NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

山はいい香り、秋本番(10月16日)

2010年10月18日 | 間伐
涼しくなり、朝のベッドから這い出るのが億劫になってきました。
休日の朝はなおさらです。
しかし、今日は11月14日のイベントの打ち合わせです。
ところが、中野方に着くと手違いでキャンセルとなってしまい、時間が空けば入ろうと思っていた先週の間伐現場に朝から入る事になりました。
南側角の境界線にあるヒノキ3本が気になっていたのです。
境界線のヒノキは充分に光を浴び、枝を外側にたっぷりと茂らせています。
それを強引に内側に倒すのですから、作業は慎重に行なわなくてはなりません。
幸い時間はたっぷりあります。
移動の一歩さえも意識的にゆっくり行ない、全ての動作を慎重に進めます。

間伐前の現場写真です。


本日作業終了後の写真です。
前の写真とほぼ同じところから撮影しています。
正面の南側角が開けて光がたっぷり林内に入るようになりました。



掘っ立て小屋の囲炉裏の炎です。
暖かさに、つい眠気を誘われます。


今日はほんの少しの作業のつもりでしたが、結局午後遅くまでここで時間を過ごしてしまいました。
思い切り身体を動かし、汗で冷えて疲れた身体を焚火で癒し、単純で楽しいあっという間の時間でした。
森がいい香りを発し始めました。
これから冬までの短い時間の恵みです。

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