モータウンの始まりを聴いていますと、どうしてもあるアーティストが思い浮かびます。その名はジャッキー ウィルソン。彼の偉大さを改めてヒシヒシ感じます。流石、地元のヒーロー。というか、ベリー ゴーディの2匹目のドジョウを狙う為のなりふり構わないパクリ戦法?まぁジャッキーのヒット曲を書いていたのが他ならぬこのゴーディだったので、ある意味正当性がありますが、イミテイターらしき人がちらほら。
その中になんと我が愛しのジミー ラフィンまで!
そのジミーの曲はモータウンの中の"ミラクル"というレーベルの第1段シングルになっているのですが、そのミラクルという所がなかなか面白いのですよね。何せスローガンが
「この曲がヒットしたら、それはミラクル(奇跡)だ!」
という、超やけっぱちなもの(笑)期待されてない感、溢れてるでしょう?
ここはシングル12枚で終わった短命レーベルで(そんなスローガン作るからだ 笑)、他のアーティストを見ても、前回書いた、ベリー ゴーディの奥さんとか、ここから1枚出したきりで消えて行った方が多くて、なんだかアーティスト墓場のような、不吉な匂いがぷんぷんする所。
そんな"ミラクル"第1段アーティストに選ばれてしまった可哀想なジミー ラフィンは、その曲が全くヒットしなかった為か、その後2年半もの間、レコーディングの機会がなかったそうです。その間、車のフォード社で働きつつ(さすが、デトロイト!)、週末はクラブで歌ったり、テンプス加入前の弟のデビッドの横でギターを弾いたりして、デビッドの音楽監督らしき役割をして、導いていたらしいです(兄キ、泣かせます)。この時の苦労した経験があったからこそ、ほろ苦さが大変ニクい、後の大ヒット曲が生まれたのかもしれませんね。
さて、ちなみにゴーディの奥さんはここの2枚目のシングルを出してて、芸名はLITTLE IVA。少し前に"ロコモーション"の大ヒットを飛ばしたあのリトル エヴァを勿論もじっての名前だそうで…。リトル イヴァ…。アイヴァ?どっちにしても、力抜けるわ!
あと3枚目はジノ パークスという人。この人もここに1枚のみですが、その唯一の曲がコースターズにそっくり…。
で4枚目はアンドレ ウィリアムスという人で、この人も1枚のみで、"スタッガリー"ならぬ"ローザ リー"というちょっとそれっぽい曲…。
とまぁ、なんともお茶目で愛すべきなレーベルで、後の、ヒットの為なら何でもアリさ!的なモータウンのスピリットの原形のようなレーベルなのです。
が、しかし!ここに1つ、名前の通り本当のミラクルが潜んでいまして。
実はこのミラクルからなんと、あのテンプテーションズが出してんですよね!しかも2枚も!もちろんデビッド ラフィン加入前のテンプスです。彼らのデビューはタムラでもモータウンでもなく、不吉なミラクルだったんですね~(笑)。最初は期待されてなかったのかな?果たして、その出来は如何に!?という所ですが、まぁ、普通でしょうか^_^; そしてやはりヒットせず、ミラクルはテンプスの2枚目のシングルで幕を閉じます。
そんなわけで私は勉強不足で全く知らなかったわけなんですが、ジミー ラフィンもテンプテーションズも、そして実はシュプリームスも!(こちらはタムラから)こんな早い時期、このボックスシリーズで言う所のvol.1からシングルを出してたんですね。ホント意外でした。彼らはもっと後のvol.3辺りで初シングルかなぁ~なんて思ってましたので、こんなに早くお目見えするとは、嬉しい驚きでした。
テンプスの初シングル曲は、も少し聴き込んでみますが、個人的に、シュプリームスの初シングル曲"I want a guy"って曲には、最初からかなりグッと来ています。耳にコッテリ残るミディアムバラードで、ダイアナが良いのです!
その中になんと我が愛しのジミー ラフィンまで!
そのジミーの曲はモータウンの中の"ミラクル"というレーベルの第1段シングルになっているのですが、そのミラクルという所がなかなか面白いのですよね。何せスローガンが
「この曲がヒットしたら、それはミラクル(奇跡)だ!」
という、超やけっぱちなもの(笑)期待されてない感、溢れてるでしょう?
ここはシングル12枚で終わった短命レーベルで(そんなスローガン作るからだ 笑)、他のアーティストを見ても、前回書いた、ベリー ゴーディの奥さんとか、ここから1枚出したきりで消えて行った方が多くて、なんだかアーティスト墓場のような、不吉な匂いがぷんぷんする所。
そんな"ミラクル"第1段アーティストに選ばれてしまった可哀想なジミー ラフィンは、その曲が全くヒットしなかった為か、その後2年半もの間、レコーディングの機会がなかったそうです。その間、車のフォード社で働きつつ(さすが、デトロイト!)、週末はクラブで歌ったり、テンプス加入前の弟のデビッドの横でギターを弾いたりして、デビッドの音楽監督らしき役割をして、導いていたらしいです(兄キ、泣かせます)。この時の苦労した経験があったからこそ、ほろ苦さが大変ニクい、後の大ヒット曲が生まれたのかもしれませんね。
さて、ちなみにゴーディの奥さんはここの2枚目のシングルを出してて、芸名はLITTLE IVA。少し前に"ロコモーション"の大ヒットを飛ばしたあのリトル エヴァを勿論もじっての名前だそうで…。リトル イヴァ…。アイヴァ?どっちにしても、力抜けるわ!
あと3枚目はジノ パークスという人。この人もここに1枚のみですが、その唯一の曲がコースターズにそっくり…。
で4枚目はアンドレ ウィリアムスという人で、この人も1枚のみで、"スタッガリー"ならぬ"ローザ リー"というちょっとそれっぽい曲…。
とまぁ、なんともお茶目で愛すべきなレーベルで、後の、ヒットの為なら何でもアリさ!的なモータウンのスピリットの原形のようなレーベルなのです。
が、しかし!ここに1つ、名前の通り本当のミラクルが潜んでいまして。
実はこのミラクルからなんと、あのテンプテーションズが出してんですよね!しかも2枚も!もちろんデビッド ラフィン加入前のテンプスです。彼らのデビューはタムラでもモータウンでもなく、不吉なミラクルだったんですね~(笑)。最初は期待されてなかったのかな?果たして、その出来は如何に!?という所ですが、まぁ、普通でしょうか^_^; そしてやはりヒットせず、ミラクルはテンプスの2枚目のシングルで幕を閉じます。
そんなわけで私は勉強不足で全く知らなかったわけなんですが、ジミー ラフィンもテンプテーションズも、そして実はシュプリームスも!(こちらはタムラから)こんな早い時期、このボックスシリーズで言う所のvol.1からシングルを出してたんですね。ホント意外でした。彼らはもっと後のvol.3辺りで初シングルかなぁ~なんて思ってましたので、こんなに早くお目見えするとは、嬉しい驚きでした。
テンプスの初シングル曲は、も少し聴き込んでみますが、個人的に、シュプリームスの初シングル曲"I want a guy"って曲には、最初からかなりグッと来ています。耳にコッテリ残るミディアムバラードで、ダイアナが良いのです!