NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

五月晴れ (6月27日)

2020年07月02日 | 間伐
五月晴れとまでいかなくても活動予定日に良い天気になりました。
雨の日の森も悪くありませんが、やはり日差しの解放感は心を浮き立たせます。
森の入り口上流、林道わき急斜面上部で間伐をしました。
新人が一人やって来たので、講習も行います。
林道脇で講習をしているそのかなり上部で作業を開始している隊員が見えます。


その上部ではこんな感じで作業です。
下に人が居るので慎重に。


林道近くでももう一人が作業中です。
林道へ入って来る車の監視と林道へ飛び出した伐倒木の玉切りと片付けにもう一人が林道に待機しています。


お昼は森の入り口に戻って焚火の周りで昼食です。
焚火は一年中いつでもします。


後方に見えるネットで二人がくつろいでいます。
森に良い風が吹いて、鳥の声に耳を澄ませているとたちまち眠くなります。


午後からも作業をして15時に解散しました。
清々しい汗をたっぷり流しました。




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片付け (5月30日)

2020年06月03日 | 間伐
森は花の季節が終わり、木々の葉が勢いよく成長しています。
オニグルミやホウやケケンポナシなどの高木が葉を広げ、強い紫外線を遮ってくれています。
晴れれば気温が30度を超えようという日でも、森の中では快適な環境が保たれています。
本日の活動は、作業小屋を建てたくなった隊員のために、森の入り口上流の林道沿いの間伐地を片付けることにしました。
間伐材の片付けは、人海戦術で一気に行わないとなかなか出来ません。


川に落ち込んだ材もポータブルウインチで引き揚げ片付けました。


予想外に広い平坦地が表れ、良いキャンプサイトにもなりそうな予感がします。
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いつの間にか春から初夏へ (4月17日)

2020年04月18日 | 森林
新型コロナウイルスの話題にばかりに気を奪われ、おまけに木工の頼まれ仕事が忙しかったりしている間にいつの間にか季節は大きく動いていました。
色の無かった森には足元の緑が増え、ショウジョウバカマやトサミズキやクロモジが微かに色を添えたのも終わり、カタクリも終わり、次々に森の華やぎの主役が入れ替わって行きます。
里に咲き誇った桜も今は葉桜です。
余裕が無くてあまり眺めなかった今年の桜は、ひときわきれいだったような気がします。

小学校の校庭を眺め下す枝垂桜。


その隣のハナノキ。


全景。


森のあちこちから今まで気づかなかった草花が生えて来ました。
頑固だった笹が今年は勢いを無くしています。
森の植生が少しづつ変わって行っているのかもしれません。

フタバアオイ。


ニリンソウは今年も元気です。


昨秋大桑村で拾った栃の実が沢山発芽したので森のあちこちに植えています。




間伐をきっかけに森の姿が少しづつ変わって行くのを実感します。
トチの木が実をつける頃の森はどんな姿でしょう。
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急斜面での間伐(4月11日)

2020年04月18日 | 間伐
前回の久しぶりの間伐地より下流の林道沿いを3人で間伐しました。
間伐地は、ほぼ南北に通る林道から西側に徐々に傾斜が急になりながら高くなっています。
林道近くの間伐はほぼ終わっていて、今回は尾根近くを間伐しました。
林道から離れるにしたがって斜面がきつくなり、最後ははいつくばって上りました。
上った先の尾根近くの少し平坦な場所での作業が主でしたが、転げ落ちそうな斜面でも何本か間伐しました。
急斜面をもう少し間伐したかったのですが、体をロープで確保しないと材と一緒に転げ落ちそうで、今回はこれ以上の間伐は見送りました。
次回はハーネスとザイルを用意して作業します。
それにしてもよくこんな斜面に植林したなと驚きます。
伐倒、集材、搬出の経済性を全く考慮しなかったのでしょうか。
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いつもの久しぶりの間伐 (3月28日)

2020年03月31日 | 間伐
昨年の秋以来、森の上流で間伐活動を行いました。
間伐活動自体久しぶりです。
前回の活動日は雨で中止となり、今年も雨の多さに悩まされそうな予感がしています。
野外活動には雨が天敵です。
でも、雨ならではの珍しい体験も有ります。
今日は斜面下に突然現れた霧に目を奪われました。
小さな雲が森の中に現れた様なものです。
突然自分の居る場所が雲の上になるなんて、不思議な感覚です。



掛木をフェリングレバーで倒そうとしますが、細くて軽いヒノキ材はしなってなかなか外れてくれません。
材としては使い易く丈夫なヒノキのしなやかさに、伐倒時には毎回悩まされます。


昼御飯には小屋の近くの榾木から取ったシイタケを焼いて食べました。
水分をたっぷり含んだシイタケはみずみずしくしっとり香りも高く、市販の物とは全く違う美味しさでした。




コロナ騒ぎでお疲れの方は森においで下さい。
心安らぐ場所と空間がお待ちしています。
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間伐 (2月29日)

2020年03月03日 | 間伐
美濃の森造り隊の活動として林道上流で間伐を行いました。
ここは昨年から間伐をしていて、今回の作業で道沿いの間伐はほぼ完了です。
次回からは急斜面上部での作業に移ります。




