水戸卓夫
深夜の雨音で今朝は何時もよりぐっすり眠り遅い起床。スコップ使いハウスに支柱建て等で体全体が疲れている。珍しい程に遅い目覚めで寝室の障子戸は薄明るくなっている。弱い雨音で雨が上がって来るような気配。玄関前の新聞受けには２社の分厚い朝刊がぎっしり差し込んである。
庭先の窪地の水溜まり小さい雨紋で雨はまだ止まない。何時もよりは気温が低く寒がりな家族なので茶の間にはまだ暖房器を使っている。家内も何時もよりはゆっくり起床して「ありゃ～雨上がっただがした～」と茶の間から外の景色を眺めている。
雨でも降らないとなかなか休みが取れない忙しさで家内も疲れが溜まっているようだ。孫達が保育園に出発する前に必ず母屋に挨拶して行く。雨、風関係無く定時なのでそれまでは朝食を終って朝茶を呑んでいる時刻。俺は早寝、早起きの習慣だが家内は夕食の後片付け等で時間はまちまちで大変。
スタッフ達からは雨降りで仕事が出来るかの確認の問い合わせのメールは来ていない。それでも今朝は冷たい小雨で雨が止まない状態では摘雷作業は寒くて出来ない気象。遠方から来ているスタッフもいてこちらが雨でも晴れていたり、反対の晴れていてもあちらが雨だったりして違う天気模様がある。特に雷雨は局地的の大雨だったりして同じ内陸地方でも違う天気。それでも携帯電話のなんの問い合わせがない所を見ると摘雷作業は大丈夫のようだ。
上空の黒い雨雲は段々かすれて西空は明るくなって来た。雨上がりの穴を掘った後の土は軟らかくハウス建ては汚れて仕事は無理。午前中は別な仕事に出かけるが昼雨に又冷たい雨でスタッフ達の早がりして昼食。余りにも早い果樹の生育、スタッフ達も心配するほどだった芽の進み具合はこの寒空で一端落ち着くようで安堵する。
節々