全国一の生産を目指してまた増えて来た特異な果物で今年は心配して台風の被害もなく何処の農家も収穫時期を待っている。我が家では収穫する前に昂林の収穫、杭掛け自然乾燥米の稲刈りが待っている。

日毎に忙しくなって来るは健康に勝る宝はないと諦めて無理せず明日辺りから昂林の収穫に入る。


雨降り

2016-09-24 05:17:33 | 日記

 

今日も降水確率が高く朝から小雨模様の天気でうんざりする。リンゴ葉摘み後の天気、大型台風等で雨続きで着色が進まない。今頃は玉回しが終わり真っ赤に着色してリンゴの収穫の予定だった。早く天気が回復して暖かい日差しが欲しくなる。稲刈り作業の大型コンバイン圃場は柔らかく水が溜まっているが天気の回復を待ちきれず初めている。

大型コンバインはこの集落には1台の所有者はいない。小型コンバインが2台くらいの面積の少ない農家ばかりで余所の地区から刈り取りに来てくれる。余所の地区から大型コンバインで来てくれる方も自分達の広い面積の稲刈りもしなければならないので少し雨なんかは気にしてられない。この辺りの圃場は肥料の肥切れが早く秋落ち状態で登熟が早いので平場地区の大規模農家よりは刈り取りに来てくれる。

高齢者が多く、面積の少ない米作りでは大型機械の購入も出来ず130名程の人数の組合員で耕耘、代掻き、防除の全利用の法人組合でそれぞれの経営をやっている。50町歩足らずの規模の法人組合だが減反面積が半分ほどあるので実利用面積は37町歩程で組合運営も大変。数年前大型コンバインを購入して脱穀調整まで全部法人組合でと話題になったが若い後継者がいなくて取りやめになった。

そもそも発足当時は山口沢土地改良区事業で1枚当たり圃場を広げそれに合わせて法人組合が出来た。大型機械の共同作業で少ない労力で米作りをして余剰労力は果樹、酪農、通勤等の農業経営を目ざして来てから40年以上の歳月が過ぎた。まだ水溜まりがある圃場ドロドロ抜かりながら稲刈りでその後の圃場はコンバインのキャタビラの跡で凸凹になり排水が悪く来年の春耕起には難儀する。


雨降り

2016-09-24 05:17:33 | 日記

 

今日も降水確率が高く朝から小雨模様の天気でうんざりする。リンゴ葉摘み後の天気、大型台風等で雨続きで着色が進まない。今頃は玉回しが終わり真っ赤に着色してリンゴの収穫の予定だった。早く天気が回復して暖かい日差しが欲しくなる。稲刈り作業の大型コンバイン圃場は柔らかく水が溜まっているが天気の回復を待ちきれず初めている。

大型コンバインはこの集落には1台の所有者はいない。小型コンバインが2台くらいの面積の少ない農家ばかりで余所の地区から刈り取りに来てくれる。余所の地区から大型コンバインで来てくれる方も自分達の広い面積の稲刈りもしなければならないので少し雨なんかは気にしてられない。この辺りの圃場は肥料の肥切れが早く秋落ち状態で登熟が早いので平場地区の大規模農家よりは刈り取りに来てくれる。

高齢者が多く、面積の少ない米作りでは大型機械の購入も出来ず130名程の人数の組合員で耕耘、代掻き、防除の全利用の法人組合でそれぞれの経営をやっている。50町歩足らずの規模の法人組合だが減反面積が半分ほどあるので実利用面積は37町歩程で組合運営も大変。数年前大型コンバインを購入して脱穀調整まで全部法人組合でと話題になったが若い後継者がいなくて取りやめになった。

そもそも発足当時は山口沢土地改良区事業で1枚当たり圃場を広げそれに合わせて法人組合が出来た。大型機械の共同作業で少ない労力で米作りをして余剰労力は果樹、酪農、通勤等の農業経営を目ざして来てから40年以上の歳月が過ぎた。まだ水溜まりがある圃場ドロドロ抜かりながら稲刈りでその後の圃場はコンバインのキャタビラの跡で凸凹になり排水が悪く来年の春耕起には難儀する。


農薬分譲

2016-09-23 05:12:55 | 日記

 

 最後のサクランボ防除連日の雨降りで順延でやっと天気が回復して出来るようだ。それでも未だ葉っぱは昨夜の雨で濡れているが予報でも降水確率は午後から高いが午前中は低い。まだ日の出前の東の空も明るくなって上空には青空も見えて来た。農薬調合所の出役当番で9日から天気が悪く日延べになっていた。その期間毎朝早朝5時過ぎに当番の為調合所に来て調合薬液分譲の中止を連絡した。

組合員は毎年高齢で止める人がいて減少して今では30人に満たない人数になった。旦那さんが健康を害してスプレヤーの運転が出来なくなっても奥さんが頑張って農業経営を引き継いでいる方もいるがなかなか農業経営の引き継ぎは難しい。組合人の年齢も高齢になって来て農作業中の事故、ケガも増えて来て農機具の運転操作には注意するように言葉を掛けて喚起している。

近年農地の耕作放棄地を増えて来て借りての人を探して言葉を掛けるがなかなか良い返事は貰えない。逆に農地を貸すから借りてを探してくれとお願いされる。今の通勤者の年代の方が定年で辞めても農業をする方は僅かで特別な事情がある方の他は定年帰農者は少ないだろう。

生産から販売まで天候に左右される農業経営で朝から晩までの外仕事、好きでなけれ出来ない生業。待ちに待った農薬分譲開始当番仲間3人は何時もの時刻より早めに出役して中止の看板を取り払いサクランボの看板を下げて分譲開始をする。調合所内の様々なスイッチをONにして調合液を造りそれぞれの分譲液を記帳して次から次へと汲んで行く。風もなく所々に青空が出て防除するのは最適の天気で轟音を立ててスプレヤーは調合所前に並んでいる。