農薬分譲

2016-09-23 05:12:55 | 日記

 

 最後のサクランボ防除連日の雨降りで順延でやっと天気が回復して出来るようだ。それでも未だ葉っぱは昨夜の雨で濡れているが予報でも降水確率は午後から高いが午前中は低い。まだ日の出前の東の空も明るくなって上空には青空も見えて来た。農薬調合所の出役当番で9日から天気が悪く日延べになっていた。その期間毎朝早朝5時過ぎに当番の為調合所に来て調合薬液分譲の中止を連絡した。

組合員は毎年高齢で止める人がいて減少して今では30人に満たない人数になった。旦那さんが健康を害してスプレヤーの運転が出来なくなっても奥さんが頑張って農業経営を引き継いでいる方もいるがなかなか農業経営の引き継ぎは難しい。組合人の年齢も高齢になって来て農作業中の事故、ケガも増えて来て農機具の運転操作には注意するように言葉を掛けて喚起している。

近年農地の耕作放棄地を増えて来て借りての人を探して言葉を掛けるがなかなか良い返事は貰えない。逆に農地を貸すから借りてを探してくれとお願いされる。今の通勤者の年代の方が定年で辞めても農業をする方は僅かで特別な事情がある方の他は定年帰農者は少ないだろう。

生産から販売まで天候に左右される農業経営で朝から晩までの外仕事、好きでなけれ出来ない生業。待ちに待った農薬分譲開始当番仲間3人は何時もの時刻より早めに出役して中止の看板を取り払いサクランボの看板を下げて分譲開始をする。調合所内の様々なスイッチをONにして調合液を造りそれぞれの分譲液を記帳して次から次へと汲んで行く。風もなく所々に青空が出て防除するのは最適の天気で轟音を立ててスプレヤーは調合所前に並んでいる。


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