はるみのひとり言

気ままなお散歩と猫と美味しいもん

スウィート・エンジェル

2013-08-28 | こんな映画観たよ

 
(2013年 アメリカ 原題 SWEET WATER  未公開)

10月発売予定だったのでポチろうと思っていたら、なぜかレンタル開始になっていたので予約。
観れるの来年あたりかなと思ってたんで、早く観れて嬉しい。

(以下、ネタバレなんで氣ぃつけて~)

舞台ははニューメキシコ。
ミゲルとサラ夫婦は犬のチャックと共に僅かな農園を開拓しながら幸せに暮らしていました。
しかし隣には広大な土地を所有するジョサイアが住んでいました。
神にこの地を聖地とせよと言われた予言者といい、教会を建て町の人たちからも指示を得ています。

表向きは紳士的な牧師さんのように思えるのですが、実は自分の考えに従わない者は神の名のもとに裁きを与えるようなとんでもない奴なのです。
日曜礼拝とか開催してるんですが、何か怪しい教団みたいな雰囲気です。

ミゲル夫婦も仲間に入れ、彼らの土地を没収したいと思ってるみたいなんだけど、断られてるので内心はかなり気に入らないようです。羊を放牧してミゲルの土地を荒らさせたり嫌がらせをします。
困り果てたミゲルは礼拝の日に話し合いに行くんですが、言いがかりをつけられたと逆切れ。
自分が一番正しいと信じ、人の考えは一切認めません。

ジョサイアはキリスト教と白人優位の考えを持っていて、他の宗教や人種を認めない人。
メキシコ人のミゲルを軽視しています。妻のサラは白人ですが、家庭の事情で娼婦をしてた時期もあり、ジョサイア支持者の町の有力者はこの夫婦に冷たいです。

怒りを抑えられないジョサイアはミゲルが一人でいる農園に現れ、この土地の毒だと言い放ち殺害。死体を隠します。
殺されたことを知らないサラはミゲルを探し歩き教会にも行きますが、白を切るジョサイア。
それどころかミゲルに捨てられたんだと言い、無理矢理強姦。
土地もサラも自分のものにしたいようです。

同じ頃、リーデイ&ジェイコブ兄弟の行方を追うため、新たな保安官として町に来たジャクソンは、調べていくうちに兄弟の殺害にジョサイアらが関わってるのではないかと思います。
ジャクソン保安官の失礼な態度に内心憤慨しているジョサイア。

ある日農園に向かっていたサラはジョサイアの支持者を見つけ、ミゲルが殺害されてたこと知ってしまい怒りで2人を撃ち殺します。
そしてミゲルを埋葬し後、復讐を誓うサラ。ジョサイア支持者らを次々を殺害していきます。
兄弟と支持者の殺人を調べるジャクソン保安官も、町で起ってる事件の真相に気づき始めますが・・。


予告では妻の復讐劇になるシーンから軽快な音楽が流れてたんで、派手な復讐劇になるのかなと思ってたんですがわりに静かな感じでした。
優しいミゲルと結婚してやっと掴んだ幸せなのに、すべてを奪われてしまって復讐したくなるよ。
ジャクゾン保安官と手を組むのかな~と思ってたけどそうでもなく。。
ミゲルを埋葬した隣にもう一つ穴があったから、復讐後は死ぬつもりなのかな~。
サラの気持ちを思ったらウルウルなってしまいました。
対決の結末はあっさりだったけど、憎い気持ちが伝わるね。

ジャクソン保安官役のエド・ハリスさん。てっぺん薄の長髪白髪頭で異様な雰囲気です。
保安官に思えない変人みたいですが、いい仕事しはります。
前保安官をボコボコにするシーンは笑ってしまいました。

ジョサイアさんのカリスマ牧師ぶりもたまりません。
ジェイコブ兄弟がゾンビに見えるぅ~。




素敵な旦那様を演じられてるノリエガさん。
開始30分弱で殺されてしまいますが・・・。あのシーン、ホラーにならなくてよかった。

派手な西部劇ではありませんが良かったと思います。



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