NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

縄梯子は止めて階段作り (9月19日)

2015年09月22日 | 遊び
今までツリーハウスに上るのにザイルを使っていましたが、樹上に色々なものを上げているうちにザイルを張るのが難しくなって来ました。
そこで、縄梯子を作り上ってみました。
ところが、良い思い付きだと思った縄梯子は不安定でかなりの腕力が必要と判り、使えそうにありません。
そして、悩んだ末にしっかりした階段を作ることにしました。
先ずは材料の確保からです。
幸い細過ぎるヒノキの間伐材が向かいの斜面に沢山あるので、それを使うことにします。
柱や梁に使うには細過ぎる間伐材も、足場材や掘っ立て小屋などのDIYにはうってつけの材料なのです。




1年前くらいに切り倒した間伐材はまったく乾いておらず重いままでした。
ずっと湿りっぱなしだったので腐食がかなり進んでいます。
シロアリに食われて使えない材もありました。


それでも適当な材もふんだんにあります。


軽トラでツリーハウスの近くに運び。


柱になる部材にホゾ穴を開けました。


今日はここまで。
ツリーハウス作りは、目の前に次々に立ち現れる思わぬ課題を克服しつつゆっくり進んでいます。
次の課題は落下防止対策です。
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ツリーハウスついに棟上げ!! (9月5日)

2015年09月06日 | 遊び
ツリーハウス作成作業は棟上げに当る工程をクリアし、一つの大きな節目を迎えました。

今日は久しぶりの作業日となりました。
焚火も久しぶりです。
秋の気配は色濃くなりましたが朝日は夏の明るさをまだ保ち、炎の明るさが目立ちません。


小屋を包んでいぶす煙が良い色をしています。


実は前回のツリーハウス着工報告から地道に作業は続いていて、ツリーハウスの基礎部材はすべて上げ終りました。
5本の部材は、ワイヤーロープを使い埋め込んだヒートンにシャックルで固定しています。


本日は上物を組み上げる前に荷重に対する補強のための6m柱を2本立てます。
先ずは樹上の基礎部材に上って柱を立てる位置にマークし、下げ振りを下して柱の位置と長さを決定します。


そして、柱をしばりつけたロープを十分高い位置に取り付けた滑車を通してチルホールで引っ張り、柱を所定位置近くに立てます。
微調整は補助のロープとハンマーを使って少しづつ行い、定位置に無事収まればカスガイで固定します。


そして1日がかりで2本の柱立てが終わりました。


ここまで来ればツリーハウスの完成はもう間近です。
次回は樹上で寛ぐ姿を報告出来るでしょう。
乞うご期待。
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