MOVIE レビュー

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映画「ナイト&デイ」の感想です。

2010年10月15日 | 映画感想 ナ 行
映画「ナイト&デイ」を観ました。9月に公開されていた洋画は観たい映画がなかったので、映画からしばらく遠ざかっていましたが、10月になって「まぁ、これでも観てみようかな!?」と言う感じで選んでみました。やはり、気が乗らなかった通りと言うか、予感的中と言うか、ちょっと退屈な映画でした。私が途中で寝てしまったので分からない部分も有るのですが、寝る前は、つい今まで市街地で敵に追いかけられていたのに、私がウトウトから目が覚めたら、隠れ孤島の様な無人島でトムとキャメロンの二人がお気楽な会話を続けていました。何度か緊迫した危機が迫ってきても、いつの間にか別の所にワープしてしまえる能力でも有るのかと思える位、都合良く危機を脱出して別の場所どころか、別の国に居ましたわ!有り得ないアクションシーンが満載なのもリアル感欠如でコメディー度アップしていました。物語をピンポイントフォーカスで繋げている感じで、スピード感は有っても、物語が寸断されてしまっていては感情移入はできません。点と点を結ぶ線も見せてくれないと、ご都合主義だけが目立ってしまって納得し辛い所が有りました。

この映画は、スパイアクション大作のシリアス映画を期待して見たら裏切られます。ラブコメアクションお気楽映画として見たら、可も無く不可も無く、主演二人のファンなら楽しめると思います。前半は、古臭いハリウッド映画お決まりのキャーキャー言って逃げ惑っているだけの女性を助けるスーパーヒーローを描いていて、シュワちゃんの映画「トゥルーライズ」の前半部分のような印象。後半は、女性がいつの間にかバリバリの射撃の名人&格闘家のようなスーパーヒロインに大変身して、スーパーヒーローと共にガンアクションを繰り広げる「Mr. & Mrs.スミス」のブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーのような展開になっています。まぁ、全体を見たら・・・ドタバタラブコメディー劇ですね。何かネガティブな印象を与える感想になっていると思いますが(途中寝てたし!)、別にイライラするような嫌いなジャンルの映画ではなかったです。めっちゃ機嫌が良い時に観たら、何でも許せて軽く笑える豪華B級映画として楽しめると思います。一番最後のシーンが、最近の傾向なら長~いエンディングロールを見た後でオマケの1カットで登場していたと思うのですが、そのまま見せてくれたので、そこが一番気に入りました!


私の評価は5点満点中の2.5点です ≫ 採点表☆☆イライラ度は3です ≫ 採点表
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 「 ナイト&デイ 」 (英題:KNIGHT AND DAY )
日本 公開日: 2010年 10 月 09日(土) (上映時間 1時間 50分)
監 督 : ジェームズ・マンゴールド
キャスト: トム・クルーズ / キャメロン・ディアス / マーク・ブルカス / マギー・グレイス 他
米 公 開 日 :  2010年 6月 23日  
全米週末興行成績 : 初登場3位
米Yahoo!ユーザー: 平均評価 「 B+ 」 ( 3841 ratings) (10/14日現在の数字)
米 各雑誌批評家 : 平均評価 「 C+ 」 ( 14 reviews)  (  〃  )
 (米Yahoo!評価はA~Fの6段階。ユーザーと批評家それぞれの平均評価で、A+が最高です。)
解説 byYahoo!映画 : いい男との出会いを夢見る平凡な女性がミステリアスな男と偶然の出会いを果たすも、その男がスパイだったために大騒動に巻き込まれるというラブストーリーをベースにしたアクション。『バニラ・スカイ』で共演したトム・クルーズとキャメロン・ディアスが再び顔を合わせ、命懸けのアドベンチャーに挑むハメになる男女をコミカルに演じる。監督は、『ニューヨークの恋人』のジェームズ・マンゴールド。アイルランドやスペインなどを舞台に繰り広げられる大迫力のアクションが見ものだ。
ストーリー : ジューン(キャメロン・ディアス)はある日、えたいの知れない男(トム・クルーズ)と思いがけない出会いを果たすが、その男はジューンが夢に見た理想の男性どころか、重要任務を負ったスパイだった。予想外の裏切りや暗殺者による執拗(しつよう)な攻撃が日増しに強くなる中、ジューンは男に対して疑念を抱き始める。




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コメント (2)
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