M-1 “Meant For You“
ビーチ・ボーイズ史上最高に穏やかで平和な38秒。ブライアン・ソロの『駄目な僕』も1曲目がこの曲だった!歌詞も最高。だけどコレ歌詞はマイクだから、きっと真意はメディテーション讃歌だよね?
座って 目を閉じると 平和な気持ちになるんだよ
君にも 味わってほしいな・・・
もう、マイクめーっ!見え見えなんだよっ!(でもとってもイイ曲!)
M-2 “Friends“
2分半でこんだけのことが出来るのです。最近ので5分もある曲、それだけでもうちょっと聴き辛くなっちゃう。でもこの曲は死ぬまで聴ける。1万回だって聴ける。カールのジェントルなヴォーカルにピッタリな調子の歌詞「友だちでいよう!)」、その優しげで穏やかな曲調が素敵でたまりません。これぞ傑作!でぃんでぃぷりー、でぃんでぃぷらー♪
M-3 “Wake The World“
なんというか、ビーチ・ボーイズの中期のこういった牧歌的な小品には、その曲の中で日が暮れるまで、いや永遠にその曲の中で遊んでいたい、戯れ続けていたい、とでもいったような危ない魅力が潜んでいるように思う。足下はキレイな芝生で、頭上には太陽がさんさん。何も問題が無いようにも見えるのだけど、それって普通じゃないよね、雨の日もあるハズだよね、っていう怖さ。
M-4 “Be Here In The Morning“
ブライアンのリード・ヴォーカル。サビでカールに交代。ちなみにこのブライアン、ヴァースもサビも変。ノリノリな気がする。この変さがクセになる。これも先ほどの曲と同じで、牧歌的なんだけど、どっか怖い。言わずもがなブライアンの、ビーチ・ボーイズの資質だと思う。録音も凝ってて、右で色んな音鳴ってるなー。
M-5 “When A Man Needs A Woman““
これは比較的ほんとうに牧歌的に鳴ってる曲だと思う。右で軽やかに跳ねるギターが心地よい。
初めて子供が出来て、生まれて来るのを待ちわびている気持ちを唄った曲で、内容的には“素敵じゃないか“ の続編?と思ったりもするけれど、それにしては曲自体が少し弱いでしょうか。しかしブライアンのラフで軽ーいヴォーカルは、他の曲にありそでなさそな魅力がある。
M-6 “Passing By“
キタッ!この曲、異常なまでに好き。インスト曲。『ペット・サウンズ』からさえも遠く離れてかなり洗練されている。たった2年後のことなのに!これ聴くと、中期ビーチ・ボーイズに歌詞なんていらないんじゃないかと極端なことさえ思う。ブライアンの唄声(ア~ア~だけ)はまだ天使の羽衣をまとっているし。これだけだったら美しい曲なのに、「ぶぉう、ぶぉう」とベース・ハーモニカが後半フェイド・インで入ってきて、結構な存在感をかましてくれるのがまた独特の味わいに。
M-7 “Anna Lee, The Healer“
久しぶりに聴く(このアルバムで)爽やかなハーモニーにホッとする。だけど唄われるのが「アナ・リー」という女性の名前を借りて実は「マハリシ」のことだったりして、やっぱり怖い。
マイクめーっ!
M-8 “Little Bird“
豪快男児な見てくれとは裏腹に実は誰よりも繊細男のデニス・ザ・三男のビーチ・ボーイズへの初提供ソング。この曲を聴くとどこかのバンドのリアム・ザ・三男という男が、これまた暴れん坊キャラを振りかざしておきながら初提供ソングは泣ける程、か細くて優しかったという“Songbird“という曲を思い出す。鳥つながりだし。音楽言語がブライアンと同じレベルに初めっから到達しているとしか思えない圧倒的な素晴らしさ。
M-9 “Be Still“
これもデニスがヴォーカル/作曲ソング(どちらの曲もカリニッチという人との共作)。
歌詞はデニスが書いたんだろうか。自分に言い聞かせているような、とても切ない歌詞。
M-10 “Busy Doin' Nothin'“
個人的には“Friends“ と “Passing By“ と、この “Busy Doin' Nothin'“がこのアルバムの白眉。ビーチ・ボーイズにはめずらしいボサ・ノヴァ。なんなんだ、この洗練っぷりは!最高。このままブライアンがなんとかもっと本気で作曲を続けていったなら、いったいどんな音楽を作り得たんだろう。何気ない瑣末の羅列で、情けない独り言といった歌詞も、冴えてて泣ける。
M-11 “Diamond Head“
初っぱなから雷が轟くトンデモ曲。タイトル通り、ハワイア~ンな雰囲気で終止攻め込まれる(波音SEもあり)。ブライアンのハワイに対する憧憬は並大抵ではなく、初期の “Hawaii“ (ダイスキ!!)から、新装スマイルの “In Blue Hawaii“ まで、かなりしつこいというか。アロハもよく着てるし。ブライアンにとってのある種の桃源郷なのかな。
M-12 “Transcendental Meditation“
マイクめ~~~っ!!(でもスキよ)
ジャケットも68年(というより67年ですね、コレは。1年遅れてる?)な気分でスキですね。
ところでこのジャケットの左端にドデーンといる人は誰?(緑色のとこ)私にはサザエさんのヅラを被ったポール・マッカートニーにどうしても見えてしまうんだけど・・・。こんな人ビーチ・ボーイズにいたっけか??
