私の5月12日の臓器売買と題したブログでは何を言いたいのかがはっきりしないという指摘をいただきましたので臓器移植に対する私の考えを書かせていただきます。臓器を買ってまで生きようという人は、他人の腹を借りてまで子孫を残したいという人と同様に私の理解の外にいるし、友達になりたくも無い人種だ。しかし脳死状態からの移植には賛成でドナーカードも持ち歩いているし、家族にもその旨を伝えています。年齢制限のため子供の臓器移植をカンパを募ってアメリカで実施するニュースに対してはアメリカという国の懐の深さに感服すると同時に日本では一切の年齢制限をはずそうと言う議論が沸いてこないのが不思議です。貧しい国で密かに行われている臓器売買は独立国としての気概を持って法律で禁止するのが正道でしょう。25万人以上いると言われる人工透析人口からして腎臓移植の希望者が圧倒的に多いのでしょうが、政府はもっとPRに努めドナーカードの所持者を増やす努力をしてほしい。
終身刑問題
私は刑罰というものの一つの役目はその抑止力にあると思いますので、死刑が廃止されるなら終身刑を加えてほしいと言う考えです。死刑廃止論者かそうでないかとと言えば死刑はあったほうが良いと思います。話は変わりますが、日本の裁判で一番疑問に感じるのは被告に反省を促して情状酌量に持っていこうというストーリーを裁判官、検事、弁護士の三者が当たり前の様に演じていることです。罪が少しでも軽くなると言われれば被告もそのストーリーに加わるために反省の振りをするでしょう。時たま反省のそぶりを見せない被告に出会うと「しっかりと言いたいことを言え」と応援したくなります。可笑しいでしょうか。
今日の一枚も春の季節の花です。
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