セカンド・ラブ

会社のパソコンにくるメールを、私の携帯電話にも連動させているのですが、今日(10日)は外出中に、よく鳴って(振動して)おりました。

デザインの原稿（コピー・画像）が送られていたのです。

いま使っている携帯は、２年近く前に買ったモトローラのＭ７０２is。

以前にブログでも書きましたが、余りのデザインの美しさに、ひと目惚れして買ったヤツです。

でも、外国製のためか日本製に較べると機能面で使いにくく、買ってすぐに買い替えを考えた程です。

山ノ神も同情してくれていて、このところ携帯ショップで新しい機種を、一緒に見てくれていました。

しかし、気に入ったデザインがないのです。

日本のメーカーは薄くしたり機能を加えたりして、デザイン面で手を変え品を変え、消費者に訴求してきます。
（私の仕事もその一端を担ってるわけですが・・・）

残念ながらＭ７０２isに比べると、手に持った時のフィット感、質感、畳んだ時の音、操作画面デザインの先進性、要は五感への配慮が足りません。

そこに外国のデザインに対する、本質の差を感じてしまいます。

もっとも日本の商品サイクルでは、そこまで考えるゆとりも無いかもしれませんが・・・

そんな訳で、日本製に比べて多少の使いづらさはあっても、今はこのＭ７０２isを手放す気にはなれません。

“惚れ直した”と云うことでしょうか。


最近、“惚れ直した”ことがたくさんあるような気がします。

ひょっとしたら、幸せの中の尺度に“惚れ直したもの”を、どれだけ持っているか？

と、云うのがあるのかもしれません。

考えてみると私には携帯以外にも、“再愛”のものがたくさんありました。

家族、地元の飲み仲間、この街etc…。


何だか今、とても満ち足りた気分です。