午後からの作業でチェンソー1台のハンドル部分を伐木先端の下敷きにして破損してしまいました。
小さな不注意の積み重ねでこんな結果を招いてしまいました。
大いに落胆と反省をしています。
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学童

2020年03月03日 | 森林
三郷学童の子供達が遊びに来て、随分久しぶりに大勢の子供たちの声が森に響きました。
まだ少し肌寒い森の中で最初にしなくてはならないのが焚火です。
スギの葉の焚き付けと小枝と少し太めの枝の3種類の材料を集めて分類し、マッチと新聞紙で火を点けました。
子供達には最初に立ち上る濃い煙が新鮮だったようで、煙いと逃げまどいながら歓声を上げました。
普段の生活で焚火をする機会はあまりないでしょうから、ここでしっかり焚火技術を学んでほしいですね。


焚火から燠をU字港に移して餅を焼きました。


鹿肉も長い竹串に刺しあぶって食べました。

食事以外の時間は森のあちこちの遊具で遊びました。
特にモッコハンモックが皆のお気に入りでした。




子供達を迎えるに当たって一応木工が出来るように材料は準備しておきましたが、森で過ごすだけで結構忙しく、結局木工には手を付けられませんでした。
森では子供たちの発想とひらめきで自由な時間を元気いっぱいに過ごすのが良さそうです。

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薪小屋

2020年02月12日 | 森林
暖冬が続いていましたが、2月の半ばに差し掛かろうとする今頃になって厳しい寒さに見舞われています。
森でも雪が降らずに終わりそうな予感がしていたのに、2月10日の午後に本格的な雪が降り、一瞬で冬の空気に包まれました。
暑さにしろ寒さにしろ最近の気候変動の激しさには驚くばかりです。
12月のブログからしばらく更新を怠っていました。
しかし何もしないでいた訳でなく、今年に入ってからは地味に薪小屋を作っています。
日当たりや軽トラで薪材料の搬入搬出のし易さ、盗難防止の観点から小屋の場所を決めました。
その場所まで行くには小さな水路にしっかりした橋を掛けなくてはならず、まずは架橋からです。
こんな具合です。




板材はチェンソーで挽きました。


小屋は掘っ立て小屋です。


3月中には完成させたいと思っています。
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リース、門松づくり (12月14日)

2019年12月25日 | 遊び
紅葉や落葉の遅れ、暖かな日々やのんびりとした雲の流れを目にしていると、12月に入っても今年はますます年の瀬を感じません。
中央アルプス、御嶽山、恵那山の積雪もかなり少なめです。
それでも、年の瀬は恒例のクリスマスリースづくりで締めます。
今年は門松にも挑戦しました。

3本の竹をガムテープで巻き、


竹の周りは、番線で作った輪の中に細かく割った杉材を詰め固めます。


適当に作っても、松や南天を周りにあしらえばそれなりに門松らしくなります。
ただ、周りに巻いたコモをきれいに広げるのが難しかったかな。

リースは近場で手に入り易かったテイカカズラのツルを使いました。
飾りは100円ショップで買ったキラキラの小物をグルーガンや細い針金でくっつけました。

自分一人で作ったお気に入りの作品です。




お昼ご飯の特別メニューは、知り合いの猟師さんに分けてもらった鹿肉と熊肉です。
イノシシ肉より脂身が少ないので少し淡白ですが、しっかり旨味も有りました。
少し前まで森で生きていた生き物を食べるのは、森のエネルギーを直接体に取り込む感覚です。
なんだか体が熱を帯び、力強くなった感じです。


今年は雨が多く、あまり森で遊べませんでした。
来年はキャンプにも力を入れ、夜の森も楽しみたいと思います。
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老朽化 (11月23日)

2019年12月02日 | 間伐
メンバーが5人集まったので、林道沿いのスギ林を間伐しました。
これだけの人数だと道路の監視、林道に倒した材の玉切り片づけが速やかに行え安心です。


11月後半になり、太陽高度が目に見えて低くなって来ました。
林道が走る谷間にはほとんど日が当たらず、湿って寒い空気が溜まっています。
体を動かさないと体の芯まで冷やされてしまいます。
そのおかげで作業ははかどりました。
シダやコケも豊かです。




作業中に10年来使ってきたハスクバーナ346XPのハンドル部分が曲がってスロットルロックが外れ紛失しました。
アクセルロッドもホルダーから外れていました。
予備のチェンソーに取り替えましたが、こちらもエンジンのかかりが悪かったり回転が上がらずと不調です。
予備のチェンソーはキャブレターのダイアフラムを交換したりして調整していたのに、いざとなると具合が悪くなりました。
これでは全く仕事になりません。
この所何か一つ不調になると、次から次に関連機材が不調になります。
こうなると部品の交換や調整に時間や労力を掛けなくてはならず、本来の活動が気持ち良く出来ません。
最近中央道の恵那山トンネル手前で大規模な橋梁の補修工事が続いています。
正月の渋滞に拍車をかけないようにと年末ぎりぎりまでの昼夜突貫工事です。
好景気に沸いた時代に日本全国に作られた大規模インフラは、補修が必要な時代に突入したようです。
社会制度しかり、経済活動しかりです。
チェンソーの修理に悪戦苦闘しながら、そんな事を考えました。
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