中野生産森林組合の山林作業に参加しました。
作業員は各自治会から組合員の代表として選ばれた町民です。
この日の作業は、鍋山頂上付近の7、8年前に数年に渡って間伐跡地にコナラ、ミズナラ、カシワ、サクラ等の広葉樹を植林した山林の下刈りでした。
植樹した広葉樹の周りの草や灌木を刈り取るものです。
これが現場の写真です。
はっきりしませんが、真ん中のヒノキの手前に少し傾いて立てられた竹の支柱があります。
良く見るとあちらこちらに同じような支柱が見えます。
およそ4,5mおきに立てられていますが、肝心な植栽木が見えません。
近づいて確認してみると、今にも枯れそうな植栽木が残っているか、まったく消えてしまっているものが大半です。
これが植樹の現実です。
森林に人間の思いつきで贖罪のように広葉樹を植林したとしても、厳しい競争に大半が負けてしまいます。
ここは毎年同じように下刈りをしているためかろうじて植栽木が少し残っていますが、下刈りを怠っていれば植栽木は数年で消えていた事でしょう。
おまけにせっかく生えた潅木を仮払い機で丁寧に全て刈ってしまうために、笹原化しつつあります。
ここでは安易な人の行為と自然の営みの厳しさと逞しさが見て取れます。
(この現場は、自然観察現地調査地点から800m程北東、標高はほぼ同じ720mの地点です。)
そして、植樹祭と銘打って大掛かりに行なわれているイベントのいかがわしさに想いが及びます。
「森づくり」という美名の下で植樹活動に参加された事のある方は、是非その現場が現在どうなっているのか確認される事をお勧めします。
下刈り現場の直ぐ隣の森林です。
こんな森林を目にしていて、下刈りなんぞをしている森林関係者は胸が痛まないのでしょうか。
作業員は各自治会から組合員の代表として選ばれた町民です。
この日の作業は、鍋山頂上付近の7、8年前に数年に渡って間伐跡地にコナラ、ミズナラ、カシワ、サクラ等の広葉樹を植林した山林の下刈りでした。
植樹した広葉樹の周りの草や灌木を刈り取るものです。
これが現場の写真です。
はっきりしませんが、真ん中のヒノキの手前に少し傾いて立てられた竹の支柱があります。
良く見るとあちらこちらに同じような支柱が見えます。
およそ4,5mおきに立てられていますが、肝心な植栽木が見えません。
近づいて確認してみると、今にも枯れそうな植栽木が残っているか、まったく消えてしまっているものが大半です。
これが植樹の現実です。
森林に人間の思いつきで贖罪のように広葉樹を植林したとしても、厳しい競争に大半が負けてしまいます。
ここは毎年同じように下刈りをしているためかろうじて植栽木が少し残っていますが、下刈りを怠っていれば植栽木は数年で消えていた事でしょう。
おまけにせっかく生えた潅木を仮払い機で丁寧に全て刈ってしまうために、笹原化しつつあります。
ここでは安易な人の行為と自然の営みの厳しさと逞しさが見て取れます。
(この現場は、自然観察現地調査地点から800m程北東、標高はほぼ同じ720mの地点です。)
そして、植樹祭と銘打って大掛かりに行なわれているイベントのいかがわしさに想いが及びます。
「森づくり」という美名の下で植樹活動に参加された事のある方は、是非その現場が現在どうなっているのか確認される事をお勧めします。
下刈り現場の直ぐ隣の森林です。
こんな森林を目にしていて、下刈りなんぞをしている森林関係者は胸が痛まないのでしょうか。