拓志館に隊員が集まった9時頃には既に雨が間断無く降り始めていました。
迷いましたがとりあえず作業が出来る準備を整えて山に入りました。
一班は前回調査したプロットで保残木をマークして間伐を行い、もう一班は林相の少し違う新たなプロットで林分調査を行いました。
林内に入ると雨が降って来ません。
光をほとんど遮っている樹冠は屋根の役割をしてくれます。
つい雨が降っているのを忘れてのんびりと調査をしていると、だんだん雨脚が強くなって来ました。
それも間伐して空が開け雨粒が直接顔に当たってやっと気付きました。
倒したヒノキは4mに玉切りをし、皮を剥いてみました。
この時期の木は水をたっぷりと吸い上げ皮が剥け易いと聞いていましたがまさにその通りで、切口の皮を手でつまみ上げ引っ張り上げるだけで4m分一気に剥けます。
あっという間に道具を使わず1本の丸太の皮剥きが終了しました。
そして皮の剥かれたヒノキ丸太の肌のきれいなこと。
みずみずしく滑らかなクリーム色の肌に惚れ惚れとします。
そのあまりの瑞々しさに思わず木肌をなめてみると、ひんやりとした感触と微かな甘みを感じました。
たとえ若くても樹木はしっかりとした存在感と美しさを持っています。
こんな樹木をとても粗末に扱うわけには行きません。
でも人工林の材木は現実には手入れがされずに立ち枯れてしまったり、間伐されても林内に放置されたりしています。
胸が痛みます。
さて林分調査の結果です。
ha当たり本数は1700本/ha、平均直径19cm、上層樹高14.6m、Srは16、林分形状比77でした。
Srを20とするとha当たりの本数は1200となりますので間伐本数は17本に対して5本となり、間伐率は29%です。
今回の調査プロットは一度間伐をしている林内で行いましたので前回の調査地と比べて間伐率も小さくなっています。
林分調査が終わったお昼頃にはいよいよ雨脚も強くなったので山を下りる事にしました。
途中で小沢溜池隣接地の間伐候補地を観察し拓志館に戻り、午後からはチェンソーの目立てを行いました。
活動日に雨に降られたのは初めてです。
少し残念な一日でした。
迷いましたがとりあえず作業が出来る準備を整えて山に入りました。
一班は前回調査したプロットで保残木をマークして間伐を行い、もう一班は林相の少し違う新たなプロットで林分調査を行いました。
林内に入ると雨が降って来ません。
光をほとんど遮っている樹冠は屋根の役割をしてくれます。
つい雨が降っているのを忘れてのんびりと調査をしていると、だんだん雨脚が強くなって来ました。
それも間伐して空が開け雨粒が直接顔に当たってやっと気付きました。
倒したヒノキは4mに玉切りをし、皮を剥いてみました。
この時期の木は水をたっぷりと吸い上げ皮が剥け易いと聞いていましたがまさにその通りで、切口の皮を手でつまみ上げ引っ張り上げるだけで4m分一気に剥けます。
あっという間に道具を使わず1本の丸太の皮剥きが終了しました。
そして皮の剥かれたヒノキ丸太の肌のきれいなこと。
みずみずしく滑らかなクリーム色の肌に惚れ惚れとします。
そのあまりの瑞々しさに思わず木肌をなめてみると、ひんやりとした感触と微かな甘みを感じました。
たとえ若くても樹木はしっかりとした存在感と美しさを持っています。
こんな樹木をとても粗末に扱うわけには行きません。
でも人工林の材木は現実には手入れがされずに立ち枯れてしまったり、間伐されても林内に放置されたりしています。
胸が痛みます。
さて林分調査の結果です。
ha当たり本数は1700本/ha、平均直径19cm、上層樹高14.6m、Srは16、林分形状比77でした。
Srを20とするとha当たりの本数は1200となりますので間伐本数は17本に対して5本となり、間伐率は29%です。
今回の調査プロットは一度間伐をしている林内で行いましたので前回の調査地と比べて間伐率も小さくなっています。
林分調査が終わったお昼頃にはいよいよ雨脚も強くなったので山を下りる事にしました。
途中で小沢溜池隣接地の間伐候補地を観察し拓志館に戻り、午後からはチェンソーの目立てを行いました。
活動日に雨に降られたのは初めてです。
少し残念な一日でした。