ブリザード 自然の威力（１月２３日）

今シーズン一番の寒気がやって来た野麦峠スキー場での一コマです。
野麦峠スキー場は、上下二本のリフトで麓と山頂を結んでいます。
上のリフトは９時半に運行を開始した途端強風で停止。そのまま終日運休。
下のリフトも午後に入るとしばしば強風で低速運転、停止。
そんな午後の一コマです。
下のリフトを下りて右側の樹幹コースに入った標高約1830ｍ辺りでブリザードに見舞われました。
進行方向から強風雪はやって来て、前に進めません。
風に背を向けて風下を撮っています。
立っているのがやっとです。



この日、草津白根山が噴火しました。
ともに自然の荒々しさを感じる出来事でした。

間伐は楽しい （１月２０日）

何年かぶりに活動に参加してくれた男性と、久しぶりに間伐する女性隊員とで活動しました。
つまり二人にとっては久しぶりの間伐作業となります。
そこで作業は間伐の基本をおさらいする事から始めました。
防具の装着、チェンソーの安全なスタートと取扱い方法、周囲の安全確認と合図、退避の仕方等は作業前に確認し
作業では①～④を行います。
①　掛木にしないように倒す方向を慎重に見定める
②　ロープを出来るだけ高い位置に架け、倒す方向にプラロックで引く用意をする
③　受け口を正確に作る
④　追い口、弦を正確に作る
そして、それでも掛木になった場合は、回す、引く、ずらす、そしてそれらの複合技を体験し直しました。

プラロックの準備作業


何年かぶりに間伐作業


久しぶりに間伐作業


風も無く、少し暖かな一日でした。
一日いい汗を流しました。

今年も始まりました （1月13日）

１月１３日、美濃の森造隊、実質的な2018年最初の活動日となりました。
最初の活動は間伐講習地での間伐作業です。
1年間続けて来た実習地での間伐は、これでほぼ終了するでしょう。
林内はかなり見通しが効いて明るくなりました。

朝の集合場所は森の入り口でした。
空気も足元も固く凍てついています。雪は大したことありません。


ツリーテラスの右側はるか遠くに真っ白な御岳山が見えています。


小屋での焚火で一息つくうち皆が集まって来ました。
お互い新年の挨拶と近況を報告し合い、今日の活動内容を相談しました。
そして、我々活動の原点である間伐作業を新年の最初の活動とする事にしました。

実習地にやって来ました。
久しぶりに参加した隊員のおぼつかない作業にベテラン隊員が改めて指導します。


こちらは掛木をプラロックで引き倒そうとして苦戦中です。


かなり寒い一日でしたが体は汗ばみ、足元の不安定さに悩み、力仕事に息を切らせ、体中の筋肉が悲鳴を上げるまで作業に一日集中しました。
全身を使って森と格闘し、充実した一日でした。
日が長くなって来ました。
日に日に日没の時間が延びているのを感じます。
春はもう直ぐです。