Mr.しもの前途遼遠

オンラインプロレスラー、Mr.しもとザ・ミックの成長日記みたいなものです。

チャンピオンロードビヨンドビヨンド①「軌跡」

2021-02-23 20:02:05 | ほこプロニュース

純須純夫(すみす すみお)は
リングの上で
大の字になったまま
天井を見つめていた。

かつて
WWWWWチャンピオン、
ノトーリアスとの
チャンピオンシップの
調印式の席で
当時のGFCチャンピオン、
ユアン・ジェイコブスの
襲撃を受け
K.O.されたときを
髣髴とさせるような
衝撃だった。

ただ1つ、
当時と違ったのは・・・。



純須純夫・・・、
ブレード冴羽は
サミー・ザ・サウス・・・、
ノトーリアスとの
伝説のタッグチーム、
ザ・ヴァニシングで
南部タッグ王座、
WNWタッグ王座、
ASSAタッグ王座を獲得。

シングル
プレイヤーとしても
時の南部シングル王者で
タッグパートナー
ノトーリアスの実父、
ビリー・ザ・サウスを破り
新王者になるなど
華々しい戦績を上げている。



彼が戦っているのは
目の前の対戦相手
だけではない。
あまりにも強く
真っすぐであったが故に
非業の死を遂げた
伝説のプロレスラー、
純須杜夫(すみす もりお)の
実子である純夫は
偉大なる父親の幻影とも
戦い続けていた。



テキサスで生まれ育った
純夫にとっての故郷は
その地に他ならないが
父の生まれた国、
日本のプロレスにも
興味を持っていた。
アメリカで
南部王者となった純夫は
日本のプロレスを
肌で感じるため旅立ち
謎の覆面レスラー、
ザ・シャラクとして
活動を開始する。



ザ・シャラクの
日本での戦いの記録は
それほど多くはないが
そのどれもが非常に
有意義なものであった。
黒音幸太郎との
2度の戦いを制した後、
リング上で純夫は
マスクを脱ぎ
その正体を打ち明けた。
出会ったことのない
父親の雄姿を
純夫に重ねる
日本のファンの期待を
一身に背負い
純夫は日本を後にした。



第2の故郷、日本は
純夫にとって
温かさと勇気を
与えてくれる場所だった。
「いつかまたここに
 戻ってきたい」
純夫にとって日本は
特別な場所の1つであり
輝かしい思い出の地と
なっていた。

・・・少なくとも
あの悪意と対峙する
その瞬間までは・・・。

            to be continued・・・



★Mr.しもの中の人の裏話★

『ファイプロワールド』の
「チャンピオン
ロードビヨンド」が
リリースされたのが
2020年の2月27日だそうで
ちょうどもうすぐ
丸一年になります。
私の記憶では
もっともっと前のことかと
思ってましたけど
実はまだ全然
最近のことだったんですねー。

それを記念して
「ビヨンド」の主人公、
ブレード冴羽こと
純須純夫との動画作りに
挑戦してみたいと思います。

物語のテキストも
いつもよりもそれっぽく
英語を日本語に
直訳したような固さを
あえて狙って書いてます。
最近は割と
無難な物語ばかり
書いていた気がするので
こういう試みって
ちょっと刺激にも
なるというか。
自分でも書いていて
楽しくなってきました(笑)



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