はるみのひとり言

気ままなお散歩と猫と美味しいもん

等持院へ・・・

2006-12-14 | 京都でお散歩
等持院駅で下車。
この駅も誰~れもいてはりませんでした
トコトコ歩いて等持院に向かいました



等持院に到着

暦応4年(1341)に足利尊氏が天龍寺の夢窓疎石を開山として衣笠山の南麓に創建されました。
足利氏の菩提寺である等持寺の別院として建立され北等持寺と呼ばれました。
尊氏の塔所が北等持寺に定められると、尊氏の法名"等持院仁山妙義"により寺号を等持院と改めました。
義満・義政将軍が全力を尽くして発展させ禅宗十刹の筆頭寺院となり、足利将軍歴代の菩提所とまりました。



門を潜って庫裏に向かいます。



庫裏から見た風景



順路通り歩いて方丈に行きました。
こちらが方丈前のお庭
広縁は鶯張りで歩くとキュッキュッと心地よい音がします



こちらが霊光殿
歴代足利将軍像と徳川家康の像が安置されています。
ひんやりとしてて、何となく不気味な雰囲気でした



こちらが方丈北庭
夢窓疎石の作庭として伝わる三大名園の1つです。



書院から眺める庭園の西側の芙蓉池



こちらは東側の心字池
心字池とは草書体の心の字をかたどって作られた池のことです。

芙蓉池が"陽"、心字池が"陰"を表しているんだそうです

少し薄暗い雰囲気だけど、鳥の鳴き声が聞こえたりでなんだか落ち着きます

この2の池の間に足利尊氏のお墓がありました。



芙蓉池の後ろの少し小高くなったところに茶室 清漣亭がひっそりと建っています

せっかく良い眺めなのに、後ろの近代的な建物でちょっと残念です~
等持院の北にある立命館大学の校舎のようですね。



義政好みの茶室と言われる上段一畳を貴人床とする二畳台目の席で、この上段一畳に眺める芙蓉池のお庭は格別なんだとか。


早春の頃には樹齢400年以上の有楽椿(侘助椿)の大樹が綺麗な花を咲かせるそうで、またその頃にでも行ってみたいな~

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