Mr.しもの前途遼遠

オンラインプロレスラー、Mr.しもとザ・ミックの成長日記みたいなものです。

コマンド・ボリショイ 最後のリングで完全燃焼

2019-04-21 18:23:18 | その他の団体・フリー

ソースは、東スポWeb

女子プロレス
「ピュアJ」の大ベテラン、
コマンド・ボリショイ
(年齢不詳)の引退試合が
21日、東京
後楽園ホールで開催され、
ボリショイは
ゆかりのある3選手と
5分1本勝負で激突。
いずれも時間切れ
引き分けに終わったが、
浮き沈みの
激しい女子プロ界で、
小さな体
(148センチ、51キロ)
ながらトップに
立った苦労人は、
完全燃焼して
リングを去った。

最後まで戦いの
最前線を貫いた。
ボリショイは、
センダイガールズ17日の
名古屋大会で英国の美少女
ミリー・マッケンジー(19)
からワールドジュニア王座を
奪取。
現役王者として
引退興行に臨んだ。
登場時には
ヌンチャクの師匠である
"東洋の神秘"
ザ・グレート・カブキ(70)
と連獅子姿でリングイン。
鮮やかなヌンチャク競演で
いきなり超満員
1530人の場内を
沸かせた。

引退試合第1試合は
ジャパン女子、
JWP時代からのライバルで
OZアカデミー総帥の
尾崎魔弓(50)。
尾崎も14日に
OZの無差別級王座を
奪還したばかりで、
終生のライバル対決は、
お互いが
現役王者として臨んだ。

尾崎は
チェーンを持ち込むわ、
OZ勢を乱入させるわと
通常通り、
惜別のハードコア
ファイトを展開。
ボリショイは
ビクトル式ヒザ十字固め、
コーナーからの
アームバーで反撃。
30年の思い出を
背負った2人は
ありったけの力で
攻防を展開し、
最後は固く
抱擁を交わした。

続く第2試合の相手は
2011年に
一度引退を表明しながら、
アッサリ撤回した
米山香織(38)。
この時の
恩返しという意味で
組まれたカードだ。
米山も現OZタッグ王者。
開始前から
泣くマネをしていた
米山は、
ゴングと同時に
丸め込み連打で勝ちを狙う
姑息な手段に出る。
しかし、
しっかり相手の習性を
読んでいたボリショイは
ワキ固めや
619などで制裁。
最後は飛龍裸絞めに
入ったところで
ゴングが鳴らされた。
試合後、米山は
今度こそ本当に泣いた。

最後の相手は
第3試合で
新ピュアJ
無差別級王者となった
中森華子(30)。
今後のピュアJの
未来を占う対決だ。
中森のハイキックを
アンクルホールドで返す
ハイレベルな攻防から、
ボリショイが
二段式ヒザ蹴り、
網打ち原爆などで
一気に攻める。
新王者も
ファルコンアローで返すが、
最後はボリショイが
ランニング掌打を決めて
カバーに入ったところで、
終了のゴングが鳴らされた。

試合後の
引退セレモニーには
この日、大阪で
昼夜大会を開催していた
スターダム
(花輪は贈呈)
以外の全女子団体が
駆けつけた。
また女子プロ界からは
ジャガー横田、神取忍、
風間ルミ、豊田真奈美、
三田英津子、ジャンボ堀、
大森ゆかりの
現役&OGの
レジェンド勢も登場。
JWP時代の盟友・尾崎、
キューティー鈴木、
ダイナマイト関西らが
肩を抱くと、
ボリショイは
感極まった表情を見せた。

その他にも旧JWP勢、
ボリショイが
1989年に入門した
ジャパン女子の
同期生10人も
祝福に駆けつけた。
出席者は実に
100人を超え、
ボリショイの
人望の厚さを
物語っていた。

「幸せでした。
夢のような
プロレス人生でした。
心からありがとうを
伝えたい」
と語ったボリショイは、
最後は
「ありがとう!」と絶叫。
10カウントゴングの後、
所属選手に肩車されて
場内を一周した。

昨年8月に難病の
「黄色靱帯骨化症」
を理由に引退を発表。
しかし最後まで
笑顔また笑顔で
リングを去った。
今後はボディービル、
音楽活動も続けながら、
女子プロレス界初の
「24時間覆面社長」として、
経営と後輩の育成に当たる。
「これからもピュアJを
よろしくお願いします!」
とボリショイは、
最後まで前向きなまま
リングを降りた。



ボリショイさんの
引退興行には
超満員のお客さんが
詰めかけたそうで。
さすがの人望は
これまでの戦いの歴史
そのものと
言えるかもしれません。
お客さんだけでなく
沢山の女子レスラーも
この大会に
集まったというのが
またカッコイイでは
ありませんか。

ボリショイさん、
お疲れ様でした!!



↑バナーをクリックでランクアップ!
 ご協力よろしくお願いします。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