最初この映画の予告編を観た時に「今時ヒトラー映画!?」って思いましたが・・・当時ヒトラー暗殺計画なるものが40数件も起こっていたとは知らなかったので、ちょっと興味をそそられて公開初日に観てしまいました。
ヒトラー暗殺計画の史実に基づいた脚本なので、史実ゆえに結果は映画を観る前から失敗すると分かっている訳です。そこで、どのように計画を立てて、敵味方を選別して仲間に引き入れ、準備万端整えたのにどうして失敗したのか!?と言う極秘計画の顛末が見所となるんですが・・・、クーデター計画に加わった人たちの苦悩や恐怖心などハートの部分が深く描かれていないので、実に淡々とスピーディーに事が進んで行って、こちらが敵味方の区別が付く前にあっけなく計画は実行されて失敗に終わります。(苦笑)。
それと、あの歴史上の誰でも知っている”ヒトラー率いるドイツ軍”が全て英語をしゃべっていたのも感情移入し難かったです。これまで私が一度も第二次世界大戦を舞台にした連合軍対ドイツ軍の攻防を描いた戦争映画を見た事がなくて、英語とドイツ語のニュアンスの区別が付かないようなら気にならなかったと思いますが・・・、いつも悪い側に描かれていたドイツ軍が英語を話していたら、その時点でドイツ軍が連合軍に見えてしまって、違和感を感じてちょっと残念でした。
他にも気になったのが、独裁者ヒトラーの野望と狂気が描かれていなかったので拍子抜けな感じでした。誰でもヒトラーとドイツ軍の残虐行為は分かっているので敢えて強調しなかったんでしょうか!?まぁ、この映画で今更残虐行為を強調して描写する必要もないと思いますが、やっぱり、ドイツ軍の内部からヒトラー暗殺を思い立った動機付けとしてヒトラーの狂喜の部分の描写がもう少し有っても良かったかなぁと思いました。
ヒトラーの圧倒的な存在感を見せることなく全体的にパワー不足で、善と悪を際立たせるインパクトのあるエピソードがなかったので、サスペンス色を感じさせない淡々とした内容に思えたんだと思います。内容的には面白いテーマだと思うので、吹き替えで観たら違和感は消えて単純に映画の中に入っていけたかも知れませんわ!?
いつもご訪問ありがとうございます。
ヒトラー暗殺計画の史実に基づいた脚本なので、史実ゆえに結果は映画を観る前から失敗すると分かっている訳です。そこで、どのように計画を立てて、敵味方を選別して仲間に引き入れ、準備万端整えたのにどうして失敗したのか!?と言う極秘計画の顛末が見所となるんですが・・・、クーデター計画に加わった人たちの苦悩や恐怖心などハートの部分が深く描かれていないので、実に淡々とスピーディーに事が進んで行って、こちらが敵味方の区別が付く前にあっけなく計画は実行されて失敗に終わります。(苦笑)。
それと、あの歴史上の誰でも知っている”ヒトラー率いるドイツ軍”が全て英語をしゃべっていたのも感情移入し難かったです。これまで私が一度も第二次世界大戦を舞台にした連合軍対ドイツ軍の攻防を描いた戦争映画を見た事がなくて、英語とドイツ語のニュアンスの区別が付かないようなら気にならなかったと思いますが・・・、いつも悪い側に描かれていたドイツ軍が英語を話していたら、その時点でドイツ軍が連合軍に見えてしまって、違和感を感じてちょっと残念でした。
他にも気になったのが、独裁者ヒトラーの野望と狂気が描かれていなかったので拍子抜けな感じでした。誰でもヒトラーとドイツ軍の残虐行為は分かっているので敢えて強調しなかったんでしょうか!?まぁ、この映画で今更残虐行為を強調して描写する必要もないと思いますが、やっぱり、ドイツ軍の内部からヒトラー暗殺を思い立った動機付けとしてヒトラーの狂喜の部分の描写がもう少し有っても良かったかなぁと思いました。
ヒトラーの圧倒的な存在感を見せることなく全体的にパワー不足で、善と悪を際立たせるインパクトのあるエピソードがなかったので、サスペンス色を感じさせない淡々とした内容に思えたんだと思います。内容的には面白いテーマだと思うので、吹き替えで観たら違和感は消えて単純に映画の中に入っていけたかも知れませんわ!?