ビーチ・ボーイズ史上最高に穏やかで平和な38秒。ブライアン・ソロの『駄目な僕』も1曲目がこの曲だった!歌詞も最高。だけどコレ歌詞はマイクだから、きっと真意はメディテーション讃歌だよね?
座って 目を閉じると 平和な気持ちになるんだよ
君にも 味わってほしいな・・・
もう、マイクめーっ!見え見えなんだよっ!(でもとってもイイ曲!)
M-2 “Friends“
2分半でこんだけのことが出来るのです。最近ので5分もある曲、それだけでもうちょっと聴き辛くなっちゃう。でもこの曲は死ぬまで聴ける。1万回だって聴ける。カールのジェントルなヴォーカルにピッタリな調子の歌詞「友だちでいよう!)」、その優しげで穏やかな曲調が素敵でたまりません。これぞ傑作!でぃんでぃぷりー、でぃんでぃぷらー♪
M-3 “Wake The World“
なんというか、ビーチ・ボーイズの中期のこういった牧歌的な小品には、その曲の中で日が暮れるまで、いや永遠にその曲の中で遊んでいたい、戯れ続けていたい、とでもいったような危ない魅力が潜んでいるように思う。足下はキレイな芝生で、頭上には太陽がさんさん。何も問題が無いようにも見えるのだけど、それって普通じゃないよね、雨の日もあるハズだよね、っていう怖さ。
M-4 “Be Here In The Morning“
ブライアンのリード・ヴォーカル。サビでカールに交代。ちなみにこのブライアン、ヴァースもサビも変。ノリノリな気がする。この変さがクセになる。これも先ほどの曲と同じで、牧歌的なんだけど、どっか怖い。言わずもがなブライアンの、ビーチ・ボーイズの資質だと思う。録音も凝ってて、右で色んな音鳴ってるなー。
M-5 “When A Man Needs A Woman““
これは比較的ほんとうに牧歌的に鳴ってる曲だと思う。右で軽やかに跳ねるギターが心地よい。
初めて子供が出来て、生まれて来るのを待ちわびている気持ちを唄った曲で、内容的には“素敵じゃないか“ の続編?と思ったりもするけれど、それにしては曲自体が少し弱いでしょうか。しかしブライアンのラフで軽ーいヴォーカルは、他の曲にありそでなさそな魅力がある。
M-6 “Passing By“
キタッ!この曲、異常なまでに好き。インスト曲。『ペット・サウンズ』からさえも遠く離れてかなり洗練されている。たった2年後のことなのに!これ聴くと、中期ビーチ・ボーイズに歌詞なんていらないんじゃないかと極端なことさえ思う。ブライアンの唄声(ア~ア~だけ)はまだ天使の羽衣をまとっているし。これだけだったら美しい曲なのに、「ぶぉう、ぶぉう」とベース・ハーモニカが後半フェイド・インで入ってきて、結構な存在感をかましてくれるのがまた独特の味わいに。
M-7 “Anna Lee, The Healer“
久しぶりに聴く(このアルバムで)爽やかなハーモニーにホッとする。だけど唄われるのが「アナ・リー」という女性の名前を借りて実は「マハリシ」のことだったりして、やっぱり怖い。
マイクめーっ!
