NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

小鳥と巣箱 (5月19日)

2015年05月24日 | 森林
第2ピラミッドの頂上に座ると巣箱の一つが良く見えます。


その巣箱を何気なく眺めていた時、一瞬何かが目の前を横切ったような気がしました。
目の錯覚かとも思いましたが、巣箱から小鳥が飛び出したような気もします。
改めて注意深く巣箱を眺めると、まだ出入り口で何かが動いています。


更にしばらくしてその何かが巣箱から飛び出し、今度ははっきり小鳥の姿を目撃しました。
白黒模様の小鳥です。
素早すぎて詳細な姿は判りませんでしたが、どうやらシジュウカラのようです。
先に飛び出したのも小鳥だったとすれば、2羽の小鳥の番が巣箱を使っていたことになります。
ついに巣箱が役立ったようです。
うれしいですね。
しばらく静かに巣箱を見守りたいと思います。
また一つ森にうれしい変化が訪れました。
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第2ピラミッド完成 (5月15日)

2015年05月16日 | 遊び
森の入り口南側に第2ピラミッドが完成しました。
小屋近くに作った第1ピラミッドは材を7段積み上げましたが、今回は12段ですから1.7倍の大きです。
その分、頂上からの眺めはより爽快になりました。

今回最も活躍したのが、ポータブルウインチでした。
これが無ければピラミッドは作れなかったでしょう。
2年前の6月の集材以来、久しぶりの登場です。
(集材の模様はこちら)


今回のピラミッド作りは事情により平日一人で作業したので、4日かかっています。
初日は、森のあちらこちらに散らばった材を一箇所に集めました。


そして、ウインチと中心のスギの木に取り付けたロープを利用し組上げていきます。
材はチェンソーでノッチを作りはめ込み安定させました。


少しこだわった部分があります。
見た目が不恰好になりますが、上段にはあえて太く長い材を乗せています。
そして完成後の眺めは。
これは実際登って味わってみて下さい。
きっと気に入ってもらえると思います。




さて次は何を造りましょう。
やはり高い所からの眺めが得られるものが良いですね。
ツリーハウスでしょうか。
その前に物見櫓かな。
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春の山菜天ぷら、田楽パーティ (4月29日)

2015年05月03日 | 遊び
すっかり恒例になった春の山菜天ぷら、田楽パーティを今年も開催しました。
山菜のコシアブラとタラノメは、森の入り口周辺の間伐した人工林からやや遅めでしたが前々日採取しました。
タケノコは、予定していた竹林での成長が早めに終わってしまい採れず、購入しました。
そして、当日作りかけのテーブルの天板を載せて、やっと全ての準備が整いました。


慌しい準備が終わり、無事パーティが始まりました。
田楽に乗せる山椒の葉はさっき小屋の向こうで摘みました。
風が気持ち良く木立を抜け食欲をそそります。


森の中での食事の最高の味付けは、木漏れ日と風と森の香りでした。
普段では考えられない量の用意した田楽、山菜、焼肉、焼芋、焼おにぎり、全ての食材を美味しく食べ切りました。


季節は初夏に差し掛かり、森はいよいよ新緑が勢いを増しています。
もう夜になってもそれ程冷え込むことは無く、森では昼間見られない動物たちも忙しく活動していることでしょう。
森の入り口で一夜を過ごし、動物たちに出会いたくなりました。
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