「ワルキューレ」 (3月20日(金)公開) 原題≫「 VALKYRIE 」☆☆上映時間≫ 2時間0分 製作年:製作国≫ 2009年 3月 : アメリカ/ドイツ 監督≫ブライアン・シンガー 出演≫トム・クルーズ / ケネス・ブラナー / ビル・ナイ / トム・ウィルキンソン / カリス・ファン・ハウテン 他 ストーリー≫ 第二次世界大戦時に実際にあったヒトラー暗殺計画を題材にした戦争サスペンス。ヒトラーの独裁政権に屈する者と世界を変えようとする者、そして両者の裏で陰謀をたくらむ者が、戦争の混乱の中で繰り広げる駆け引きを描く。監督は『スーパーマン リターンズ』などのブライアン・シンガー。【第二次世界大戦下のドイツ。将校・シュタウフェンベルク大佐(トム・クルーズ)は、祖国の平和のためにヒトラー暗殺計画を思いつく。】(Yahoo!映画より) 来日情報≫トム・クルーズが3月8日に家族3人揃って来日。10日に来日記者会見の後、11日に六本木ヒルズアリーナにてジャパンプレミアを開催。そして12日には、ジェット機を1機チャーターして抽選で選ばれたファンと報道陣と共に大阪までフライト!大阪TOHOシネマズ鳳にてワールドツアーのグランドフィナーレを飾る。 ランキング≫全米興行成績は初登場4位 米Yahoo!ユーザー6段階平均評価 「B」(6117 ratings) 米Yahoo!批評家6段階平均評価 「B-」(11 reviews) |
いつもご訪問ありがとうございます。
しょうがないんじゃないでしょうか。
連合軍が出ていて、双方英語なら不都合ですが、
ドイツ軍しかいませんから、気になりませんでした。
確かに細かなニュアンスは違うでしょうし、
口調も変わるでしょうが、
吹き替えと字幕は見れないってことになりませんか。
ワルキューレ計画を知らなかったので、映画をきっかけにして勉強になったなぁ~って気にはなりました(笑)
だけど、『クーデター計画に加わった人たちの苦悩や恐怖心などハートの部分が深く描かれていないので、実に淡々とスピーディーに事が進んで行って』-って言う風に私も思いました。
こういう映画を観た後って、重々しい気持ちになることが多いですが、そうでもなくって、、、もうちょっと深みが欲しかったです。
コメントありがとうございます。
>連合軍が出ていて、双方英語なら不都合ですが、
>ドイツ軍しかいませんから、気になりませんでした。
★そうですね!英語の部分は仕方がない事なのですよね。
確かに”双方が英語なら不都合”ってほんと、そうです。
あっ、それで何か物足りない映画だと思っていたら、
ドイツ軍しか出ていなかったからですね。
連合軍との戦闘場面とかなかったからスケールが小さかった。
対戦場面を作ったら、双方が英語になってしまいますもんね!?
物足りなく感じた理由が分かった気がします。
コメントありがとうございます。
>ワルキューレ計画を知らなかったので、映画をきっかけにして
>勉強になったなぁ~って気にはなりました(笑)
★私も先に「ワルキューレ計画」をWikiで読んでおけばよかったです。
あんなに暗殺計画が行われていたことさえ知らなかったし・・・
こう言う映画って、平和な時代だからこそ必要かも知れませんわ。
戦争に対して大なり小なり考える一助になって良いと思います。
日本人って特に戦争を語るのさえタブー視しがちな所が有るし!
まぁ、エンタメで戦争を考える位の軽い気持ちでちょうど良いと思う。
TBありがとうございました。
>クーデター計画に加わった人たちの苦悩や恐怖心などハートの部分が深く描かれていないので、実に淡々とスピーディーに事が進んで行って、こちらが敵味方の区別が付く前にあっけなく計画は失敗に終わります。
↑そうそう、そうだったんですね!
私はこの映画、全く事前知識なしに見てしまったので全然わからずじまいで終わってしまったんです。敵味方の顔の判別すらできず。
そういうことだったんだ……、と自分の理解力のなさを棚に上げて納得しました(^^;)
コメントありがとうございます。
ロッテファンなんですね!?
