晩霜

2018-04-11 04:39:04 | 日記

 

予報通り朝から快晴で山頂から明るい日の出。息子はりんご防除で調合所の薬剤分譲で日の出前からスプレヤーに給油して出発の準備をしている。まだ気温は低いので分譲開始時間は何時もより1時間遅い6時で時間が経つを車庫で準備して待っている。俺はさくらんぼハウス建ての段取り等の準備で園地の行く。

放射冷却で気温は下がり窪地の水溜まりを見ると表面には薄い氷が張っている。ありゃ~こりゃ困った酷い晩霜で果樹の花芽がやられたのかと心配しながらさくらんぼの園地に行く。周辺は水田で窪地にはここも氷が張っている。さくらんぼの根元にあるハウスの穴掘りで掘った盛り土は霜柱で凍結している。

さくらんぼの花芽を取り中のメシベを見るがまだ凍害で黒く変色しているはか判断が出来ない。低木仕立ての幼木で特に紅秀峰は開花時期が早く凍害に合いやすい品種で不安だがどうする事も出来ない。高温続きで農作物の生育が進み街中の桜も開花が始まったが先週辺りから雨降りの天気が続いたのでまさか晩霜が降りるとは思っていなかった。被害がなければと思いながらハウス建ての準備をする。

昨日とは違い風もなく暖かく穏やかな気候の中賑やかにスタッフ達は摘雷を急いでいる。酷い凍害に合うと摘雷作業はほどほどにと注意のJAの巡回広報車が走るのだが日中は聞かれない。たぶん被害がないのではと一安心しながら家族3人でハウス建てをする。