M-8 “Little Bird“
豪快男児な見てくれとは裏腹に実は誰よりも繊細男のデニス・ザ・三男のビーチ・ボーイズへの初提供ソング。この曲を聴くとどこかのバンドのリアム・ザ・三男という男が、これまた暴れん坊キャラを振りかざしておきながら初提供ソングは泣ける程、か細くて優しかったという“Songbird“という曲を思い出す。鳥つながりだし。音楽言語がブライアンと同じレベルに初めっから到達しているとしか思えない圧倒的な素晴らしさ。
M-9 “Be Still“
これもデニスがヴォーカル/作曲ソング(どちらの曲もカリニッチという人との共作)。
歌詞はデニスが書いたんだろうか。自分に言い聞かせているような、とても切ない歌詞。
M-10 “Busy Doin' Nothin'“
個人的には“Friends“ と “Passing By“ と、この “Busy Doin' Nothin'“がこのアルバムの白眉。ビーチ・ボーイズにはめずらしいボサ・ノヴァ。なんなんだ、この洗練っぷりは!最高。このままブライアンがなんとかもっと本気で作曲を続けていったなら、いったいどんな音楽を作り得たんだろう。何気ない瑣末の羅列で、情けない独り言といった歌詞も、冴えてて泣ける。
M-11 “Diamond Head“
初っぱなから雷が轟くトンデモ曲。タイトル通り、ハワイア~ンな雰囲気で終止攻め込まれる(波音SEもあり)。ブライアンのハワイに対する憧憬は並大抵ではなく、初期の “Hawaii“ (ダイスキ!!)から、新装スマイルの “In Blue Hawaii“ まで、かなりしつこいというか。アロハもよく着てるし。ブライアンにとってのある種の桃源郷なのかな。
M-12 “Transcendental Meditation“
マイクめ~~~っ!!(でもスキよ)
ジャケットも68年(というより67年ですね、コレは。1年遅れてる?)な気分でスキですね。
ところでこのジャケットの左端にドデーンといる人は誰?(緑色のとこ)私にはサザエさんのヅラを被ったポール・マッカートニーにどうしても見えてしまうんだけど・・・。こんな人ビーチ・ボーイズにいたっけか??
随分前にコメント頂いてたにも関わらず、お返事せずに失礼しておりました。
もう見ていらっしゃらないかも知れませんが…
ブルースなんですかねぇ、ドノバンなんですかねぇ。
でも結局どっちでも良くて、こういう話するのが面白いですね。
コメントありがとうございました。
このアルバムって、ビーチ・ボーイズの他のアルバムに比べても、独特で抜きん出た魅力がありますものね。
さて、でぃんでいぷりー♪ですが、分からないです、ごめんなさい。しゅびどぅびどぅば♪みたいに意味の無いものなんじゃないかなぁと私は思っているんですけど・・・。真実はどうなんでしょう??
そういや、フレンズの、でぃんでぃぷりー、でぃんでぃぷらーの部分、何て言っているんでしょうねぇ???ご存知ですか??
うぉー、冒頭2曲をライブで聴かれたのですねぇ。うらやまじぃ~~。
ブライアン、お気に入りの2曲でもあるのですね。あ、そう言えばブライアンのお気に入りアルバムでもあるのですよね、この『Friends』は♪
春の到来を告げるアルバム。しかし、ぽかぽか、ゆるゆるで眠くなっちゃいましたか。春眠暁を・・・ですしね(笑)
ペット・サウンドツアーでMeant For You~Friends
をメドレーでやってくれ、うれしかった思い出があります。
今朝CD取り出しもう一度聴いた。”春がきた”ってささやく感じでも、まだ眠いよ・・・もう一度お休み。
私は冗談のつもりで、ポールとドノヴァンにしか見えんよなぁ、でもこれは多分ブルースとアルのつもりなんだろうなぁ(←作者に失礼)、なんて思っていたのですが・・・。ホントにそうだったとは・・・!
そうだ、そうだ、この2人はインドでのマイクのマブダチだったんでした!(笑)そっかー。オレのフレンズはこっちだよ、みたいな(笑)だから2人だけ色も大きさも他と違うんだぁ。うわー面白いですね。目からウロコ落ちまくりました。ありがとうございまっす!
それにしてもインド滞在がそれぞれのアーティストにもたらした影響も面白いですよね。
このアルバム、この季節に合うだろうなぁと思いチョイスしてみました。とらじろうさんも聴いてらっしゃいましたか~♪
あっという間に聴き終わっちゃいますねー。気がついたら終わってます。私も一日何回でも聴けます。昨日も何回聴いたことか(^^)
2曲目イイですよね♪唯一きちんと堂々とした名曲ですね、このアルバムん中でw
確かにまとまりあるんですよね、曲の雰囲気とか。やたらふわふわ、ゆるゆるしてるという。ビーチ・ボーイズがバンドとして最後になんとかまとまったアルバムなのでしょうか。
一枚で一つの曲かぁ。ナルホドなぁ。そんなカンジしますね。
まぁ、このアルバムから感じるTMがらみの胡散臭さい雰囲気も当時のLove&Peaceの空気を伝えているとも言えるし、純粋に音に耳を傾ければ穏やかでとっても気持ちいいんですよね。実は僕も最近ずっと聴いてたんです。今の季節にぴったりですよね。
名曲率は低いですが、まとまりがあって1枚で一つの曲って感じ?
全曲コメントお見事です。俺は2曲目が好き。
結構流し聴きにヨイんですよね~。けだるい午後かなんかに。
ママ・セッズ、イイっすねー。歌詞もイッっちゃってますし 笑
あ、ジャケ、そう思わはります?良かった(笑)
実は右の人も気になってんですよ。ドノヴァン?
38秒といえば、僕は「Wild Honey」に入ってる67秒の「Mama Says」も大好きです。
>>サザエさんのヅラを被ったポール
ははは(笑)。ホントだ。これは誰だろう?