私は阪神ファンです!
5月の交流戦でぶつかりますね!またよろしく!
この映画は、最初に公式サイトでネタを仕入れてから
観に行った方が良かったかも知れませんね!?(苦笑)
私も作戦名とかクーデター返し!みたいな作戦とか・・・
最初、あまり分かりませんでしたよ!
誰が誰で何をしてるのか?自分の中で整理しながら、
何とか付いて行きました!(^_^;)
ワタシも軍服トムのミッションインポッシブルを
ものすごく期待していって・・アハハハハ。
それも失敗するという事実も知らずに見て(!)
え~~~・・・みたいな。(爆)
いや、失敗したかてなんていうかもっと
伝説になるような名シーンとか名せりふとか
あるかと思ってたんですよ、
トム目当てで行ってる段階でそもそもミーハーで
ダメならダメで「300」みたいな
ド派手なエンタメをと思ってましたからね。
(コラコラ)
史実をそのまま追っかけてって
作戦の崩れていく有様が描かれるわりには
なんていうかもう少し内面が描かれないと
結束力も統率力もないただの寄せ集めで
無謀な計画の顛末としか受け止められなくて
それがとっても残念でした。
緊迫感のわりに何も残らなくて・・・
(すいません、ボロクソ言うて・・・)
コメントありがとうございます。
>伝説になるような名シーンとか名せりふとか
あるかと思ってたんですよ、
★うふっ、私も漠然とそんな感じの期待感はありましたよ!(*^_^*)
予告編でシュタウフェンベルク大佐(トム)と
ヒトラーが地下室みたいなところで面会する場面があったから、
あそこが暗殺の山場だと勝手に勘違いしてました!(笑)
そしたら、山場どころか本編に無いシーンでコケッてなりました。
あの対峙するシーンでどんな名セリフが交わされるのか!?と、
何気に期待してましたが、肩すかしでした。
>緊迫感のわりに何も残らなくて・・・
>(すいません、ボロクソ言うて・・・)
★私はトムさんのファンではないので別にOKですよ!(^^ゞ
ご無沙汰しております。
この手の作品はやっぱりドイツ語でやってほしいですね~。
トムちんが演じるとハリウッド臭も一層強くなってしまいますし・・。
ヒトラーの極悪っぷりは周知の事実として省かれていましたね。
コメントありがとうございます。
>この手の作品はやっぱりドイツ語でやってほしいですね~。
★連合軍対ドイツ軍の戦争映画に慣れ親しんだ者としては、
あのツバが飛びそうなドイツ語でないとドイツ軍って感じしませんが・・
まぁ、それを我慢できれば案外面白くみれますね!
>ヒトラーの極悪っぷりは周知の事実として省かれていましたね。
★最初に上空から敵の戦闘機の攻撃だけで戦争状態を描いていただけで、
地上戦での生身の連合軍との戦いや残虐行為は省いていましたね!
ドイツ軍が英語を話しているんだから、連合軍は出せないですよね!(笑)
それこそ、どちらが連合軍か分からなくなりますから。
それに、ドイツ軍の残虐行為が周知の事実として省かれてしまうと、
観客が映画を観る前から自分の頭の中でドイツ軍の残虐行為を
思い描き、感情のクライマックスを高めておかないといけなさそう!(苦笑)
でないと、あのシュタウフェンベルク大佐の反逆行為が、
余りにも唐突に見えてしまう!彼に何が有ったの!?
片腕、片目を失くして・・・あの最初の戦闘場面だけじゃ納得し辛いです。
でも文句は付けてるけど、思ったより良かったですけどね!
トムだけに派手な作品になりましたが、上手くハマっていたと思いました。面白かったです(^^)
コメントありがとうございます。
>独裁者ヒトラーの狂気は周知の事実ってことかも知れませんねぇ(^^)。
>そのかわり、どんだけ悪運が強いんだか~という部分がガンガン描かれていたような(爆)
★周知の事実ですけどねぇ・・・!(~_~メ)
何かその部分は手抜きな感じに見えてしまいましたわ。(^^ゞ
でも、作戦は失敗するって分かっていても
あの爆弾カバンの行方はハラハラしました。