水戸卓夫
今朝の気温は高く朝食前にさくらんぼハウスの支柱建てをする。屋敷畑の谷沢梅は満開になっている。予報ではこの暖かさは今日限りで夕方から急に気温が下がり雨マーク。その後の１週間は傘マークの天気で気温も下がって平年並みの気候になって来る。さくらんぼ支柱を建てるヶ所に機械で穴を掘った土は乾燥して自然に穴に崩れて穴を塞いでいる。
天気予報が狂って日中に強い雨なんか来ると折角掘った穴は埋まってしまうので急いで支柱建てをする。重い金棒や腰を屈めて掘った跡の位置や深さをを調整する為スコップで土を掘り直す。早朝からの腰を使っての作業で持病のギックリ腰痛には気を使いながら慎重にする。支柱の建てる位置を金棒で穴を開けその後は水を少し差し込み土を軟らかくして穴の深さを調整する。
土中は深い土層だと穴に差し込んだ水が地下に浸透しない溜まっている。隙間の無い穴に又金棒を差し込んでやると僅かな穴の隙間から溜まっている泥水が勢い良く噴き上げてくる。衣服や顔中が泥だらけになって汚れてしまう。
眼にも泥が入って気を使う穴掘りだが土中が砂利や礫が多い所は金棒を刺して穴掘るに難儀する。気温が高いのでシャッツを１枚脱ぎ捨てて穴掘りして水平に張ってある糸に合せて次々に支柱を建てる。朝食後は家族全員で支柱建て、穴の埋め戻し、整地全部一通り終る。
予定外に支柱建てが進み午後からの作業を話して昼食をしていた。茶の間から上空を見上がると見る見る内に黒い雲で雨が降って来た。ラ・フランスの定植、ハウスのパイプ建てを終わり疲れが一気に来て気が抜ける。スマートホンの天気予報を見ながら「駄目だなこりゃ～午後から降水確率は高く雨降りだ～」なんて独り言を言っている。